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帯状疱疹予防接種(定期接種)

ページID:0093783 更新日:2025年4月1日更新 印刷ページ表示

令和7年4月から帯状疱疹の予防接種は定期接種になります。
詳細については、決まり次第、ホームページ及び広報みとでお知らせします。

※令和7年度の対象となる方に対し、令和7年4月上旬に、予診票等のお知らせを発送しました。

実施期間

令和7年4月1日から令和8年3月31日まで

接種対象者

水戸市に住民登録があり、過去に帯状疱疹予防接種を受けたことがない方で、下表に該当する方

  • すでに任意接種で帯状疱疹予防接種を完了している方は、定期接種の対象外です。
  • 対象者は年度ごとに異なるため、対象の方が定期接種を受けられるのは、該当年度の1年間のみです。
    例)令和7年度に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳以上となる方は、令和7年度しか定期接種を受けられません。他の年度も同様となります。
  • 接種費用の助成を受けられるのは、生涯に1度限りとなりますので、接種を希望される方は、対象となる年度の期間内に機会を逃さないようご注意ください。
令和7年度から
令和11年度まで
  1. 各年度に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳となる方
  2. 101歳以上の方(令和7年度限り)
  3. 接種当日、60歳以上65歳未満であって、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方
令和12年度以降
  1. 接種当日、65歳の方
  2. 接種当日、60歳以上65歳未満であって、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方

​※ 過去に帯状疱疹ワクチンを接種したことがある方は、定期接種として接種をすることができません。

※令和7年度から令和11年度までの5年間は、経過措置のため対象者は5歳刻みとなり、令和12年度以降は接種日時点で65歳の方のみ対象になります。

令和7年度の対象者

年齢 生年月日
65歳 昭和35年4月2日~昭和36年4月1日
70歳 昭和30年4月2日~昭和31年4月1日
75歳 昭和25年4月2日~昭和26年4月1日
80歳 昭和20年4月2日~昭和21年4月1日
85歳 昭和15年4月2日~昭和16年4月1日
90歳 昭和10年4月2日~昭和11年4月1日
95歳 昭和5年4月2日~昭和6年4月1日
100歳 大正14年4月2日~大正15年4月1日
101歳以上 大正14年4月1日以前に生まれた方
  • 過去に「不活化ワクチン」を2回接種している方、「生ワクチン」を1回接種している方は、定期接種の対象外です。
  • 2回接種が必要な「不活化ワクチン」の1回目のみ接種した方は、2回目のみ定期接種として接種できます。

接種に必要な書類の発送予定日

予診票や予防接種済証等の接種に必要な書類の発送は、4月上旬に発送しました。

助成内容

助成額、助成回数及び個人負担金

ワクチンの種類

生ワクチン
(水痘ワクチン「ビケン」)

不活化ワクチン
(帯状疱疹組換えワクチン「シングリックス」)

助成回数

1回

2回

助成額

2,500円

1回あたり6,500円

個人負担金

医療機関の接種料金から助成額を差し引いた額
※ 接種料金は医療機関によって異なります。予約時に医療機関へ確認してください。

例:接種料金8,500円の場合
 ⇨ 
個人負担金は、6,000円

例:接種料金22,000円の場合
 ⇨ 
個人負担金は、1回ごとに15,500円

個人負担金の免除について

接種当日に、次の方が、証明書類を提示することで、個人負担金が免除となります。
接種当日に証明書を持参しなかった場合、原則、個人負担金の払い戻しはできません。該当する方は忘れずにお持ちください。

【免除対象者】 

  1. 生活保護世帯の方
  2. 市民税非課税世帯の方

【免除を受けるための証明書】


生活保護世帯の方

(1) 被保護証明書 ※使用目的が「令和7年度予防接種料免除のため」となっているもの

交付窓口:水戸市役所生活福祉課


市民税非課税世帯の方

(1)  世帯全員分の課税証明書(有料) ※世帯全員分が必要です。

交付窓口:水戸市役所市民課、市民税課(本庁舎)、赤塚・常澄・内原出張所、パスポートセンター、市民センター(三の丸・稲荷第一・内原を除く)

(2) 【後期高齢者医療制度の被保険者の方】 

   ※次のア~ウのいずれかの書類等をお持ちの方は、(1)の課税証明書に代えて使用することができます。

ア 後期高齢者医療限度額適用・標準負担額減額認定証(黄色いカード)

  • 有効期限:令和7年7月31日 
  • 適用区分:「区分I」または「区分II」

※現在、新規発行・再発行はされておりません。
※申請によって令和6年12月1日までに交付された非課税世帯の方がお持ちのカードのため、すべての方がお持ちではありません。
※令和7年8月1日以降はお使いいただけません。

 後期高齢者医療資格確認証

  • 接種日に有効期限が過ぎていないもの
  • 限度区分:「区I」または「区II」の記載があるもの

※非課税世帯の方で限度区分が空欄の方は,申請により、区分が記載された資格確認書の交付を受ける必要があります。

交付窓口:水戸市役所国保年金課

ウ マイナ保険証(健康保険証の利用登録をしたマイナ保険証)

※限度区分を確認し、非課税世帯の区分であることが確認できた場合のみ免除されます。

予防接種の受け方

医療機関へ予約

直接医療機関へ予約をしてください。

帯状疱疹予防接種実施医療機関一覧 [PDFファイル/102KB]


接種当日

  1. 届いた用紙(帯状疱疹予診票及び接種済証) 
  2. 個人負担金
  3. 個人負担金免除対象の方は、免除の確認に必要な書類

※不活化ワクチンの2回目接種は、医療機関から返却されたこの用紙の左側を持参してください。
※2回目接種の「予診票」は、医療機関に置いてあります。

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、過去に水痘(水ぼうそう)にかかった時に体の中に潜伏した「水痘帯状疱疹ウイルス」が、加齢や疲労、免疫力の低下などによって再活性化することにより起こる病気です。症状は、神経の流れに沿って体の左右どちらか一方に現れることが多く、時に痛みを伴う水泡が出現することもあります。また、合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。
帯状疱疹は、70歳代で発症する方が最も多くなっています。

厚生労働省の自治体説明会資料より抜粋した帯状疱疹の年代別発症率の図です。70歳代がピークとなっています。

出典:令和6年度第3回予防接種自治体向け説明会(令和6年12月19日)

帯状疱疹ワクチンについて

帯状疱疹ワクチンには生ワクチン(水痘ワクチン)と不活化ワクチン(組換え帯状疱疹ワクチン )の2種類があります。
接種回数や接種方法、接種スケジュール、効果などの特徴が異なっていますが、いずれのワクチンも、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。

 
  生ワクチン
(水痘ワクチン)
不活化ワクチン
(帯状疱疹組換えワクチン)
接種回数 1回 2回 (※1)
接種間隔 2か月以上の間隔をおいて2回接種
接種方法 皮下に接種 筋肉内に接種

※1 不活化ワクチンを定期接種の1回目として接種した場合、生ワクチンを定期接種の2回目として接種することはできません。

詳しくは、「帯状疱疹ワクチン(厚生労働省)<外部リンク>」をご確認ください。

ワクチンの有効性

 
ワクチンの種類 生ワクチン
(水痘ワクチン)
不活化ワクチン
(帯状疱疹組換えワクチン)
帯状疱疹への効果 接種後1年時点 6割程度の予防効果 9割以上の予防効果
接種後5年時点 4割程度の予防効果 9割程度の予防効果
接種後10年時点 7割程度の予防効果

帯状疱疹後神経痛への効果
(接種後3年時点)

6割程度の予防効果 9割以上の予防効果

ワクチンの副反応

ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、生ワクチンについては、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎が、不活化ワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。

 
ワクチンの種類 生ワクチン
(水痘ワクチン)
不活化ワクチン
(帯状疱疹組換えワクチン)
主な副反応の発現割合 70%以上 疼痛(痛み)
30%以上 発赤(赤み) 発赤(赤み)、筋肉痛、疲労
10%以上 そう痒感(かゆみ)、熱感、腫脹(腫れ)、疼痛(痛み)、硬結(しこり) 頭痛、腫脹(腫れ)、
悪寒(寒気)、発熱、胃腸症状
1%以上 発疹、倦怠感 そう痒感(かゆみ)、倦怠感、
その他の疼痛(痛み)

定期接種による健康被害の救済制度について

予防接種法に基づく予防接種(定期の予防接種・臨時の予防接種)によって健康被害が生じた方を救済するため、予防接種法に基づく予防接種健康被害救済制度が設けられています。

健康被害が接種を受けたものであると厚生労働省大臣が認定したときに、予防接種法に基づく予防接種健康被害救済制度による救済給付を受けることができます。

制度の詳細は、「予防接種健康被害救済制度(厚生労働省)<外部リンク>」をご確認ください。

よくある質問(Q&A)

Q1 対象者となる「65歳」とは満年齢ですか?
A1 令和7年度から令和11年度までは、年度年齢(年度内に誕生日を迎えて65歳になる者)の方が接種対象です。
   例えば、4月1日時点で65歳の方であっても、この年度中に66歳となる方は接種対象ではありませんのでご注意ください。


Q2 定期接種の対象者へ個別通知を送付しますか?
A2 令和7年4月上旬頃、令和7年度の定期接種の対象となる方に対し、市からのご案内を郵送しております。
   令和8年度以降に対象となる方には、対象となる年度に郵送する予定です。


Q3 過去に帯状疱疹にかかったことがありますが、定期接種を受けることはできますか?
A3 帯状疱疹は繰り返し発症する場合もあるため、過去にかかったことがある方も定期接種を受けることができます。


Q4 過去に帯状疱疹ワクチンの接種を受けましたが、定期接種を受けることはできますか?
A4 定期接種の対象年齢となる前に、帯状疱疹ワクチンの接種を完了している場合は、定期接種を受けることはできません。
   ただし、2種類あるワクチンのうち「不活化ワクチン」を1回だけ接種した場合は、残りの1回を定期接種として受けることができます。

   なお、定期接種を受けることができない方が「任意接種」として、全額自己負担で接種することは可能です。


Q5 定期接種の対象者以外は、帯状疱疹ワクチンを接種できませんか。
A5 定期接種の対象者に該当しない方であっても、「任意接種」として全額自己負担で接種することは可能です。
   ただし、「任意接種」で帯状疱疹ワクチンの接種を完了した場合は、その後、定期接種の対象年齢となった時に、定期接種を受けることはできませんのでご注意願います。

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