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急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランスが始まりました

ページID:0095594 更新日:2025年4月7日更新 印刷ページ表示

流行しやすい急性呼吸器感染症の発生動向の把握や、未知の呼吸器感染症が発生し増加し始めた場合に迅速に探知する体制を整備するため、令和7年4月7日から急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infections:ARI)サーベイランスが始まりました。

本サーベイランスの対象になると医師が判断した一部の方は、検体採取にご協力いただくことがあります。​ご提供いただいた検体は、地方衛生研究所などで検査を行い、流行している感染症(感染症の原因となる病原体)を確認し、市民の皆さまへの情報発信や、感染症対策に役立てます。 ​

急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランスとは

急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランスは、症例定義に一致する患者数の発生を把握する症候群サーベイランスです。令和7年4月7日から急性呼吸器感染症が五類感染症(定点把握対象)に定められ、定点医療機関は毎週患者数を報告することになっています。

急性呼吸器感染症(ARI)の症例定義

咳嗽(がいそう)、咽頭痛、呼吸困難、鼻汁(びじゅう)、鼻閉(びへい)のいずれか1つの症状を呈し、発症から10日以内の急性的な症状であり、かつ医師が感染症を疑う外来症例※

※感染症危機を起こす呼吸器感染症が「発熱しない」頻度が高い場合がありうることや、これまで定点把握しており、発熱を伴わない頻度が比較的高いRSウイルス感染症なども幅広く含めることができるよう、「発熱の有無を問わない」定義とされています。

急性呼吸器感染症に関するQ&A

Q1 本サーベイランスの対象になると医師が判断した場合、どのようになりますか?

本サーベイランスの対象になると医師が判断した場合、そのうち一部の方は、検体採取にご協力いただくことがありますが、就業制限や登校制限の対象になることはありません。これまでと同様に換気や手洗い、咳エチケットなどの感染症に対する基本的な感染対策をお願いします。


Q2 本サーベイランスの対象になると医師が判断した場合、医療費はどうなりますか?

新たに医療費の負担が増えることはありません。本サーベイランスのために検査費用の負担を求められたり、入院するように求められることもありません。


Q3 病院などの面会制限が厳しくなるのですか?

医療機関や高齢者施設における面会の考え方が変わることはありません。これまでと同様に、病院などが求めている感染対策の方針に従って、病気で療養中の方や高齢者など感染症に弱い方々にうつすことのないよう協力をお願いします。 


Q4 すべての医療機関で実施されるのですか? 

対象となる医療機関は、あらかじめ指定された医療機関です。(1)患者数を報告する定点医療機関(全国で約3,000カ所)と、(2)検体を提出する定点医療機関(全国で約300カ所)です。すべての医療機関で実施するわけではありません。

リーフレット

【一般の方向け】

急性呼吸器感染症(Ari)サーベイランスが始まります(一般向け)  病原体定点サーベイランスへのご協力をお願いします【厚生労働省】

【定点医療機関向け】

急性呼吸器感染症(Ari)サーベイランスが始まります(医療機関向け)​​

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