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水戸市政トピックス2023 ~市ではこんなことを行いました!~

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2024年3月21日更新 印刷ページ表示

水戸市では、市民の皆さんの暮らしをより良くするため、また、水戸市の魅力を市外や県外に広く発信するため、毎年さまざまな施策を行っています。
令和5年度(令和5年4月から令和6年3月まで)に実施した主な施策とその成果などについてお知らせします。

水戸市市政トピックス2023のバナー画像

くらし

「書かない窓口」を推進しています

水戸市では、手書き申請を削減することによる住民の利便性向上等を図るため、3月1日(金曜日)から、市公式LINEやWebページで事前に申請情報を入力して申請書を作成できるシステムを新たに導入しました。
質問に答えて必要な情報を入力し、作成した二次元コードを窓口で提示することで、事前に入力した内容が申請書に反映されます。ご自宅や外出先など、手が空いたときに、いつでもどこでも入力できるところがポイントです。
あわせて、マイナンバーカードや運転免許証を読み取り、住民票の写しなど各種申請書を自動で作成するシステム、及び転出地で発行された転出証明書などを市民課窓口のスキャナーで読み込んで異動届を作成するシステムを導入し、書かない窓口を推進してきました。
これまで、申請書は手書きで記入していただいていましたが、これらのシステムを使用することで手続きにかかる時間や待ち時間が短縮されます。
実際に利用された方からも「申請書を書く手間が減り、市役所での滞在時間が短く済んだ」と好評でした。

【お問い合わせ】市民課(電話029-239-3248)・デジタルイノベーション課(電話029-297-5885)

水戸黄門ふるさと寄附金の返礼品を充実させました

水戸市では、「水戸黄門ふるさと寄附金」として皆さんから寄附を募り、将来を担う子どもたちを育む福祉・教育施策や、地域経済の活性化などのまちづくりに活用しています。
今年度は、米などの農産物のほか、親子で参加でき、普段は入ることができない駅長室などを見学できる体験型イベント「子ども駅長体験」を実施するなど、返礼品を充実させました。また、既存の返礼品についても、数量や容量を変更することでバリエーションを増やしました。
その結果、返礼品数が前年度の約2倍近い1,200品(12月末現在)となり、寄附受入額も昨年度から33%増の約2億8,800円となりました。

水戸市の地場産品を多くの方に認知していただくことは、水戸市の魅力の発信に、ふるさと寄附金の受入額を増やすことは、市民サービスの向上に繋がります。今後は、体験型イベントなど魅力的な返礼品を充実させて水戸市の認知度を高め、ふるさと寄附金の受入額増加につなげていきます。

「子ども駅長体験」のイメージ

【お問い合わせ】市民税課(電話029-232-9138)

「水戸市環境フェア2023」を開催!地球温暖化対策の啓発をしました

8月19日(土曜日)に、水戸市民会館で「水戸市環境フェア2023」を開催しました。
このイベントは、水戸市の豊かな自然環境を次世代に引き継ぐため、事業者や環境保全に取り組む団体、行政、そして消費者である市民の皆さんが一体となり、地球環境や環境保全について共に考える場として毎年開催しています。

今年度は、「一緒に目指そうゼロカーボン~身近なことからコツコツと~」のスローガンのもと、環境にまつわるさまざまな体験イベントを実施し、約2,700人にご来場いただきました。
なかでも、おもしろ科学実験王 らんま先生の「eco実験パフォーマンス」では、環境問題を交えた実験とユーモアのあるトークで、会場の子どもたちを魅了していました。
水戸市で初公開されたギネス世界記録の空気砲が会場の後方まで届くと、参加者からは大きな拍手が送られました。
参加者のアンケートでは、90%以上の方が、イベントをとおして環境のために新たな取り組みを始めたいと回答。環境保全に対する意識を高めることができました。

おもしろ科学実験王 らんま先生の「eco実験パフォーマンス」で空気砲を出す様子 水戸市環境フェア 体験イベントの様子

【お問い合わせ】環境保全課(電話029-232-9154)

脱炭素化の取り組みを促進するための補助金を充実させました

水戸市では、令和32(2050)年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロとすることを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言し、その実現に向けてさまざまな取り組みを展開しています。
その一環として、一般家庭での脱炭素化の取り組みを促進するための補助金制度を導入しています。
今年度は、住宅用太陽光発電システム設置補助金の補助上限額を3万円から5万円に増額。昨年度を上回る297件の申請をいただきました。(2月21日時点)
また、新たに実施した蓄電システム設置補助金は、開始3か月で120件の申請をいただき、当初の予定よりも前倒しで受付を終了。市民の皆さんの環境への関心の高さが伺えました。

ゼロカーボンシティ実現のためには、積極的に地球温暖化対策に取り組む必要があります。水戸市では、家庭部門からの二酸化炭素排出が多いという特徴があることから、これからも市民の皆さんと一丸となって対策を進めていきます。

【お問い合わせ】環境保全課(電話029-232-9154)

水戸市男女平等参画推進月間事業「ヒューマンライフシンポジウム2023」を開催しました

水戸市では、毎年9月を「男女平等参画推進月間」としており、市民団体と協働で、男女平等参画などをテーマにした講座等を実施しています。
9月17日(日曜日)、事業のメインイベントである「ヒューマンライフシンポジウム」を、講師にジャーナリストの池上彰氏を迎えて開催しました。
第一部では、SDGsから「貧困」と「ジェンダー」をテーマに、世界から遅れをとっている日本の現状について基調講演をいただきました。続く第二部では、池上氏と大学生がディスカッションを行い、若者が現代社会に抱く満足感や不安感などの本音が明らかになりました。

今回のシンポジウムは大学生が主体となり構成や進行を行いました。また、シンポジウムの参加者約500人のうち半数が20歳代以下であったことから、若年層に対して男女平等参画や女性活躍について考える機会を提供することができました。
さらに、参加者アンケートでは、98%の方が「新たな気づきがあった」「考え方に変化があった」などと回答。性別にかかわらず個性や能力を発揮できる社会の実現に向けた意識を醸成することができました。

ヒューマンライフシンポジウムの様子

【お問い合わせ】男女平等参画課(電話029-226-3161)

道路・交通

水戸市まちなかシェアサイクル事業「みとちゃり」の運用が始まりました

4月1日(土曜日)から、水戸市まちなかシェアサイクル事業「みとちゃり」の運用が始まりました。
これは、市内に14か所のステーション(駐輪場)を設置し、利用者がどのステーションでも自由に自転車を借りたり返却したりできる交通手段です。
シェアサイクル用の自転車は全て電動アシスト付きで、現在41台を導入。スマートフォンアプリで予約ができ、キャッシュレス決済で利用料金を支払うことが可能です。

これまで、まちなかを回遊する手段は限られていましたが、水戸駅やMitoriOなど、市内の主要な施設やバス停の近くにステーションを設置したことで、施設間の回遊性が高まり、バス停からの移動もしやすくなりましたまた、15分あたり70円とお手頃な価格設定や、借りた場所以外のステーションでも返却できる手軽さが、魅力的なポイントです。
12月時点での利用回数は12,254回と、多くの方にご利用いただいており、利用された皆さんからは「導入してくれてありがとう!」「ちょっとした移動に使えて助かる!」など、大変好評です。
まちなかにお越しの際は、ぜひ「みとちゃり」をご利用ください。

みとちゃり ステーションの様子

【お問い合わせ】交通政策課(電話029-291-3804)

「水都(すいっと)タクシー」の運行時間を拡大しました

公共交通を利用しにくい地区にお住まいの方が、買い物や通院などの移動手段として活用できる「水都(すいっと)タクシー」。
10月2日(月曜日)から、これまでの運行時間(午前10時から午後4時まで)を1時間前倒しし、午前9時から午後4時までの運行に拡大しました。

水都(すいっと)タクシーの運行に当たっては、地元の皆さんの声を積極的に取り入れながら制度の改善に努めています。これまでに「通院のため午前10時よりも早い時間から運行してほしい」という声が多く寄せられていました。
運行時間が拡大したことで、利用者の皆さんからは「予約が取りやすくなり、便利になった」という声をいただいており、10月の利用件数を比較すると、今年度は昨年度を上回る617件の利用がありました。
これからも、皆さんが便利に利用できるよう、制度の充実を図っていきます。

水都タクシー

【お問い合わせ】交通政策課(電話029-291-3804)

都市計画道路3・3・2号中大野中河内線(松が丘工区)の上空に橋を架設しました

水戸市では、姫子1丁目の「県道馬口労線」から東赤塚・松が丘1丁目を経て西原2丁目の「国道50号」に接続する「都市計画道路3・3・2号中大野中河内線(松が丘工区)」<外部リンク>の整備を進めています。
この道路は、計画幅員W=25メートル(車道4車線・両側歩道)、計画延長L=796メートルを有する主要幹線道路です。

現在、JR常磐線(水戸~赤塚間)上空に橋を整備(延長約98メートル)しており、1月30日(火曜日)から2月4日(日曜日)までの夜間工事により、常磐線(赤塚~水戸間)の上空に上り線側の橋が架設されました。今後、下り線の橋を架設、橋へのアクセス道路の整備を順次おこなっていきます。

これまで、JR常磐線を通過するには、岡田踏切や狭い岡田橋を通行せざるをえない状況でしたが、この道路が完成すると線路上を安全かつスムーズに渡れるようになり、渋滞緩和や主要道路とのネットワーク強化、具体的には見和地区から市街地や国道50号へアクセスしやすくなることなどが期待されます。早期完成を目指し、引き続き事業をすすめていきます。

都市計画道路3・3・2号中大野河内線(松が丘工区)上空桁架線工事のようす都市計画道路3・3・2号中大野河内線(松が丘工区)上空桁架線工事のようす都市計画道路3・3・2号中大野河内線(松が丘工区)上空桁架線工事のようす

【お問い合わせ】道路建設課(電話029-232-9191)

都市計画道路3・3・16号梅香下千波線(さくら通り)の全線供用を開始しました

都市計画道路3・3・16号梅香下千波線は、水戸市を南北に連絡する骨格的な都市幹線街路で、千波大橋から東野町・吉沢町までを結ぶ道路を「さくら通り」と呼びます。
このうち、千波大橋から県庁南大通りまでの区間<外部リンク>について、茨城県と水戸市が連携し、道路の4車線化の整備を進めてきました。
今年度、最終工区となる県道下入野水戸線との交差点改良が完成したことに伴い、千波大橋から県庁南大通りまでの区間の全線4車線が供用開始となりました。

この整備により、中心市街地から県庁を結ぶ交通の流れをよりスムーズにすることができるだけでなく、国道349号や国道50号バイパス、そして県庁周辺の笠原地区や米沢地区を含めた交通ネットワークが形成されました。

これまでは4車線供用が部分的で抜本的な交通渋滞の解消には至りませんでしたが、全線4車線の供用開始により、中心市街地から県庁方面を結ぶ交通の流れが明らかに良くなり、朝夕の通勤時間帯における慢性的な渋滞の緩和にも大きな期待が寄せられます。
また、広い歩道を両側に設け、交差点の安全対策を併せて実施したことから、千波小学校の児童など歩行者の安全性確保にも繋がりました。

全線4車線の供用が始まった都市計画道路3・3・16号梅香下千波線(さくら通り)

【お問い合わせ】道路建設課(電話029-232-9191)

健康・福祉

常磐大学生が「水戸市安心・安全見守り隊」の取り組みをPR

「水戸市安心・安全見守り隊」(以下、同隊)は、支援を必要とする方が安心して暮らせるように、地域をさりげなくゆるやかに見守る取り組みです。平成25(2013)年に発足し、地域住民や民間企業など212団体が参加しています。(12月末日現在)

令和4年度に、発足時から参加している常磐大学の大学生が、「日々の学びを地域社会のサポートに活かしたい」とプロジェクトチームを結成。今年度は、市民の皆さんに効果的に周知するためにPR動画や、同隊に参加する個人・団体に配布するキーホルダーの制作を行いました。

誰もが安心して暮らせる地域づくりには、多くの市民の皆さんのご理解とご協力が欠かせません。例えば、ポストに郵便物がたまっている、同じ洗濯物が干したままになっているなど、小さな気付きや声かけが、地域の安心・安全につながります。私たちと一緒に、ゆるやかに地域を見守っていただけたら幸いです。

【お問い合わせ】高齢福祉課地域支援センター(電話029-232-9110)

「いきいき交流センターあかしあ」がオープンしました

10月1日(日曜日)、「いきいき交流センターあかしあ」(河和田3丁目)がオープン。健康づくりや社会参加の拠点となるいきいき交流センターの機能に加え、子育て支援機能を備えた新たな取り組みを行う施設です。

全面ガラス張りのプレイルームは、子ども達が元気に遊んでいる姿がよくわかる、明るく開放的なスペースとなっています。また、多世代交流スペースは、フリーWi-Fiが利用でき、年齢問わず誰でも無料で使用できるスペースとなっています。
高齢者の介護予防の取り組みやレクリエーション活動のほか、子育て世代が親子で楽しめる体操や育児相談を開催するなど、さまざまな世代の方が日常的に触れ合い交流できるところが魅力のひとつです。ぜひたくさんの方に、お気軽にご利用いただきたいです。

いきいき交流センターあかしあ 外観の写真 あかしあのプレイルームの写真

【お問い合わせ】高齢福祉課(電話029-232-9174)

寄附金を活用した動物愛護の推進に取り組んでいます

水戸市では、令和4年7月から動物愛護の推進のため寄附金の募集を開始令和6年1月末時点で239件と、たくさんの方から寄附をいただいています。
この寄附金を活用し、今年度は譲渡犬猫へのマイクロチップの装着や不妊去勢手術のための医療機器の整備等を行いました。また、動物愛護センターから譲渡した犬猫をモデルにした「ワンニャンきずなカード」を新たに作成。尊い命を繋ぐことができた喜びを共感していただくために、センターの情報誌「きずなだより」と併せて寄附者への返礼として配布しました。

無責任な飼い主などにより、年間多くの不幸な犬猫が収容されてしまっている現状と向き合う中で、その犬猫のことをたくさんの方が気にかけていただいていることを寄附金を通して実感することができ、大きな励みになっています。改めて、寄附いただいた皆さんに御礼申し上げます。

寄附者への返礼として配布している「ワンニャンきずなカード」(犬のデザイン) 寄附者への返礼として配布している「ワンニャンきずなカード」(猫のデザイン)

【お問い合わせ】水戸市動物愛護センター(電話029-350-3800)

水戸献血連合会設立50周年記念式典・イベントを開催し、献血の大切さをPRしました

水戸市では、水戸献血連合会と連携し、特に若年層の皆さんに向けた献血の普及啓発に取り組んでいます。
今年度は水戸献血連合会が設立50周年を迎え、より多くの市民の皆さんに献血について考えていただくイベントを12月17日(日曜日)に開催。実際の献血と同じように、問診や検査、採血などを模擬的に体験できる「キッズ献血」のほか、市民会館を探検しながら献血について楽しく学べるクイズラリーなど、約110人の方にご参加いただきました。

輸血用の血液は人工的につくることができず、また、長い期間にわたって保存することもできません。全国的に献血者が減少しているなか、将来にわたって安定的に血液を確保するためには、多くの市民の皆さんのご協力が必要です。
水戸市では、エクセルみなみの「献血ルームMEET」<外部リンク>のほか、県内を移動する献血バスで献血ができます。まずは、献血について知ることから始めてみませんか?

献血イベント 会場の様子

【お問い合わせ】保健総務課地域医療対策室(電話029-305-6291)

防災

各地区や学校、協定締結団体と連携し防災力の強化に取り組んでいます

水戸市では、地域の防災力を強化するため、日頃から防災訓練に力を入れています。
今年度は、各地区や学校、災害協定を締結している団体と連携し、地域の特性に応じたきめ細かな防災啓発活動や、様々な年代を対象とした防災イベントを行いました。
(実施回数:50回 参加者数:6,799人)

防災イベントでは、簡易間仕切りやボックストイレ等を使って模擬的に避難所体験を行うことで、避難所生活を具体的にイメージしていただきました。
イベントに参加した小学生からは「防災用品のことをはじめて知って勉強になった」「準備や対策をすることで被害を少なくできることがわかった」などの感想が聞かれました。

市民の皆さんが日頃から身近な災害リスクについて考え、備えておくことが、災害時の被害軽減に繋がります。これからも、防災訓練や防災イベントをとおして、市民の皆さんとともに地域の防災力を強化してまいります。

防災訓練で市職員が講演しているようす防災イベント 簡易間仕切り体験ができるブース

【お問い合わせ】防災・危機管理課(電話029-232-9152)

子育て

こども・子育て支援施策の充実に努めています

水戸市では、安心してこどもを生み育てられることができるよう、こども・子育て支援施策の充実を最重要施策として取り組んでおり、特に子育て世帯の「経済的負担の軽減」と「相談・支援の充実」に努めています。

「経済的負担の軽減」では、中学校給食費の無償化や、小・中学校新入生応援金(1人あたり3万円)の支給、出産・子育て応援ギフト(妊婦1人につき5万円・お子さん1人につき5万円)の支給などを行いました。
「相談・支援の充実」では、伴走型相談支援や子育て世帯訪問支援などをとおして、お子さんが生まれる前から生まれた後、その後の子育てについても、途切れることなく寄り添い、きめ細かな支援を行っています。
さらに、子育て関連手続きのDX化として、お子さんの成長記録や一時預かり、育児相談の予約機能などを備えた「みとっこ子育て応援アプリ」や、LINEによる「書かない窓口」での保育利用申込書作成システムを導入しました。

子育て世代の皆さんに「水戸で子育てをしたい」と思っていただけるよう、これからも、こども・子育てを支援する施策を充実させていきます。

みとっこ子育て応援アプリ(スマートフォン画面での表示)

【お問い合わせ】こども政策課(電話029-232-9176)

教育・生涯学習

高校生ボランティアの活用を推進しています

水戸市では、高校生の社会参加を促進し、主体性や積極性、自己肯定感を高めることを目的に、市のイベント・事業などに高校生ボランティアを積極的に活用しています。
今年度は、水戸市長選挙及び水戸市議会議員一般選挙投票立会人や、水戸黄門漫遊マラソン、介護ボランティア「ちいすけヤング」など、13件のイベント・事業に延べ約1,100人の高校生が参加しました。
実際にボランティアに参加した高校生からは、「実際に選挙に関わってみて、投票することの大切さを感じた」「水戸を代表するイベントスタッフの一員として、市外から来るランナーにおもてなしができたことが嬉しい」などの声が聞かれました。

これからも、高校生の主体的な体験活動の機会を積極的にコーディネートするなど、高校生がボランティアにチャレンジしやすい仕組みづくりを進め、青少年・若者の社会参加を応援していきます。

水戸黄門漫遊マラソンで給食ボランティアをしている様子 こどもに勉強を教えるボランティア(SPOT IN MITO)の様子

【お問い合わせ】生涯学習課(電話029-306-8692)

柳河小学校を小規模特認校に指定します

水戸市では、豊かな自然環境の中で、特色ある教育活動や少人数によるきめ細かな指導を行う「小規模特認校制度」を導入しており、これまでに、国田義務教育学校や上大野小学校、下大野小学校、大場小学校の4校を指定しています。
今年4月からは、新たに柳河小学校を小規模特認校に指定し、英語教育を特色とした先駆的な取り組みを展開します。

指定に先立ち、今年度は、G7茨城水戸内務・安全担当大臣会合開催記念として「アメリカ食文化について学ぶ英語の授業」を実施したほか、文部科学省や米国大使館による「GIGAスクール特別講座」にオンラインで参加。大使館職員と一緒にクイズなどを交えて文化について楽しく学び、アメリカへの理解を深めました。
さらに、12月には、国際親善姉妹都市である米国アナハイム市のサンキスト小学校と、オンラインによる国際交流を初めて実施。自己紹介や歌の発表などによる児童同士の交流をとおして、お互いの言語や文化についての理解を深めました。

授業だけでなく休み時間や給食の時間など、あらゆる生活の場面で英語に触れることで、子どもたちが自然と英語を活用しながら、日常的な英会話力を身につけることを目指します。

アメリカにまつわる給食を食べている児童の様子 柳河小学校での授業の様子

【お問い合わせ】学校管理課(電話029-306-8673)

Mito16中学生安全サミット~わたしたちの未来へ『声のバトンをつなげ』~を開催しました

11月12日(日曜日)、「G7茨城水戸内務・安全担当大臣会合」の開催に先立ち、市内の中学生による「Mito16中学生安全サミット」を、水戸市民会館で開催しました。
このサミットには、市内の全ての中学校と義務教育学校16校から、代表生徒71人が参加。SNSや交通安全、防災など、身近に起こりうるさまざまな危険について、学校ごとにテーマを決めて学び、その対策を提言書と宣言書にまとめました。

学習を進めるなかで、生徒は、専門家に話を聞いたりアンケート調査をしたりして、積極的に情報収集を行っていました。サミット当日は工夫を凝らした発表が行われ、それぞれの問題意識が強く伝わってくる内容でした。
12月10日(日曜日)、G7茨城水戸内務・安全担当大臣会合の合間に、各校の代表者16名が各国の大臣の前でSNSとの付き合い方について英語でプレゼンテーションを行い、松村祥史国家公安委員長に宣言書を提出。各国の大臣からは温かい拍手が寄せられ、最後は生徒たちとハイタッチをして締め括られました。

Mito16 中学生安全サミットでプレゼンテーションをしている様子 G7茨城水戸内務・安全担当大臣会合の合間に、各国の大臣の前で中学生がプレゼンテーションをしている様子

【お問い合わせ】総合教育研究所教育研究課(電話029-244-1331)

第6回日本ICT教育アワードで「文部科学大臣賞」を受賞しました

水戸市が取り組んできた、「教育課題の解決に資する教育データの利活用と教育ダッシュボードの構築」。
これは、児童生徒が1人1台学習用の端末を持っていることから得られる、学習活動等のデータと学校生活等のデータを、システム(教育ダッシュボード)によって一元化して活用する取り組みのことです。

具体的に、データを活用した取り組みとして以下の3つがあります。

  • 児童生徒の学習成果物等のデータを集約・評価・分析し、各自のつまずきを把握することで、個に応じた補充指導を実施。
  • 児童生徒の授業の振り返りから、授業内容の理解度を把握・分析し、教員の授業改善に繋げる。
  • 「こころの健康観察」から児童生徒の心理状態を把握し、悩みなどの早期発見に繋げる。

これらのことから、第6回日本ICT教育アワードにおいて、「学力向上」「不登校の未然防止・いじめの早期発見」に繋がるとして、最優秀賞のひとつである文部科学大臣賞を受賞しました。

この取り組みにより、すぐに配慮が必要な児童生徒や、自分の気持ちを積極的に表現できない児童生徒を把握しやすくなりました。今後も、教育データの利活用を推進し、経験や勘だけに頼ることなく、データという視点から児童生徒の実情を正確に捉え、個に応じたよりよい指導につなげていきます。

【お問い合わせ】総合教育研究所教育研究課(電話029-244-1331)

市民と行政の協働によるまちづくりに携わる「生涯学習サポーター」

生涯学習サポーターとは、水戸市と協働で生涯学習講座を企画・実施する市民ボランティアで、現在68人の方が活躍しています。
毎年、みと好文カレッジとサポーターの協働により、市民を対象とした講座を企画。これまで、健康に関するものや親子で楽しめるものなど、さまざまなテーマで開催してきました。

今年度は、数人ずつのグループに分かれて6講座を企画。その中で、テーマを「癒やし」としたグループは、10月16日(月曜日)・30日(月曜日)に、気を整える呼吸法やシンギングボウルによるヒーリング体験、絵本の読み聞かせとヘルマンハープ鑑賞など全2回の講座を企画し、延べ37人の方に参加いただきました。
サポーターの皆さんは、「生涯学習をとおしてより多くの市民の皆さんに充実感を届けたい」という思いのもと、講座の内容を話し合い、当日の進行などの準備を行いました。
講座に参加された方からは「初めて聴く音色でリラックスした時間を過ごせた」「今回学んだことを生活に取り入れたい」などの声をいただいており、自分に合った癒やしを見つけるための助けとなる、満足度の高い講座ができました。

生涯学習サポーターによる講座 シンギングボウルによるヒーリング体験の様子

【お問い合わせ】みと好文カレッジ(電話029-303-6602)

歴史・文化

紙芝居『義勇軍物語』の動画を配信しています

満蒙開拓青少年義勇軍の一員(当時14歳)である成田富男さんは、シベリア抑留を経験しました。その体験を書き起こした紙芝居「義勇軍物語」の読み聞かせの動画を作成しました。

満蒙開拓青少年義勇軍は、昭和7(1932)年に、日本が国策によって満州国を建国し、満州移民を強力に推進した中で誕生した、青少年による移民組織です。
青少年義勇軍になった青少年たちの訓練所は、現在の内原にありました。内原訓練所は、国内唯一の訓練所として全国から青少年の受け入れを実施。昭和20(1945)年までの8年間で約10万人の青少年が集まり、うち86,500人が満州に渡っていきました。

動画の冒頭では、これらの歴史的な背景を市歴史文化財課の職員が分かりやすく解説。紙芝居パートでは、成田さんの壮絶な体験をリアルに感じることができます。
戦争の悲惨さと平和の大切さについて考えるきっかけとして、ぜひ多くの方にご覧いただきたい動画です。

【お問い合わせ】みと好文カレッジ(電話029-303-6602)

「ぴ~すプロジェクト2023」写真展を開催しました

水戸市では、戦争の記憶や平和の大切さを次世代に伝えるため、「ぴ~すプロジェクト」を実施しています。
今年度は、「わたしたちの平和」作文コンクール受賞生徒による朗読発表会とオルガン・コンサート(8月12日(土曜日))や、戦争を体験した語り部からお話を聴く「わたしたちは戦争を忘れない」(8月2日(火曜日)・15日(月曜日))、若い世代が語り部の戦争体験を聞いて、平和への想いを込めて作ったオリジナル楽曲やパフォーマンスを披露する「ソニック公演~音楽と語り部~」(9月10日(日曜日))など、さまざまな企画を開催。
これらの取り組みの記録を、10月5日(木曜日)から12月25日(月曜日)まで、水戸市平和記念館で展示し、平和に対するさまざまな考え方に触れる機会を設けました。

「ぴ~すプロジェクト2023」写真展の様子

【お問い合わせ】文化交流課(電話029-291-3846)

「子どものための音楽会」を開催しました

10月20日(金曜日)、水戸芸術館と連携し、水戸市内や周辺市町村の小学5年生約2,600人を対象に「子どものための音楽会」を開催しました。
水戸室内管弦楽団の定期演奏会にあわせて開催するこの音楽会。演奏の披露だけでなく、楽器の仕組みや音色の特徴などの紹介コーナーも設けられました。プロの良質な音楽に触れた児童からは、「迫力がすごかった」「また聴きたい」などの感想が聞かれました。

この企画は、世界に誇る水戸芸術館がある水戸市だからこそできる体験であり、オーケストラをより身近に感じてもらうきっかけをつくることができました。この音楽会で音楽に興味を持った子どもたちが、今後、水戸芸術館に足を運んでくれたら嬉しいです。

「子どものための音楽会」の様子
撮影:大窪道治

【お問い合わせ】文化交流課(電話029-291-3846)

国際シンポジウム「海外から見た近世日本の教育遺産群」を開催しました

水戸市、栃木県足利市、岡山県備前市、大分県日田市の4市では、教育遺産世界遺産登録推進協議会を結成し、「近世日本の教育遺産群」の世界文化遺産登録に向けた事業を推進しています。
協議会では、これまで有識者で組織される専門部会を幾度も実施し、教育遺産群の普遍的価値について調査・研究を進めており、外部有識者、特に海外の視点から教育遺産群の価値を見直す必要性がありました。
そこで、11月19日(土曜日)に、教育遺産群の価値や意義を国際的な視野から明らかにして、世界遺産登録への可能性を探るため、国際シンポジウムを開催しました。

海外の有識者からは、普遍的価値のさらなる検討の必要性などの課題を指摘された一方で、教育遺産群を世界遺産に登録する意義も認められました。
また、シンポジウムを京都市で開催したことや、オンライン視聴も可能としたことで、これまで教育遺産群についてよく知らなかった方にも、幅広くPRする機会となりました。

シンポジウムの様子

【お問い合わせ】歴史文化財課世界遺産推進室(電話029-306-8132)

にぎわい・交流

水戸市民会館<外部リンク>が開館しました

7月2日(日曜日)、新しい水戸市民会館が泉町1丁目に開館しました。
開館に伴い、「夢をひらく新しい扉 水戸市民会館」をテーマに記念事業を開催。記念式典では、野村萬斎氏による「三番叟」の上演や、野平一郎氏によるピアノ開きが行われました。
7月8日(土曜日)・9日(日曜日)には、こけら落とし公演として「ゆず」によるコンサートが開催され、会場は終始熱気に包まれていました。

水戸市民会館では、ほぼ毎日、講座や体験会、セミナーなどのイベントが開催されており、開館から12月までの半年間で、目標にしていた年間来館者数60万人を超える方々にお越しいただきました。
ラウンジギャラリーなどのフリースペースでは、勉強に励む学生の姿が多く見られ、「友達と話しながら自由に勉強できる場所ができて嬉しい」と好評です。
また、MitoriO(水戸芸術館・水戸市民会館・京成百貨店)をはじめ、中心市街地をより盛り上げるべく、「MitoriO周辺グルメガイド<外部リンク>」などさまざまな取り組みも行っています。

水戸市と水戸商工会議所では、10月1日(日曜日)・2日(月曜日)に中心市街地歩行者通行量調査を実施。水戸駅南口から大工町交差点までの12地点のうち、9地点で通行量が増加し、2日間合計の総通行量は112,941人と、平成25(2013)年以来10年ぶりに11万人を超えました。
特にMitoriOエリアである水戸市民会館前の通行量が増加しており、水戸市民会館開館による影響がうかがえます。

水戸市民会館 外観の写真水戸市民会館やぐら広場の様子水戸市民会館 こどもギャラリーの様子水戸市民会館 ラウンジギャラリーの様子

【お問い合わせ】文化交流課(電話029-291-3846)・商工課(電話029-232-9185)

牧野富太郎先生ミニ展示を開催!ゆかりのある百樹園のパンフレットもリニューアルしました

令和4(2023)年に放送された、NHK「連続テレビ小説 らんまん」。この作品の主人公のモデルとなった牧野 富太郎博士は、ほぼ独学で植物の知識を身に付け、日本各地で植物同好会を指導していました。

珍しい樹種が多数ある「百樹園」(水戸市元吉田町)は、市内で醤油醸造業を営んでいた4代目・木村傳兵衛氏が造園を計画し、昭和8(1933)年に開園。
開園に当たっては、光圀公が那珂川沿い(ひたちなか市三反田)に約100種類の樹木を植えたとされる「百色山(ひゃくいろやま)」を再現するため、牧野博士らに協力を仰いだという歴史があります。

今年度開催した「牧野富太郎先生ミニ展示」では、牧野博士が書いた「百樹園」の書が飾られたほか、牧野博士の生涯や、ゆかりの植物などについてパネルで紹介しました。また、12月には、百樹園のパンフレットを20年ぶりにリニューアル。百樹園の開園にまつわる歴史や、牧野博士との繋がりなどを紹介しています。

百樹園は水戸市の公園の中では比較的マイナーな公園ではありますが、その歴史は古く、牧野博士にご指導をいただき開園したという知られざる歴史があります。このことを皆さんに知っていただき、百樹園の魅力、ひいては植物の魅力を感じてもらいたいです。

牧野博士直筆の「百樹園」の書牧野富太郎先生ミニ展示のようす パネルによる紹介を行ったリニューアルした百樹園のパンフレット

【お問い合わせ】水戸市植物公園(電話029-243-9311)

第63回水戸黄門まつりを開催しました<外部リンク>

新型コロナウイルス感染症の影響で中止や縮小開催をしてきた「水戸黄門まつり」。今年度は、4年ぶりに通常開催となりました。

千波湖で開催した「水戸偕楽園花火大会」(7月29日(土曜日))では、これまで内閣総理大臣賞を21回受賞している「野村花火工業」が手掛けた国内最高峰の花火が、水戸の夜空を彩りました。
4年ぶりに国道50号を歩行者天国とし開催した本祭(8月5日(土曜日)・6日(日曜日))は、恒例の水戸黄門カーニバルや山車巡行、神輿連合渡御を実施。令和元年度のリニューアル時に新たに加わった「水戸黄門提灯行列」や「水戸ふるさとみこし渡御」も盛大に行いました。
水戸偕楽園花火大会と本祭の3日間、あわせて約55万人にご来場いただきました。
厳しい暑さのなかでの開催でしたが、イベントの開催時間を繰り下げたり、救護所・お休み処を増設したりと、熱中症対策を徹底し、皆さんと盛り上げることができました。

水戸偕楽園花火大会の様子水戸黄門カーニバルの様子提灯行列の様子ふるさと神輿渡御の様子

【お問い合わせ】観光課(電話029-232-9189)

「納豆のまち・水戸」をPRしました!

令和4年6月の「水戸市納豆の消費拡大に関する条例」制定を踏まえ、今年度は、納豆の本場である水戸市の魅力をより広く発信するため「納豆のまち・水戸」をイメージできるロゴマークを募集。全国34都道府県の295人から、498点の応募がありました。
最優秀賞に選ばれたロゴマークは、10粒の納豆を箸で持ち上げ、7本の糸をひいている様子が描かれており、一目で「納豆」が伝わるようなデザインとなっています。
7月8日(土曜日)・9日(日曜日)には、7月10日の「納豆の日」にあわせて、官民一体となりさまざまなイベントを開催。ロゴマークも活用しながら市内外の皆さんに「納豆のまち・水戸」をPRしました。
これからも、たくさんの方に納豆をおいしく召し上がっていただき、一緒に「納豆のまち・水戸」を盛り上げていきます。

納豆のまち・水戸 ロゴマークイオンモール水戸内原での納豆イベント バルーンドロップスセレモニーの様子イオンモール水戸内原で開催したイベントの様子

【お問い合わせ】観光課(電話029-232-9189)