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誰もが安心(あんしん)で快適(かいてき)な生活を送るには話し合いが必要(ひつよう)です。しかし、そのためにすべての人が集まって話し合うことはできません。
そこで、わたしたちの代わりとして選(えら)ばれた代表者が、国や県、市の議会(ぎかい)で話し合います。
その代表者を投票(とうひょう)によって選ぶ方法が「選挙」です。
みなさんのまわりでも選挙が行われていると思います。
たとえば、学級委員長(がっきゅういいんちょう)や児童会長(じどうかいちょう)を選ぶ選挙などです。
自分たちの代表者を選ぶには、きちんとその人の考え方や意見などを聞いて選ぶことが大切です。
国や県、市の議会で話し合う代表者を選ぶ場合でも同じです。
わたしたちの代表者として政治(せいじ)を行うのですから、きちんと選ばなくてはなりません。
どのような代表者を選ぶかによって、わたしたちのくらしは大きく変わります。
選挙は、わたしたちの生活にかかわる大切なものなのです。
国政選挙(こくせいせんきょ)、地方選挙(ちほうせんきょ)などいろいろな選挙があります。
明るい選挙のイメージキャラクター
「選挙のめいすいくん」
国政選挙
地方選挙
※これらに当てはまる場合でも、一定の刑罰(けいばつ)を科(か)せられた人などは選挙権を持つことができません。
国 | 地方公共団体(ちほうこうきょうだんたい) | ||||
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衆議院議員 (しゅうぎいんぎいん) |
参議院議員 (さんぎいんぎいん) |
議員(ぎいん) | 長 | ||
年齢が満25歳以上 | 年齢が満30歳以上 | 都道府県議会議員 (とどうふけんぎかいぎいん) |
市町村議会議員 (しちょうそんぎかいぎいん) |
都道府県知事 (とどうふけんちじ) |
市町村長 (しちょうそんちょう) |
その選挙権を有し、年齢が満25歳以上 | その選挙権を有し、年齢が満25歳以上 | 年齢が満30歳以上 | 年齢が満25歳以上 |
現在(げんざい)、日本国民はだれでも、18歳になると選挙権を持ちます。
しかし、昔(むかし)は、限(かぎ)られた人しか選挙権がありませんでした。
長い歴史をへて、現在の制度(せいど)ができたのです。
明治23(1890)年第1回 満25歳以上・男子、 直接国税(ちょくせつこくぜい)15円以上 |
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明治35(1902)年第7回 満25歳以上・男子、 直接国税10円以上 |
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大正9(1920)年第14回 満25歳以上・男子、 直接国税3円以上 |
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昭和3(1928)年第16回 満25歳以上・男子 (男子普通選挙(だんしふつうせんきょ)) |
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昭和21(1946)年第22回 満20歳以上・男女 (完全普通選挙(かんぜんふつうせんきょ)) |
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平成24(2012)年第26回 年齢満20歳以上・男女 (完全普通選挙) |
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