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RSウイルス感染症は、乳幼児期にかかることが多く、発熱や鼻汁、せきなど、かぜに似た症状を引き起こす感染症です。初めて感染した乳幼児のうち、約3割でせきが悪化し、喘鳴(ゼーゼーと呼吸しにくくなること)や呼吸困難、細気管支炎の症状が出るなど、重症化することがあります。
妊娠中に予防接種を受けることで、お母さんの体内で作られた抗体が赤ちゃんに移行し、出生時から、RSウイルスを原因とする疾患を予防することができます。
令和8年4月1日以降に妊娠届を提出された方には、届出時にお渡しする母子健康手帳等と合わせて予診票もお渡しします。
※令和8年3月末までに妊娠届を提出され、接種対象者となる可能性がある方には、妊娠届の提出時期に応じて次表の時期に予診票を発送します。
| 妊娠届出時期 (転入者を含む) |
交付方法 |
|---|---|
| 令和8年2月28日まで | 3月下旬頃、発送予定です。 |
| 令和8年3月1日から3月31日まで | 4月中旬頃、発送予定です。 |
※4月上旬頃に接種をご希望の方等で、予診票が届かない場合は、事前に感染症対策課までお問い合わせください。
RSウイルスの感染による急性の呼吸器感染症で、乳幼児に多い感染症です。
RSウイルスは年齢を問わず何度も感染を繰り返します。
初回感染時には、より重症化しやすいといわれており、特に生後6か月以内に感染した場合は、細気管支炎や肺炎など重症化することがあります。
生後1歳までに50%以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が少なくとも一度は感染する、とされています。
RSウイルス感染症予防接種については、厚生労働省ホームページ(RSウイルスワクチンについて)<外部リンク>をご覧ください。
RSウイルスワクチンのご案内 [PDFファイル/3.04MB]
潜伏期は2~8日とされ、発熱、鼻汁、咳などの上気道炎症状が数日続き、その後、場合によっては、気管支炎や肺炎などの下気道症状が出てきます。初めて感染した乳幼児の約7割は軽症で数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化し、喘鳴(ゼーゼーと呼吸しにくくなること)や呼吸困難、さらに気管支炎の症状が増加します。重篤な合併症として注意すべきものには、1歳以下では中耳炎の合併症がよくみられる他、無呼吸発作、急性脳症等があります。
妊娠中にワクチンを接種することで、お母さんの体内で作られた抗体が赤ちゃんに移行し、RSウイルスを原因とする疾患を予防することができます。
令和8年4月1日から
※令和8年3月31日までに接種をした場合については、任意接種(全額自己負担)となります。
接種時点で水戸市民であり、妊娠28週0日から36週6日の間にある妊婦の方
上記の妊娠週数以外の方は定期接種の対象とはなりません。
※接種後14日以内の出生では、胎児への抗体の移行が十分でない可能性があります。計画分娩を予定されている方も含め、接種のスケジュールについてはかかりつけの産婦人科医とご相談ください。
組換えRSウイルスワクチン (商品名:アブリスボ)
妊娠ごとに1回接種
※同じ妊娠中にRSウイルス感染症予防接種を受けている場合は、定期接種を受けることはできません。
無料
※予診票を紛失した場合は、事前に感染症対策課までご連絡ください。
※接種時点で16歳未満の方は、予診票の保護者の署名が必要です。
16歳未満の方が接種する場合は、保護者同伴が原則です。
保護者がやむを得ない理由により同伴できない場合は、接種を受ける方の健康状態を熟知しており、予診票の内容をよく理解している親族(祖父母等)などが代理人として同伴することで、接種を受けることができます。
その場合は、保護者の委任状が必要となります。保護者本人が自署し、医療機関に提出してください。
13歳以上の方に限り、あらかじめ保護者の同意が確認できた場合は、保護者又は委任状を持参した代理人の同伴がなくても接種することができます。
あらかじめ「RSウイルス感染症予防接種説明書・同意書(保護者が同伴しない場合)」に保護者が署名する必要がありますので、事前に感染症対策課にご相談ください。
RSウイルス感染症予防接種 実施医療機関一覧 [PDFファイル/207KB]
※里帰り出産等で、県外の医療機関で接種を希望する方は、手続きが必要となります。手続きが完了するまでに約2週間程度かかりますので、お早めに感染症対策課までお問い合わせ下さい。
接種後14日以内に出生した乳児における有効性は確立していないため、出産の14日前までに接種を完了させることが望ましいとされています。
ただし、出産予定の14日前以降であっても、対象期間内(妊娠28週0日から36週6日まで)であれば、医師と相談の上、定期接種として接種することができます。
主な副反応は、接種部位の痛み(40.6%)、頭痛(31%)、筋肉痛(26.5%)、赤みや腫れ(10%未満)と報告されています。
他のワクチンとの接種間隔について特段の定めはありません。ただし、百日せき菌抗原を含有するワクチンと同時接種すると、百日せき菌抗原に対する免疫応答が低下するとの報告があり、併用に注意することとされています。
同時接種を希望する場合は、接種前に医師にご相談ください。
妊婦健診を受診している医療機関以外でも接種を受けることは可能です。その場合は、必ず現在通院中の産婦人科医にご相談の上、接種を受けてください。
なお、予防接種可能な医療機関は、実施医療機関一覧をご確認ください。掲載されていない医療機関での接種を希望する場合は、お早めに水戸市感染症対策課までご相談ください。