ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 水戸市子どもホームページ > 税金(ぜいきん)

本文

税金(ぜいきん)

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2023年2月20日更新 印刷ページ表示

税金(ぜいきん)ってなんだろう?

みなさんが通(かよ)っている学校や、毎日使う道路(どうろ)、遊(あそ)び場になっている公園(こうえん)などをつくるお金は、いったいどこから出ているのでしょうか?
じつは、多くの人たちが納(おさ)めている税金でつくられています。
ほかにも、警察(けいさつ)や消防(しょうぼう)の活動(かつどう)、ごみの収集(しゅうしゅう)など、わたしたちは、税金によって安全(あんぜん)で快適(かいてき)な暮(く)らしができています。

税金の種類(しゅるい)

日本には、約50種類もの税金があります。
このうち、国に納める税金を「国税(こくぜい)」、都道府県(とどうふけん)に納める税金を「都道府県税(とどうふけんぜい)」、市町村(しちょうそん)に納める税金を「市町村税(しちょうそんぜい)」とよびます。

国税

国税には、お給料(きゅうりょう)などの所得(しょとく)にかかる「所得税(しょとくぜい)」や、買い物をしたときにかかる「消費税(しょうひぜい)」、ガソリンを入れたときにかかる「揮発油税(きはつゆぜい)」などがあります。

都道府県税

都道府県税には、お給料などの所得にかかる「個人県民税(こじんけんみんぜい)」、自動車を持っている人にかかる「自動車税(じどうしゃぜい)」などがあります。

市町村税

市町村税には、お給料などの所得にかかる「個人市民税(こじんしみんぜい)」、バイクや軽自動車(けいじどうしゃ)を持っている人にかかる「軽自動車税(けいじどうしゃぜい)」などがあります。

税金の納め方

日本では、憲法(けんぽう)によって、「国民は税金を納めなければならない」と決められています。
では、税金は誰(だれ)がどのように納めているのでしょうか。

直接税(ちょくせつぜい)と間接税(かんせつぜい)

税金の納め方には、「直接税」と「間接税」の2種類があります。

直接税とは、税金を納める人と、実際(じっさい)に税金を負担(ふたん)する人が同じ税金のことです。
例(たと)えば、会社で働(はたら)いている人がお給料をもらうと、そのお給料に対して「所得税」や「県民税」、「市民税」という税金がかかります。この税金は、お給料をもらっている人が、直接、国や都道府県、市町村に納めます。税金を納める人と、実際に税金を負担している人が同じであるので、このような税金を直接税と呼んでいます。

間接税とは、税金を納める人と、実際に税金を負担する人がちがう税金のことです。
たとえば、みなさんが100円のノートを買うと、10円の消費税(しょうひぜい)がかかります。この10円を支払(しはら)うのは、ノートを買った人になりますが、実際にこの10円を国や都道府県に納めるのはお店の人になります。このように、税金を納める人と、実際に税金を負担する人がちがう税金を、間接税と呼んでいます。

消費税

市税の種類

 水戸市に納められる税金(市税)は、6種類あります。

市民税

水戸市内に住所のある人や会社にかかります。

固定資産税(こていしさんぜい)

水戸市内に土地や建物(たてもの)、事業(じぎょう)に使う機械(きかい)などを持っている人や会社にかかります。

軽自動車税

バイクや軽自動車を持っている人や会社にかかります。

市たばこ税

水戸市内のたばこの小売店(こうりてん)に売り渡(わた)した、たばこの本数に応(おう)じて、たばこの製造者(せいぞうしゃ)などにかかります。

都市計画税(としけいかくぜい)

市街化区域内(しがいかくいきない)に土地や建物を持っている人や会社にかかります。

※市街化区域:人が建物を建てて住んだり、事業や商売をする区域。

入湯税(にゅうとうぜい)

水戸市内で鉱泉浴場(こうせんよくじょう)に入湯する人にかかります。

市税収入(しぜいしゅうにゅう)の内わけ

水戸市に納めてもらっている税金(市税)の内訳は、下のグラフのようになっています。
 ※令和4年度の予算(よさん)から。

市税収入の内わけ

  市民税:210億(おく)6,262万円
  固定資産税:166億1,437万円
  都市計画税:16億7,339万円
  市たばこ税:19億3,284万円
  軽自動車税:7億5,098万円
      入湯税:1,080万円

グラフを見ると、市民税と固定資産税の割合(わりあい)が多いことがわかります。
この2つの税で、市税の約90%を占(し)めています。

市税の使いみち

納めてもらった税金は、どのようなことに使われているのでしょうか。
市税の総額(そうがく)を1万円にたとえてみてみましょう。
その1万円の使いみちは、下のグラフのようになります。

市税の使い道

民生費(みんせいひ):お年寄(としよ)りや体の不自由(ふじゆう)な人たちのために使うお金。
​公債費(こうさいひ):借入金(かりいれきん)を返すためのお金。
土木費(どぼくひ):道路や公園をつくるためのお金。
​教育費(きょういくひ):小学校や中学校、スポーツ施設(しせつ)などをつくるためのお金。
総務費(そうむひ):市役所(しやくしょ)で働く職員(しょくいん)などのお給料のためのお金。
衛生費(えいせいひ):予防接種(よぼうせっしゅ)やゴミ収集(しゅうしゅう)のためのお金。
消防費(しょうぼうひ):消防や救急活動(きゅうきゅうかつどう)をするためのお金。

このように、納めてもらった税金は、いろいろなところに使われており、みなさんの生活の安全や、快適な暮らしのために役立っています。