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机(つくえ)やテーブルなどの下にもぐったり、ざぶとんなどで頭(あたま)を守ったりするなど、おちついて自分の身を守りましょう。
また、危険(きけん)なところからはなれましょう。
大きな家具(かぐ)のまわり、窓(まど)ガラスの近く、自分の背(せ)より高い塀(へい)、上から落(お)ちてきそうなものがある場所など。
ゆれがおさまったら、火の元を確認しましょう。
火が出ていたら、近くにいる人に大声で知らせて、119番に電話(でんわ)しましょう。
家の中で動くときはスリッパをはき、外へ避難(ひなん)するときはくつをはきましょう。
隣近所の人と「けがはない?」「だいじょうぶ?」などと声をかけあい、みんなで助け合いましょう。
避難するときは、「おかしもち(おさない・かけない・しゃべらない・もどらない・ちかづかない)」の約束を守って、まわりの大人の言うことをよく聞きましょう。
大雨が降ったときに備(そな)えて、ふだんから、身のまわりの危険な場所を確認したり避難について考えたりしておきましょう。
黒い雲が近づいてきたり、急に冷たい風が吹(ふ)いてきたりしたら、大雨が降ってくるかもしれません。
外にいるときは、早めに家に帰りましょう。
雨が強くなってきたら、テレビやラジオ、ホームページなどで、最新(さいしん)の気象情報(きしょうじょうほう)、防災情報を確認しましょう。
避難するときは、ひもでしめられる運動ぐつをはきましょう。
家から避難所(ひなんじょ)へ移動(いどう)する間は、足元に注意して安全を確認しながら歩きましょう。
※避難所へ避難できない場合は、家の2階(かい)など、浸水(しんすい)やがけ崩(くず)れの影響(えいきょう)を受けない、少しでも安全な場所へ移動しましょう。
家が危険な状態(じょうたい)で生活ができないときには、避難所へ避難しましょう。
避難所は、近くの市民センター、市立小学校・中学校です。
各避難所には、食べ物、飲み水、毛布、簡易(かんい)トイレなどが備えてあります。
日ごろから、避難所の場所や避難する道を確認しておきましょう。
避難所での生活では、みんなで協力(きょうりょく)しあい、手伝えることは自分から進んでやりましょう。
災害が起(お)きたときに、自分の身のまわりで危険な場所がないか、確認しておきましょう。
家のまわりや学校のまわり、通学路(つうがくろ)には、水があふれたり、塀がこわれたり、看板(かんばん)が落ちてきたりするなど、いろいろな危険があります。
その危険をさけるためにどうするか、家族(かぞく)や友だちと話しあってみましょう。
ハザードマップとは、災害の被害(ひがい)が予想(よそう)される区域(くいき)を表した地図です。
水戸市では、洪水(こうずい)、津波(つなみ)、土砂災害(どしゃさいがい)のハザードマップを作成しています。
みなさんが住んでいる地域(ちいき)の危険な場所をハザードマップで確認し、日ごろから災害に備えましょう。
河川(かせん)のはん濫(らん)が予想される場合や、実際(じっさい)にはん濫した場合に、市民のみなさんが避難する際に役立ててもらうために作成したものです。
▼洪水ハザードマップ那珂川(なかがわ)・藤井川(ふじいがわ)・桜川(さくらがわ)・涸沼川(ひぬまがわ)
▼桜川洪水ハザードマップ
津波災害時に、予想される浸水や避難情報(ひなんじょうほう)などがわかります。
大雨や地震のとき、がけ崩れが発生するおそれがある警戒区域(けいかいくいき)がわかります。
災害時には、正確な情報をいち早く知ることが大事です。
災害情報は、いろいろな方法で知ることができます。
災害が起きたときの家族との連絡方法(れんらくほうほう)も確認しておきましょう。
連絡方法として、災害用伝言ダイヤル171が利用できます。
※用意するものを家族みんなで話しあいましょう!
災害時には、身近なものを活用(かつよう)して工夫(くふう)することが大切です。
その一つの例(れい)が、簡易たんかの作成です。
毛布(もうふ)と棒(ぼう)(ものほしざおなど)でつくることができます。
簡易たんかにには、ケガをした人や、移動が難(むずか)しい人を運ぶ役割(やくわり)があります。