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高齢者肺炎球菌予防接種(定期接種)

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2023年4月21日更新 印刷ページ表示

令和5年4月1日から令和6年3月31日まで、高齢者肺炎球菌予防接種(定期接種)費用の一部を補助しています。

定期接種・任意接種とは

予防接種には、予防接種法に基づき実施される「定期接種」と予防接種法に基づかない「任意接種」があります。

定期接種はさらに、「A類疾病(本人に接種を受ける努力義務があり、主に集団予防、重篤な疾患の予防に重点。)」と「B類疾病(本人の意思により接種。主に個人予防に重点。)」に分けられます。
高齢者肺炎球菌はB類疾病に分類されています。

肺炎と肺炎球菌

肺炎を引き起こす病原体は、細菌やウイルスなどさまざまですが、日常生活をおくる中で「肺炎」を起こす原因として最も多いのが「肺炎球菌」という細菌です。
肺炎球菌は、鼻やのどなどの上気道に存在する身近な細菌のひとつで、健康な状態では、免疫機能が働くため、感染症を引き起こすことはありませんが、高齢者や糖尿病、心疾患、呼吸器疾患などの慢性疾患を持つ方などは、体調を崩し免疫が低下すると、肺炎球菌の増殖力が増し、肺炎やしばしば敗血症などを起こすことがあります。
高齢者の場合の肺炎球菌による肺炎の症状は、「症状が突然始まる」のが特徴で、悪寒を伴う高熱、せき、痰、胸の痛み、全身のだるさなどが現れます。

高齢者肺炎球菌ワクチンの有効性

高齢者肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、重症化を防ぎます。ただし、すべての肺炎を予防するワクチンではありません。
また、接種してから免疫(抗体)ができるまでに、平均で3週間ほどかかり、1回の接種で5年以上免疫(抗体)が持続するといわれています。

高齢者肺炎球菌のワクチンの副反応について

主な副反応は、接種部位の疼痛(痛み)や発赤(赤み)、腫脹(はれ)で、そのほか発熱などがみられることがありますが、通常2~3日で治ります。
その他に、重い副反応として、アナフィラキシー様症状(接種後、約30分以内に起こるひどいアレルギー反応のことで、発汗、顔が急に腫れる、全身にひどいじんましんが出るほか、はきけ、嘔吐、声がでにくい、息が苦しいなどの症状やショック状態になるような、はげしい全身反応のこと)、血小板減少、知覚異常、ギランバレー症候群、蜂巣炎・蜂巣炎様反応などがまれに報告されています。

対象者

1 令和5年度に、65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳となる方

令和5年度
65歳

令和5年度
70歳

令和5年度
75歳

令和5年度
80歳

令和5年度
85歳

令和5年度
90歳

令和5年度
95歳

令和5年度
100歳

S33.4.2生~
S34.4.1生

S28.4.2生~
S29.4.1生
S23.4.2生~
S24.4.1生
S18.4.2生~
S19.4.1生
S13.4.2生~
S14.4.1生
S8.4.2生~
S9.4.1生

S3.4.2生~
S4.4.1生

T12.4.2生~
T13.4.1生

2 接種当日、60歳以上65歳未満の方で、心臓、腎臓若しくは呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有する方

※ 対象者には、令和5年4月中旬に予防接種券、予診票、実施医療機関一覧を郵送しています。
※ 過去に接種(全額自己負担による接種を含む)をしたことがある方は、定期接種として接種をすることができません。

持参するもの

1 今年度65歳となる方:水戸市高齢者肺炎球菌予防接種券、予診票、個人負担金

2 その他の年齢の方:案内通知(はがき)、被保険者証、個人負担金

個人負担金

医療機関の接種料金(実施医療機関ごとに異なります。)から公費負担額(2,000円)を差し引いた額

※ 接種対象の方で次のいずれかに該当する場合は、接種当日、以下の証明書を医療機関に提出することにより料金が免除となります。
1 生活保護法による被保護世帯の方
  提出するもの:被保護証明書(原本)
2 市民税非課税世帯の方
  提出するもの:世帯全員分の課税証明書(コピー可)

予防接種を受けるときの注意

すべて個別接種(医療機関)で実施します。

  • 医療機関へ直接電話などで申込んでください。
  • 一覧以外の医療機関での接種を希望するときは、保健予防課へお問い合わせください。

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