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国の方針により、令和8年4月1日から定期接種で使用するワクチンが、より高い予防効果が期待できるワクチンに変更となります。
これに伴い、本市で実施する高齢者肺炎球菌の定期接種の制度が、以下の表のとおり変更となります。
ワクチン価格が従来よりも高くなることから、個人負担金等が変わる見込みです。
現在使用している23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)での接種を希望する方は、令和8年3月31日までに接種を受けるようお願いします。
| 変更前 (令和8年3月31日までに接種を受ける場合) |
変更後 (令和8年4月1日以降に接種を受ける場合) |
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|---|---|---|
| 使用するワクチン | 23価肺炎球菌ワクチン (PPSV23:ニューモバックスNP) |
20価肺炎球菌結合型ワクチン (PCV20:プレベナー20) |
| 助成額 | 2,000円 | 3,000円(予定) |
| 個人負担金の目安 | 医療機関の接種料金から、助成額2,000円を差し引いた額 ※接種料金は、医療機関によって異なります。 |
医療機関の接種料金から、助成額3,000円(予定)を差し引いた額 ※接種料金は、医療機関によって異なります。 |
| 例:接種料金が、8,000円の場合 6,000円 |
例:接種料金が、12,000円の場合 9,000円 |
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| ワクチンの特徴 | 23種類の肺炎球菌に対応し、肺炎の罹患や重症化を予防するワクチンです。 | 20種類の肺炎球菌に対応し、感染症を予防する結合型のワクチンです。 ※結合型ワクチンは、免疫の記憶がつきやすく、対応する肺炎球菌に対し、より高い有効性が期待できるとされています。 |
| 接種方法 | 筋肉内接種または 皮下接種 |
筋肉内接種のみ |
| 重篤な副反応 | 稀に報告される重い副反応としては、アナフィラキシー様反応、血小板減少、ギランバレー症候群、蜂巣炎様反応、等が報告されいます。 | 稀に報告される重い副反応としては、ショック・アナフィラキシー様反応、けいれん(熱性けいれんを含む。)血小板減少が報告されいます。 |
| 主な副反応 | 疼痛、熱感、腫脹、発赤 等 |
疼痛、筋肉痛、関節痛、頭痛 等 |
| 添付文書 | 効能、副反応等の詳細は、こちらから添付文書<外部リンク>を確認してください。 | 効能、副反応等の詳細は、こちらから添付文書<外部リンク>を確認してください。 |
※ 過去に接種(全額自己負担による接種を含む)をしたことがある方は、定期接種として接種をすることができません。
予診票等の送付時期
個人負担金の金額は、医療機関の接種料金から公費負担額(2,000円)を差し引いた額となります。
接種料金は、医療機関ごとに異なりますので、医療機関に予防接種を申し込むときに、ご確認ください。
接種当日に、次の方が、証明書類を提示することで、個人負担金が免除となります。
接種当日に証明書を持参しなかった場合、原則、個人負担金の払い戻しはできません。該当する方は忘れずにお持ちください。
【免除対象者】
1.生活保護世帯の方
2.市民税非課税世帯の方
(1) 被保護証明書 ※使用目的が「令和7年度予防接種料免除のため」となっているもの
交付窓口:水戸市役所生活福祉課
(1) 世帯全員分の課税証明書(有料) ※世帯全員分が必要です。
交付窓口:水戸市役所市民課、市民税課(本庁舎)、赤塚・常澄・内原出張所、パスポートセンター、市民センター(三の丸・稲荷第一・内原を除く)
(2)【後期高齢者医療制度の被保険者の方】
※次のアまたはイのいずれかの書類等をお持ちの方は、(1)の課税証明書に代えて使用することができます。
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ア 後期高齢者医療資格確認証 ・接種日に有効期限が過ぎていないもの 交付窓口:水戸市役所国保年金課 |
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イ マイナ保険証(健康保険証の利用登録をしたマイナ保険証) ※限度区分を確認し、非課税世帯の区分であることが確認できた場合のみ免除されます。 |
すべて個別接種(医療機関)で実施します。
肺炎を引き起こす病原体は、細菌やウイルスなどさまざまですが、日常生活をおくる中で「肺炎」を起こす原因として最も多いのが「肺炎球菌」という細菌です。
肺炎球菌は、鼻やのどなどの上気道に存在する身近な細菌のひとつで、健康な状態では、免疫機能が働くため、感染症を引き起こすことはありませんが、高齢者や糖尿病、心疾患、呼吸器疾患などの慢性疾患を持つ方などは、体調を崩し免疫が低下すると、肺炎球菌の増殖力が増し、肺炎やしばしば敗血症などを起こすことがあります。
高齢者の場合の肺炎球菌による肺炎の症状は、「症状が突然始まる」のが特徴で、悪寒を伴う高熱、せき、痰、胸の痛み、全身のだるさなどが現れます。
高齢者肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、重症化を防ぎます。ただし、すべての肺炎を予防するワクチンではありません。
また、接種してから免疫(抗体)ができるまでに、平均で3週間ほどかかり、1回の接種で5年程度免疫(抗体)が持続するといわれています。
主な副反応は、接種部位の疼痛(痛み)や発赤(赤み)、腫脹(はれ)で、そのほか発熱などがみられることがありますが、通常2~3日で治ります。
その他に、重い副反応として、アナフィラキシー様症状(接種後、約30分以内に起こるひどいアレルギー反応のことで、発汗、顔が急に腫れる、全身にひどいじんましんが出るほか、はきけ、嘔吐、声がでにくい、息が苦しいなどの症状やショック状態になるような、はげしい全身反応のこと)、血小板減少、知覚異常、ギランバレー症候群、蜂巣炎・蜂巣炎様反応などがまれに報告されています。