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男子へのヒトパピローマウイルス感染症予防接種費用の助成を始めました

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2024年4月1日更新 印刷ページ表示

ヒトパピローマウイルス(HPV)とは

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性行為を経験する年頃になると、男女を問わず多くの人が感染するウイルスで、生涯で50~80%の方が感染すると言われています。皮膚や粘膜に感染するウイルスで、200種類以上のタイプがあります。

HPVに感染しても、すぐにがんになるわけではなく、ほとんどは自然に排除されますが、長い間感染が続いた場合、細胞が少しずつがん細胞に変化していくことがあります。

粘膜に感染するHPVのうち少なくとも15種のタイプが子宮がんの原因であることが分かっており、高リスク型HPVと呼ばれています。

この高リスク型HPVは、子宮頸がん以外にも、女性では外陰がん、膣がん、男性では陰茎がん、そして男女共通の咽頭がん、肛門がんなどの原因になることが分かっています。

 

男子がHPVワクチンを接種する意義

HPVは、性行為によって男女間で感染を繰り返すため、男女にワクチンを接種することで感染の拡がりを抑えることができます。

日本では毎年、約11,000人の女性が子宮頸がんにかかり、約2,900人の女性が子宮頸がんで亡くなっています。

20代・30代の若い世代で急増するのが特徴で、妊娠・出産を控えた世代の女性の発症が多いことから、「マザー・キラー」とも言われています。

男子がHPVワクチンを接種することによりHPVの感染を予防し、男性自身のHPV関連のがんなど防ぐだけでなく、将来のパートナーの健康と命を守ることができます。

男子のHPVワクチン接種への助成

現在、男子が接種できるHPVワクチンとして4価ワクチン(商品名:ガーダシル)が承認されていますが、男子のHPVワクチン接種については、予防接種法に定められておらず、個人の判断によって接種する任意接種となっております。

接種を受けるかどうかは、予防接種の効果や副反応等を考慮したうえで、本人または保護者の判断で行うものです。

通常だと、任意接種である男子のHPVワクチン接種は、その費用を全額自己負担する必要があります。

水戸市では前述したとおり、男子にも接種する意義があるといった考えから、令和6年度から男子へのHPVワクチン接種費用の助成を行います。


<ページ内リンク>

補助金の対象者、助成内容等について

予防接種・助成申請の流れについて

ワクチン接種による副反応等について

対象者、助成内容等について

接種対象者

次の全てに該当する方が対象です。

  1. 接種日時点から補助金申請までの期間において、継続して水戸市に住民登録があること
  2. 小学6年生から高校1年生相当の男子であること
    (生年月日が、平成20年4月2日から平成25年4月1日までの者)

補助対象者

接種対象者の法定代理人(保護者等)

助成内容等

 
対象ワクチン

4価HPVワクチン(ガーダシル)

※ 2価ワクチン(サーバリックス)、9価ワクチン(シルガード9)は対象外です。

接種回数

3回まで

助成金額 1回の接種につき、16,300円を上限に助成
補助金の申請期限

令和7年3月31日まで

※申請期限までに申請がなかった場合は、全額自己負担となります。

接種場所 水戸市内の協力医療機関

接種費用の助成は、自費で受けた予防接種費用を、後日補助金として支払う方法により行います。

接種当日、医療機関において予防接種の料金をお支払いいただくことになりますので、御留意願います。

予防接種・助成申請の流れ

1 予診票の交付申込み

次のいずれかの方法により、「水戸市 ヒトパピローマウイルス感染症予防接種予診票(男性 4価)」の交付申込みをしてください。


(1) 窓口申込みの場合

【申込み場所】

  • 水戸市保健所感染症対策課(水戸市笠原町993番地の13)へお越しください。

【提出書類】

  1. 水戸市男性へのヒトパピローマウイルス感染症予防接種予診票交付申請書 [Wordファイル/17KB]
  2. HPVワクチンの予防接種歴が分かるもの写し
    (例:母子健康手帳の氏名・生年月日が分かるページと予防接種の記録の全部のページ、接種済証など)
  3. 被接種者が水戸市民であることを証する書類
    (例:住民票)
    ※水戸市民であることを証する書類は、予診票交付申請書の同意事項に同意いただいた場合は添付を省略できます。

【予診票の交付方法】

  • 窓口で提出書類を確認し、不備がなければその場で予診票を交付します。

(2) 郵送申込みの場合

【書類の送付先】

〒310-0852 
水戸市笠原町993番地の13
水戸市保健所感染症対策課 予防衛生係 宛て

【提出書類】

  1. 水戸市男性へのヒトパピローマウイルス感染症予防接種予診票交付申請書 [Wordファイル/17KB]
  2. HPVワクチンの予防接種歴が分かるものの写し
    (例:母子健康手帳の氏名・生年月日が分かるページと予防接種の記録の全部のページ、接種済証など)
  3. 被接種者が水戸市民であることを証する書類
    (例:住民票)
    ※水戸市民であることを証する書類は、予診票交付申請書の同意事項に同意いただいた場合は添付を省略できます。

【予診票の交付方法】

  • 申請内容に不備等がある場合は、感染症対策課からご連絡させていただきます。
  • 予診票は、申請内容に不備等がないことを確認してから、7日から10日程度で住民登録のある住所宛に発送いたします。

(3) 電子申請の場合

 いばらき電子申請・届出サービス<外部リンク><外部リンク>

上記の電子申請のページ(外部サイト)において、内容確認にチェックの上、必要事項の入力、母子健康手帳の画像等を添付して申請してください。

電子申請画面への入力前に、入力内容や添付画像を準備してから電子申請を始めるとスムーズに手続きを行えます。

【入力する内容】

  • 接種を受ける方の「氏名、ふりがな」、「生年月日」、「住民登録のある住所」
  • 申請者(保護者)の氏名、連絡先電話番号
  • 今までに接種したHPVの回数

【添付する画像】

  1. HPVワクチンの予防接種歴が分かるもの
    (例:母子健康手帳の氏名・生年月日が分かるページと予防接種の記録の全部のページ、接種済証など)
  2. 被接種者が水戸市民であることを証する書類(例:住民票)
    ※水戸市民であることを証する書類は、電子申請手続き内で、同意事項に同意いただいた場合は添付を省略できます。

【予診票の交付】

  • 申請内容に不備等がある場合は、感染症対策課からご連絡させていただきます。
  • 予診票は、申請内容に不備等がないことを確認してから、7日から10日程度で住民登録のある住所宛に発送いたします。

 

2  医療機関への予約

予防接種を受ける医療機関を、次の協力医療機関一覧から探し予約してください。

標準的な接種間隔で接種した場合、1回目から3回目の接種まで6か月かかります。

 

男子への4価HPVワクチン接種協力医療機関一覧 [PDFファイル/211KB]

 

3 医療機関の受診(予防接種の実施)

予約した医療機関にて予防接種を受けてください。

1 で交付された予診票や同封されたお知らせ等の内容を確認してください。

【当日の持ち物】

  1. 予診票
  2. 母子健康手帳
  3. 接種料金(接種料金は、医療機関によって異なります。)

【ご注意ください】

 接種完了後に行う補助金の交付申請の手続きにおいて、次の書類が必要となります。記載漏れや紛失の無いようご注意ください。

  • 4価HPVワクチンの接種の記録が確認できる書類(母子健康手帳など)
  • 4価HPVワクチンの接種費用の支払を証する書類(レシート、領収書、支払証明書など)
    ※記載された金額が予防接種に係る費用であること、支払日(領収日)、医療機関名が分かるもの

 

4 補助金の交付申請

予防接種の完了後、市感染症対策課に補助金の交付申請を行ってください。

【申請書類】

  1. 男性へのヒトパピローマウイルス感染症予防接種補助金交付申請書兼請求書 [Wordファイル/17KB]
  2. 4価HPVワクチンの接種記録が確認できる書類
    (例:母子健康手帳の氏名・生年月日が分かるページと予防接種の記録の全部のページ、接種済証など)
  3. 被接種者及び被接種者の保護者等双方の氏名,生年月日,住所が確認できる書類の写し
    (例:運転免許証、マイナンバーカード(表面)、健康保険証など)
  4. 被接種者が4価HPVワクチンを接種した日から補助金の交付申請をするまで継続して水戸市民であることを証する書類
    (例:住民票)
    ※水戸市民であることを証する書類は、補助金交付申請書兼請求書の同意事項に同意いただいた場合は添付を省略できます。
  5. 補助対象予防接種に係る費用の支払を証する書類
    (例:レシート、領収書、支払い証明書等の原本)
    ※記載された金額が予防接種に係る費用であること、支払日(領収日)、医療機関名が分かるもの
  6. 相手方登録申請書 [Excelファイル/94KB](補助金の振込む口座を指定するための用紙)
  7. その他申請内容の確認のため、書類が必要になる場合があります。

【補助金の申請期限】

  • 令和7年3月31日まで(郵送の場合、当日消印有効)

【申請方法】

  • 申請書類を郵送または持参により感染症対策課へ提出してください。
  • 令和7年3月31日までに、予定していた回数の接種が完了しない場合は、当該年度中に接種した回数分での補助金申請をお願いします。

 

※申請内容に不備等がある場合は、感染症対策課からご連絡させていただきます。

 

添付ファイルのダウンロード

予診票交付の手続き

  1. 水戸市男性へのヒトパピローマウイルス感染症予防接種予診票交付申請書 [Wordファイル/17KB]

補助金交付の手続き

  1. 男性へのヒトパピローマウイルス感染症予防接種補助金交付申請書兼請求書 [Wordファイル/17KB]
  2. 相手方登録申請書(記入例あり) [Excelファイル/94KB]

副反応について

HPVワクチン接種後に見られる主な副反応として、発熱や接種した部位の痛みや腫れ、注射による痛み、恐怖、興奮などをきっかけとした失神などが挙げられます。

【4価HPVワクチン接種後の主な副反応】
発生頻度 副反応
50%以上 接種部位の疼痛(痛み)
10%以上50%未満 接種部位の紅斑(赤み)、腫脹(腫れ)
1%以上10%未満 頭痛、発熱、接種部位のそう痒感(かゆみ)
1%未満 下痢、腹痛、四肢痛、筋骨格硬直、接種部位の硬結(皮膚が固くなる)、接種部位の出血など
頻度不明 湿疹、嘔吐、関節痛、筋肉痛、疲労など

重篤な副反応が生じた場合

まれに以下のような重篤な副反応が起こることがあります。その際は医師に申し出てください。

  • アナフィラキシー反応(呼吸困難、じんましん等)
  • 気管支痙攣(発作的な息切れ等)
  • ギラン・バレー症候群(手や足に力が入りにくい、しびれ)
  • 血小板減少性紫斑病(鼻血、歯ぐきの出血等)
  • 急性散在性脳脊髄炎(まひ、知覚障害、運動障害等)

4価HPVワクチンを適正に接種したにもかかわらず、健康被害が発生した場合には、その内容、程度に応じて「医薬品副作用被害救済制度」による治療費等の給付金が受けられる場合があります。

制度の詳細は、新規ウインドウで開きます。独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)<外部リンク>のホームページをご覧ください。

関連情報

みんパピ!みんなで知ろうHPVプロジェクト<外部リンク>

Adobe Reader<外部リンク>
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