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こども基本法(きほんほう)とは,すべてのこどもが幸せ(しあわせ)に暮らす(くらす)ことができる社会(しゃかい)をつくるための法律(ほうりつ)です。
こども基本法は,まち全体(ぜんたい)でこどものための取組(とりくみ)を行う(おこなう)に当たって(あたって)の基本的(きほんてき)な考え方(かんがえかた)を決めて(きめて)います。
こどものための取組は「こども施策(しさく)」といいます。
こども施策は,次(つぎ)のようなことがあります。
☆ 大人(おとな)になるまでの心(こころ)や体(からだ)の成長(せいちょう)をサポートすること
☆ こどもを育てる(そだてる)人(ひと)たちをサポートすること
基本的な考え方は「基本理念(きほんりねん)」といいます。
こども施策は,6つの基本理念を大切(たいせつ)にして行います。
☆1☆
すべてのこどもは大切にされ,基本的な人権(じんけん)が守られ(まもられ),差別(さべつ)されないこと。
☆2☆
すべてのこどもは,大事(だいじ)に育てられ,生活(せいかつ)が守られ,愛され(あいされ),保護(ほご)される権利(けんり)が守られ,平等(びょうどう)に教育(きょういく)を受けられる(うけられる)こと。
☆3☆
すべてのこどもは,年齢(ねんれい)や成長(せいちょう)にあわせて,自分(じぶん)に直接関係(ちょくせつかんけい)することに意見(いけん)を言えたり(いえたり),社会のさまざまな活動(かつどう)に参加(さんか)できること。
☆4☆
すべてのこどもの意見が年齢や成長にあわせて,大事にされ,こどもの今(いま)とこれからにとって最も(もっとも)良い(よい)ことが優先(ゆうせん)して考えられること。
☆5☆
こどもを育てている家庭(かてい)のサポートが十分(じゅうぶん)に行われること,家庭で育つことが難しい(むずかしい)こどもに家庭と同じ(おなじ)ような環境(かんきょう)が用意(ようい)されること。
☆6☆
家庭やこどもを育てることに夢(ゆめ)を持ち(もち),こどもを育てる喜び(よろこび)を感じ(かんじ)られる社会をつくること。
こども家庭庁(かていちょう)のホームページでは,こども基本法についてのクイズや動画(どうが)を紹介(しょうかい)しています。
ぜひ,見てくださいね!
「こども家庭庁 こども向けホームページ こども基本法とは」<外部リンク>
☆クイズや動画があります!
「こども家庭庁 ホームページ こども基本法」<外部リンク>※難しいときは,大人の人に読んで(よんで)もらいましょう。
☆パンフレットやクイズ動画があります!
こども基本法では,こどものみなさんの意見を聴き(きき)ながら,こども施策に取り組むこととしています。
水戸市には,こどものみなさんが水戸市に考えや気持ち(きもち)を伝える(つたえる)ための仕組み(しくみ)として,「みとっこ未来(みらい)クラブ」があります。
みとっこ未来クラブメンバーになって,みなさんの声を水戸市に届け(とどけ)よう!
くわしくは,こちら「みとっこ未来クラブメンバーを募集しています。」を見てくださいね!