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水戸市政トピックス2022 ~市ではこんなことを行いました!~
水戸市では、市民の皆さんの暮らしをより良くするため、また、水戸市の魅力を市外や県外に広く発信するため、毎年さまざまな施策を行っています。
令和4年度(令和4年4月から令和5年3月まで)に実施した主な施策とその成果などについてお知らせします。
くらし
「はじめてのスマホ体験講座」を開催しました
「はじめてのスマホ体験講座」は、スマートフォンなどのデジタル機器を利用できる人とできない人の間の格差(デジタルデバイド)をなくし、誰もがデジタルの恩恵を受けることができるよう企画した講座です。
今年度は各市民センターで計39回開催し、延べ612人の方に参加いただきました。
デジタルに慣れていない高齢者の方などを対象に、スマートフォンの基本的な使い方などをレクチャーしました。参加者は、カメラ機能で写真を撮り合ったり、マップ機能で旅行気分を味わったりと、和気あいあいと体験講座を楽しんでいました。
また、「スマホを生活に取り入れたい」「スマートフォンの高い機能に驚いた」など、スマートフォンの導入に前向きな声も多く聞かれました。
【お問い合わせ】デジタルイノベーション課(電話:029-297-5885)
公共交通空白地区で「水都(すいっと)タクシー」を運行しています
公共交通を利用しにくい地区にお住まいの方が、買い物や通院などの移動手段として活用できる「水都(すいっと)タクシー」。
平成29年に「1,000円タクシー」の名称で国田地区で実証実験を行った後、正式に運行を開始し、毎年対象地区を拡大してきましたが、今年度、運行地区内の小学校児童から新しい名称を募集し、「水都(すいっと)タクシー」としてリニューアルしました。
この施策の特長は、需要が少ない時間帯に、市が通常の料金よりも低額でタクシーを借り上げ、それを対象地区のみなさまに安価な料金で提供していることです。
水都(すいっと)タクシーは、乗車人数に関係なく、片道当たり最大1,000円で利用することができます。
【お問い合わせ】交通政策課(電話:029-291-3804)
「女性のための労働相談」を開始しました
「女性のための労働相談」は、働く分野において、女性が抱えている悩みや問題に寄り添うため、今年度の4月から開始しました。
女性の社会保険労務士が、労働条件やパワハラ、セクハラ、マタハラなどの相談に応じ、同性の目線で寄り添ったアドバイスを行っています。また、問題の解決にあたり、必要な行政サービスや相談窓口の情報提供をしています。
相談は、毎月第3土曜日の正午から午後2時まで、電話で受け付けています。
そのほか、男女平等参画課では、性的マイノリティに関する相談(電話・メール)にも対応しています。
当事者でもある専門相談員が、性自認(自分の性別に対する認識)や性的指向(好きになる性)などの悩みに寄り添います。
当事者はもちろん、その家族や友人の方などもお気軽にご利用いただける相談窓口です。
詳しくは、ホームページをご覧ください。
【お問い合わせ】男女平等参画課(電話:029-226-3161)
都市計画道路3・4・149号赤塚駅西線が開通しました
河和田2丁目から大塚町地内において、平成18年度から長年整備を進めてきた都市計画道路3・4・149号赤塚駅西線が、12月26日に全線供用開始となりました。
JR常磐線の下に道路(アンダーパス)が開通したことで、踏切を渡らずに線路の南北を行き来することができるようになりました。これにより、赤塚駅西側で発生していた踏切渋滞の緩和が期待されています。あわせて、全線の両側に歩道を整備したことで、通学する児童や歩行者、自転車利用者が安全に通行できるようになりました。
アンダーパスの歩道の壁には、赤塚中学校の生徒により壁画アートが描かれました。白鳥が泳いでいる冬の千波湖や保和苑のあじさいなど、「水戸の四季」をイメージした鮮やかな空間が広がっています。
【お問い合わせ】道路建設課(電話:029-232-9191)
グリーンスローモビリティの導入実験を実施しました
グリーンスローモビリティとは、時速20キロメートル未満で公道を走ることができる電気自動車のことです。
今年度、官民連携で組織する「水戸のまちなか大通り等魅力向上検討協議会<外部リンク>」の社会実験の一環として、このグリーンスローモビリティの導入実験を行いました。
この実験では、「自家用車に代わる新しい移動手段」としてまちなかでの需要があるのか、皆さんに受け入れられるのか、などを検証することをねらいとしました。
期間中は、主に南町から泉町にかけて、中心市街地2.8キロメートルを走行しました。
乗客の多くは試し乗りが大半を占めていましたが、なかには買い物などの移動手段として活用する方がいたり、他の乗客との交流を楽しむために利用してくださる方がいたりと、一定の効果を得ることができました。
【お問い合わせ】都市計画課(電話:029-232-9206)
千波公園(黄門像広場周辺地区)拠点整備事業の事業者が決定しました
千波公園や偕楽園は、多くの市民にとって憩いの場であるとともに市内の重要な観光拠点となっており、今後、さらなる魅力の向上や賑わいづくりを図ることが求められています。
そこで、利用者のさまざまなニーズに対応するため、民間活力を取り入れた整備事業を進めています。
今年度は、整備を行う事業者を公募し、事業者が大和リース・アダストリアグループに決定しました。
令和6(2024)年から工事開始予定で、飲食や物販施設などが建設される見込みです。
【お問い合わせ】公園緑地課千波湖管理室(電話:029-232-9214)
JR常磐線内原駅 南北自由通路・橋上駅舎の供用を開始しました
令和元年度から整備を進めてきた、内原駅南北自由通路と橋上駅舎が、11月26日に供用を開始しました。
これまで、改札口は駅の北側のみでしたが、北側と南側の両方から改札口に向かうことができるようになりました。また、踏切を渡らずに南北を行き来することができるようになったため、より便利に、そして安全に駅を利用することができます。
今後は、大型商業施設方面に歩行者が通行できる北側自由通路や南口広場などを整備する予定です。
【お問い合わせ】内原駅南口周辺地区整備事務所(電話:029-215-9911)
水戸市消防局の紹介動画「消防のしごと」を制作しました
多くの子どもたちに消防の仕事を知ってもらうため、水戸市消防局の紹介動画を制作しました。
動画では、消防車や救急車の紹介のほか、119番通報を受け付ける「いばらき消防指令センター」のしごと、消防隊・救急隊・救助隊・はしご隊のしごとなどを紹介しています。
動画は、市内の小学校の授業などにも活用されています。
【お問い合わせ】水戸市消防局火災予防課(電話:029-221-0119)
火災予防運動に伴う広報活動
毎年春と秋に実施している「全国火災予防運動」。
水戸市でも、火災が発生しやすい時期を迎えるにあたり、火の取り扱いについて注意を呼びかけています。
また、火災予防をより身近に感じてもらうため、さまざまな団体と協力して広報活動を行っています。今年度は、水戸市女性防火クラブや水城高等学校書道部、見和めぐみ保育園幼年消防クラブ、常磐大学高等学校ダンス部・チアダンス部のみなさんと連携してイベントを開催し、幅広い年代の方々に火災予防を呼びかけました。
【お問い合わせ】水戸市消防局火災予防課(電話:029-221-0119)
水戸市への移住検討者向け情報サイト「水戸市移住サイト 水戸暮らし」を公開しました
水戸市への若い世代の移住・定住を促進するため、「水戸市移住サイト 水戸暮らし」を公開しました。
「暮らし」「住まい」「仕事」「子育て」「人々」「支援」の6つの要素を柱に、移住を検討されている方が水戸市での暮らしをイメージしやすい構成になっています。
また、「水戸の人々」では、実際に水戸市に移住された方々の暮らしを、写真や動画などで紹介しています。
【お問い合わせ】政策企画課政策審議室(電話:029-350-1580)
健康・スポーツ
水戸市下入野健康増進センターがオープンしました
市民の健康増進や憩いの場として、4月1日に「水戸市下入野健康増進センター」がオープンしました。
施設内には、トレーニングルームや温水プールのほか、スタジオ、温浴施設、キッズルームなどを、屋外にはグラウンドゴルフ場や健康遊具、子ども用の遊具などを設置しており、幅広い年代の方にご利用いただけます。
これまで市の体育施設にはなかった温浴施設を併設したことで、市内外から多くの方にご利用いただいており、令和5年1月末時点で累計利用者数が10万人を突破。
小学校のプール授業にも活用され、子ども達や保護者の方からも好評です。
【お問い合わせ】
公益財団法人水戸市スポーツ振興協会(下入野健康増進センター)
電話:029-297-8570
小児医療セミナーを開催しました
県央地域9市町村(※)で構成される「いばらき県央地域連携中枢都市圏」の連携事業の一環として、未就学児を育てる保護者の方を対象とした「小児医療セミナー」を開催しました。
セミナーでは、発熱や嘔吐などの症状別の対応方法のほか、医療機関の受診や救急車の利用の目安など、子どもの急な病気やケガ、感染症への対応方法について、小児科専門医がレクチャーしました。
水戸市民だけでなく、近隣市町村からも参加していただきました。
※県央地域9市町村:水戸市、笠間市、ひたちなか市、那珂市、小美玉市、茨城町、大洗町、城里町、東海村。
【お問い合わせ】保健総務課(電話:029-305-6291)
水戸市生涯学習サポーター協働企画講座「ずっと健康でいるために」を開催しました
水戸市生涯学習サポーターとは、水戸市と協働で生涯学習講座を企画・実施する市民ボランティアです。
今年度は、サポーター6名とみと好文カレッジの協働により、日々の生活で健康づくりの意識を高めて実践する講座を企画しました。
全3回の講座には延べ51名が参加し、脳や漢方の話を聞いたり、シンギングボウルによるヒーリング体験をしたりしました。
サポーターによる企画講座は、毎年さまざまなテーマで開催していますので、ぜひチェックしてみてください。
【お問い合わせ】みと好文カレッジ(電話:029-303-6602)
「第7回水戸黄門漫遊マラソン」を開催しました<外部リンク>
新型コロナウイルス感染症の影響で、3年振りの実走開催となった「第7回水戸黄門漫遊マラソン」。
当日は、県内外から約8,000人のランナーが水戸のまちを駆け抜けました。
実際に参加したランナーからは、たくさんのランナー応援隊や、3,000人を超える市民ボランティアによる応援・おもてなしが好評で、本マラソンのエントリーサイト「RUNNET」上での高い評価にも繋がっています。
【お問い合わせ】水戸黄門漫遊マラソン推進室(電話:029-303-7808)
「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023 IN MITO」が開催されました
新型コロナウイルス感染症の影響で、3年振りの開催となった「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023 IN MITO」。
JR水戸駅北口から会場のアダストリアみとアリーナまでの国道50号線沿い、約2キロメートルの区間を、横断幕やのぼり旗、フラッグなどで装飾したり、京成百貨店にユニフォームを展示したりするなど、水戸のまちなかがオールスター色に彩られました。
2日間で県内外から約6,000人が来場し、会場は熱気に包まれました。
また、関連イベントとして開催したM-SPOでのパブリックビューイングやスタンプラリー、体験イベントなども、多くの参加者でにぎわいました。
【お問い合わせ】スポーツ課(電話:029-306-8136)
子育て・教育
「こども部」を新設しました
水戸市では、国のこども家庭庁にさきがけて、4月に「こども部」を新設しました。
これまで福祉部や保健医療部、教育委員会にあったこども政策に関する事務事業を移管して再編することで、組織を一元化しました。
これにより、こどもや子育てに関するさまざまな課題を共有し、課題解決に向けたきめ細かな支援と、さらなる市民サービス向上を目指した事業を進めています。
令和5年度には、中学生の給食費の無償化や小・中学校新入生応援金の支給のほか、出産・子育て応援ギフトの支給、伴走型相談支援などを盛り込んだみとっこ未来パッケージ [PDFファイル/1.26MB]を実施する予定です。
【お問い合わせ】こども政策課(電話:029-350-5577)
青少年・若者のボランティア活動を促進しています
水戸市では、市内の高校生などを対象に、さまざまなボランティア活動に参加する機会を案内しています。
主に、高校生により組織される「水戸市サブリーダーズ会」や、おおむね18歳から30歳までの若者により組織される「みと青年会」などが活動しています。
水戸市サブリーダーズ会は、会員自ら企画や運営を行っており、今年度は、夏休みの小学生の学習支援「サブの宿題おたすけ隊」や、シニア向けスマホ教室「レッツ!スマートフォン」などを開催しました。
みと青年会は、さまざまなイベントや子どもを対象としたワークショップを企画・運営しており、今年度は、水戸黄門漫遊マラソンや水戸偕楽園花火大会の前日清掃活動のほか、新春たこあげまつりでのブース出展などを実施しました。
【お問い合わせ】生涯学習課(電話:029-306-8692)
大学との連携事業「つながる学び みと☆Future College」を実施しています
「つながる学び みと☆Future College」は、近隣の大学と連携して行う新たな取り組みで、「ICT活用」「SDGsへの理解」「国際理解」「健やかな体の育み」の4つのテーマで展開しています。
各テーマについて、大学教授や大学生と交流して質の高い専門的な知識にふれることで、児童生徒の学ぶ意欲や関心などの向上、教員の授業力などの向上をねらいとしています。
今年度は、茨城キリスト教大学の留学生5名が国田義務教育学校を訪問し、出身国の文化などを紹介したり、茨城大学の教授が赤塚中学校と堀原小学校の授業を参観し、授業で学習用端末を効果的に活用する方法や、授業計画の立案などを教員にレクチャーしたりしました。
【お問い合わせ】総合教育研究所教育研究課(電話:029-244-1331)
第5回日本ICT教育アワードで「全国ICT教育首長協議会会長賞」を受賞しました
教育を受ける児童生徒が、1人1台学習用の端末を持ち、高速通信ネットワーク環境などを整備する「GIGAスクール構想」。
水戸市では、「みんなでGIGAスクール構想 in Mito」と題し、令和2年度から取り組んできました。
新型コロナウイルス感染症による臨時休業の際は、全ての学校・学年でオンライン授業を実施し、学びの継続を図ることができました。
みんなで作る実践事例集事業では、教員から1人1台端末を活用した実践例を集め、専用サイトに公開することで、各教科や学年ごとに幅広く活用できるようにしました。
また、デジタル化したい校務のアイディアを教員間で出し合い、働き方改革につなげたり、ICT支援員による教員への個別研修を実施したりしました。
これらの取り組みが評価され、11月の第5回日本ICT教育アワードで「全国ICT教育首長協議会会長賞」を受賞しました。
【お問い合わせ】総合教育研究所教育研究課(電話:029-244-1331)
防災
地域の防災力の強化に取り組んでいます
水戸市では、地域の防災力を強化するため、日頃から防災訓練に力を入れています。
今年度は、各地区や学校、イベントなどで防災訓練や研修会などの啓発活動を行いました。
全75回実施し、延べ7,142名の方に参加していただきました。
また、東日本大震災での経験を風化させることなく、大規模災害に備えるための「水戸市いっせい防災訓練」や、令和元年度台風19号の教訓を踏まえ、大規模な洪水被害を想定した「9月1日防災訓練」を実施。市民のみなさまとの協働により、ともに備え、ともに助け合える環境の充実を図りました。
【お問い合わせ】防災・危機管理課(電話:029-232-9152)
市民センターでの仮設給水所設営訓練を実施しました
水戸市では、災害などにより断水が発生した場合に備えて、全ての市民センターに応急給水用タンク「コンボライフ」を配備しています。
今年度は、これまでも行ってきた各地区の防災訓練に加えて、水道部主催のもと、全ての市民センターで「コンボライフ」の設営訓練も行いました。
実際に断水が発生した場合は、市民センター職員や避難所指定動員、地域住民の方々が協力して仮設給水所を開設します。
迅速かつ円滑な応急給水活動ができるよう、これからも訓練などを通じて、地域のみなさまと共に備えていきます。
【お問い合わせ】水道総務課(電話:029-231-4115)
観光
「第62回水戸黄門まつり」を開催しました
令和元年度にリニューアルした「水戸黄門まつり」ですが、新型コロナウイルス感染症の影響で、令和2年度・3年度は中止を余儀なくされました。
今年度は、感染症の流行前と完全に同じ形での実施は難しい状況でしたが、歴史ある祭りを次代に繋ぐため、「水戸黄門まつりの伝統と文化の継承」をテーマに、3年振りに開催しました。
千波湖で開催した「水戸偕楽園花火大会」は、内閣総理大臣賞などを数多く受賞している水戸の名工・野村花火工業が手掛けた国内最高峰の花火が、市民だけでなく多くの観光客の心を照らしました。
また、茨城県三の丸庁舎敷地内をメイン会場として開催した本祭では、水戸黄門カーニバルや山車巡行、神輿連合渡御、水戸黄門提灯行列などを実施。多くの参加者と来場者のみなさんに、まつりの伝統と文化を直に体感していただけました。
【お問い合わせ】
水戸黄門まつり実行委員会(事務局:一般社団法人水戸観光コンベンション協会<外部リンク>)
電話:029-224-0441
芸術・文化
「水戸市オセロデー2022」を開催しました
水戸発祥の「オセロ」は、世界的に親しまれているボードゲームです。
そんなオセロをたくさんの人に知ってもらいたい、楽しんでもらいたいという思いから、3年ぶりに、イオンモール水戸内原で「水戸市オセロデー2022」を開催しました。
当日は水戸ホーリーホックや茨城ロボッツのみなさまにもご協力いただき、マスコットキャラクターたちによる「大盤オセロ対決」のほか、有段者と対局できる「多面打ちブ-ス」、小中学生対象の「○×オセロクイズ」など、子どもから大人まで一日中楽しめるイベントで盛り上がりました。
【お問い合わせ】文化交流課(電話:029-291-3846)
「MitoriOフェスティバル」を開催しました
いよいよ令和5(2023)年7月にせまった新市民会館<外部リンク>の開館に先立ち、MitoriO地区(新市民会館、水戸芸術館、京成百貨店)を会場に、プレオープンイベント「MitoriOフェスティバル」を開催しました。
当日限定で公開した新市民会館のやぐら広場には、約3,000人もの方々が訪れ、木の温かみに包まれた新しい交流の場に心を躍らせていました。
また、水戸芸術館広場や京成百貨店の店頭では、高校生によるダンスパフォーマンスや地元で活動する音楽サークルによる演奏などが行われ、MitoriO地区のはじめの一歩にふさわしい、市民の方々の笑顔と期待にあふれた一日でした。
【お問い合わせ】新市民会館整備課(電話:029-231-7070)
納豆
「水戸市納豆の消費拡大に関する条例」を制定しました
水戸市における納豆の消費拡大をめざして、議員提案により「水戸市納豆の消費拡大に関する条例」を制定しました。
納豆が健康にいい食品であることや、水戸市の代表的な特産品として知られていることから、より多くの方に納豆のおいしさを知っていただくとともに、市民の健康増進や市内産業の活性化を図ることを目的とした条例です。
また、「なっとう」の語呂に合わせ、7月10日を「納豆の日」と定めました。
当日は、「日本初!納豆の日条例はっこう(発行×発酵)記念イベント」(主催:水戸商工会議所)が開催されるなど、市内外で納豆に関するキャンペーンやPRイベントを実施。たくさんの方々に納豆の魅力を発信しました。
【お問い合わせ】議会事務局議事課(電話:029-232-9248)
わら苞(づと)納豆作り体験「BEAN TO NATTO」
水戸市の特産品である納豆。なかでも、わら苞納豆は水戸のお土産品の定番です。
実は、米作りの機械化や稲わらを生産する農家が減ってしまった影響で、「わら苞」がなくなる危機に瀕しています。
そんなわら苞納豆の歴史を途絶えさせないために企画したのが「BEAN TO NATTO」<外部リンク>です。
一年間を通じて、大豆の種まきから栽培、収穫、わら苞納豆への加工までを体験するイベントで、今年度は23組のご家族が参加してくださいました。
パックの納豆にはない風味に加え、自分たちで作り上げたという達成感が、参加した方々をわら苞納豆の虜にしました。
【お問い合わせ】農政課(電話:029-232-9181)