ほかの都市との交流（こうりゅう）

姉妹都市（しまいとし）

姉妹都市とは、友好（ゆうこう）、親善（しんぜん）のために特別に交流している都市のことです。
水戸市の姉妹都市は、敦賀市（つるがし）（福井県（ふくいけん））です。

敦賀市＜外部リンク＞（福井県）
人口　63,731人（令和4年11月末現在）

江戸時代（えどじだい）の終わりごろ、武田耕雲斎（たけだこううんさい）を総大将（そうだいしょう）とする、水戸の天狗党（てんぐとう）一行が京に上る途中（とちゅう）、幕府（ばくふ）に降伏（こうふく）し、352人が敦賀市の松原海岸で処刑（しょけい）されました。処刑された人々は、その後敦賀の人たちによって手あつく葬（ほうむ）られ、松原神社にまつられました。
昭和39（1964）年10月10日、松原神社100年祭が行われたのを機に、水戸市と敦賀市は、昭和40（1965）年4月30日姉妹都市となりました。
毎年、10月10日の松原神社例大祭（れいたいさい）には水戸市の関係者が参列（さんれつ）するほか、観光交流（かんこうこうりゅう）や少年交歓研修生（しょうねんこうかんけんしゅうせい）の相互派遣（そうごはけん）など各分野で親善が図（はか）られています。

親善都市（しんぜんとし）

親善都市とは、友好、親善のために特別に交流している都市のことです。
水戸市の親善都市は、彦根市（ひこねし）（滋賀県（しがけん））と高松市（たかまつし）（香川県（かがわけん））です。

彦根市＜外部リンク＞（ひこねし）（滋賀県（しがけん））
人口　111,694人（令和4年11月末現在）

水戸市と彦根市は、安政（あんせい）の大獄（たいごく）や桜田門外の変（さくらだもんがいのへん）以来の歴史的（れきしてき）なわだかまりをこえ、明治100年を機に、敦賀市の仲立ちにより、昭和43（1968）年10月29日、親善都市となりました。以来、観光交流をはじめとして、各分野で親善が図られています。
千波湖（せんばこ）の白鳥は、もともと、彦根市から友好のしるしとして贈（おく）られたものです。

高松市＜外部リンク＞（たかまつし）（香川県（かがわけん））
人口　413,949人（令和4年12月1日現在）

水戸藩（みとはん）の初代藩主（しょだいはんしゅ）である徳川頼房公（とくがわよりふさこう）の長子（ちょうし）頼重公（よりしげこう）が高松藩（たかまつはん）の初代藩主になったという歴史的つながりから、彦根市の仲立ちにより、昭和49（1974）年4月13日親善都市となりました。これまで、水戸黄門まつりと高松まつりのときの交流や、社会人野球チーム間の親善野球大会など、各分野で親善が図られています。

国際親善姉妹都市（こくさいしんぜんしまいとし）

国際親善姉妹都市とは、国をこえて特別に交流している都市のことです。
水戸市の国際親善姉妹都市は、アナハイム市（アメリカ・カリフォルニア州）です。

アナハイム市＜外部リンク＞
人口　345,900人（2021年）

市内には「魔法（まほう）の国」ディズニーランドがあります。また、南カリフォルニア特産（とくさん）の新鮮（しんせん）な野菜（やさい）やくだものも豊富（ほうふ）です。雨が少なく温暖（おんだん）なところです。
両市の市民の交流がきっかけとなって、昭和51（1976）年12月21日に国際親善姉妹都市となりました。毎年、使節団（しせつだん）や学生親善大使（がくせいしんぜんたいし）の相互交流（そうごこうりゅう）を行っています。

友好交流都市（ゆうこうこうりゅうとし）

友好交流都市とは、親しい交流を行っている都市のことです。
水戸市の友好交流都市は、重慶市（じゅうけいし）（中国）です。

重慶市＜外部リンク＞（中国）
人口　31,020,000人（2018年）

3,000年の歴史（れきし）を持つ「歴史文化の古都（こと）」で、上海（しゃんはい）から長江（ちょうこう）（揚子江（ようすこう））を2,500キロメートルほどさかのぼった所にあります。
北京（ぺきん）、上海、天津（てんしん）と並ぶ大きな都市です。
水戸市とは、平成12（2000）年6月6日に友好交流都市となりました。
経済（けいざい）、文化、教育（きょういく）、スポーツなどの分野で交流を進めています。

水戸市国際交流協会＜外部リンク＞では、アナハイム市と重慶市との友好親善を深（ふか）める活動を行っています。