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ごみを減(へ)らし、資源(しげん)をたいせつにしよう!

ページID:0004123 更新日:2023年3月27日更新 印刷ページ表示

3R(すりーあーる)って何だろう

ごみを減らし、資源を大切にするために、大事な3つの言葉があります。
大事な順番(じゅんばん)にならべると、リデュース(Reduce)、リユース(Reuse)、リサイクル(Recycle)です。
英語(えいご)で書くと文字の先頭(せんとう)がみんな「R」なので、3Rとよんでいます。

リデュース(Reduce):ごみになるものを減らすこと

リデュースとは、できるだけごみの量(りょう)を少なくすることです。
ごみが出なければ、リユース、リサイクルする必要(ひつよう)がなくなるので、できるだけ「もの」が「ごみ」になることをおさえるリデュースが一番大切です。

【すぐにできるリデュース】

  • むだなものは買わない、もらわない。
  • ものは大切に長く使う。
  • 買った食品(しょくひん)はむだなく料理(りょうり)する。
  • 食べ残(のこ)しをしない。
  • マイバック、マイボトルを使用する。

リユース(Reuse):すぐに捨(す)てないで、くり返し使うこと

リユースとは一度使ったものをごみにしないで何度も使うことです。
リユースすることで、「燃(も)やす」、「リサイクルする」などのごみを処理(しょり)する量を減らすことができます。

【すぐにできるリユース】

  • 使わなくなったおもちゃや服(ふく)などは、必要とする人にゆずる。
  • 何度も使えるびんなどが使われている製品(せいひん)をえらび、中身がなくなったらお店にかえす。
  • フリーマーケットやリサイクルショップを利用(りよう)してみる。

リサイクル(Recycle):資源としてもう一度使うこと

リサイクルとは使い終わったものをもう一度資源にもどし製品をつくることです。
使い終わったものを資源物(しげんぶつ)として分別(ぶんべつ)すると、ごみを燃やす量を減らすことができます。

【すぐにできるリサイクル】

  • 資源物はルールを守って分別する。
  • リサイクル製品を買って利用する。

食品ロスを減らそう

食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食べ物のことです。
日本では食べ残しなどで1年間に約522万トンの食べ物が捨てられています。これは、毎日1人あたりお茶碗(ちゃわん)1杯分の食べ物が捨てられていることになります。
捨てられてしまった食べ物はごみになるので、食品ロスを減らすことで、ごみを減らすことにもつながります。

【食品ロスを減らすためにできること】

  • 給食(きゅうしょく)やお家でのごはんは残さず食べる。
  • レストランでは食べられる分だけ注文(ちゅうもん)する。
  • 食べきれないときは「きずなBOX」※に寄付(きふ)する。
  • 「賞味期限(しょうみきげん)」と「消費期限(しょうひきげん)」を正しく知る。

「賞味期限」:おいしく食べられる期限。いたみにくい食べ物についています。
       →期限をすぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。

「消費期限」:安全に食べられる期限。いたみやすい食べ物についています。
       →期限をすぎたら食べないようにしてください。

※きずなBOX:食品を必要としている人や施設などに提供(ていきょう)するため、だれでも寄付することができる食品の受け取り箱。
水戸市には、市役所や市民センターなど、52か所に設置(せっち)されています。

ごみと資源物の分け方・出し方

水戸市のごみと資源物の分け方・出し方は、5種16分別になっています。
種類(しゅるい)ごとに分けて出されたごみと資源物は、清掃工場(せいそうこうじょう)えこみっとに運ばれます。えこみっとでは、ごみを燃やしたり、資源物をさらに細かく分けています。えこみっとで分けた資源物は、リサイクルをする会社に渡していろいろなものにリサイクルされています。

分け方・出し方の基本ルール

資源物の再生利用

清掃工場えこみっとのしくみ

清掃工場えこみっとは、ごみ焼却施設(しょうきゃくしせつ)とリサイクルセンターからできています。
ごみ焼却施設は、みんなの家から出たごみを安全に燃やす施設です。ごみを燃やした時に出る蒸気(じょうき)を利用して電気(でんき)をつくっています。
リサイクルセンターは、みんなの家から出た燃えないごみや資源物を処理する施設です。処理された資源物は再生品(さいせいひん)となってみんなのもとにかえってきます。

えこみっと

敷地(しきち)の広さ

約47,865平方メートル

建物(たてもの)の大きさ

  • 面積(めんせき):約22,458平方メートル
  • 高さ:約30メートル (煙突(えんとつ)は59メートル)
  • 構造(こうぞう):鉄骨鉄筋(てっこつてっきん)コンクリート造(ぞう)
  • 階数(かいすう):地下(ちか)1階、地上(ちじょう)5階

ごみ焼却施設

  • 処理できるもの:燃えるごみ
  • 処理する方法(ほうほう):全連続燃焼式(ぜんれんぞくねんしょうしき)ストーカ炉(ろ)
  • 処理する能力:330トン/日(110トン/日×3炉)
  • 発電(はつでん)する力/9,550キロワット

ごみ焼却施設

リサイクルセンター

  • 処理できるもの:燃えないごみ、粗大(そだい)ごみ、びん・缶類(かんるい)、ペットボトル、白色(はくしょく)トレイ、プラスチック製容器包装(せいようきほうそう)、有害(ゆうがい)ごみ、布類(ぬのるい)、紙類(かみるい)
  • 処理する能力(のうりょく):55トン/日(破砕設備(はさいせつび)24トン/日、選別設備(せんべつせつび)31トン/日)

リサイクルセンター1

リサイクルセンター2

すごいぞ!えこみっと1

ごみを燃やすときにはガスが発生しますが、えこみっとではガスの中に含まれる有害なものをとりのぞいて外に出さないようにしています。えこみっとは環境(かんきょう)にやさしいのです。

すごいぞ!えこみっと2

ごみを燃やすときに発生する蒸気で電気をつくっています。つくられた電気はえこみっとなどで使っています。えこみっとはエネルギーを有効活用(ゆうこうかつよう)しているのです。

すごいぞ!えこみっと3

ごみを燃やしたり、資源物を処理しているところを見学できます。また、環境について学ぶことができる展示(てんじ)スペースなどがあります。