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無心塾飯島道場の活動の様子

ページID:0090170 更新日:2024年12月17日更新 印刷ページ表示

少年団のこどもたち

冬らしく冷え込んだ12月の金曜夜、水戸市見川2丁目にある「見川中学校武道場」にやってきました。
外の寒さが嘘のように、場内はこどもたちの熱気に包まれています。
無心塾飯島道場は、水戸市の柔道少年団でもあり、市内には、ほかに内原と三の丸にも柔道少年団があります。

今回は、少年団の指導者であり、連絡窓口になってくださっている、長島さんに話を聞きました。

質問 この少年団で身につくことは?

「うちの特徴としては、こどもたちに柔道を長く続けてもらえるよう、個々の成長に合わせ心技体をバランス良く鍛えていくことを大事にしています。
幸い県内トップクラスの実力あるこどもたちがたくさんいますが、決して目先の勝負にこだわらず、基本が大事だということを教えます。
あとは、礼儀や挨拶ですね。こどもたちは、楽しみながら成長し、体力がついてくれば自信にもつながりますし、心が落ち着いてきます。」


さきほどから、取材に来た私にもこどもたちが挨拶してくれるのは、そういったことが身についているからなんですね。

質問 柔道に興味を持ったら?

「まずは、少年団の団員募集要項に記載されている私の連絡先に連絡をください。休日などは、練習ではなく大会などに出場していることもありますので・・・。
見学や体験期間を2~3週間はもうけさせていただきます。そのうえで、こどもの気持ちを確かめてもらい入団となります。」

質問 団員数は?

「いまは60人くらいです。
年齢構成は、年中さんくらいから小学校前の子が5人くらい。残りは、小学生と中学生が半々くらいです。
ちなみに、男女比は、7対3くらいで男の子が多いです。」

質問 指導体制は?

「指導者は常時5~6人くらい。全体では、15名くらいいて、経験豊かな高段者も多く含まれますが、この道場の卒業生もいます。」

つづいて、練習の様子を見学させていただきました。

練習風景

つなひき

まずは、長縄を使ってのトレーニングで身体を温めてから、半分ずつに分かれて綱引き3本勝負!
さっきまでおしゃべりしていたこどもたちも真剣そのものです。

基本動作

つづいて、受身や基本動作を練習します。
ここでも、5班に分かれてリレー形式にすることにより、こどもたちも楽しみながら主体的に取り組んでいます。

応援

もちろん、楽しいだけじゃなく、気持ちがゆるんで怪我をしたりしないよう、厳しく指導することもあります。
しかし、私がイメージしていたようなピリピリした雰囲気はなく、みんなで楽しくやるところとスイッチを入れて真剣にやるところを使い分けている印象でした。

打ち込み

その後は、柔道の打ち込みを行っていました。

次に、無心塾飯島道場主催の柔道強化錬成会についてお知らせします。

柔道強化錬成会

無心塾飯島道場では、秋と冬に柔道をやっているこどもたちの友好と親睦を目的とし、関東東北から広く参加を募り、大規模な柔道教室を開催しています。

七戸さん

写真は、9月14日に開催されたときの様子です。

9都県から600名以上の参加があり、講師には、世界柔道選手権で銀メダルに輝いたこともある七戸龍さんが来てくださり、こどもたちも目を輝かせながら七戸さんに質問をしていました。

錬成会の様子