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地震が引き起こす電気火災への対策。

ページID:0004870 更新日:2024年9月13日更新 印刷ページ表示

 東日本大震災における本震による火災全111件のうち、原因が特定されたものが108件。
そのうち過半数が、電気関係の出火によるものでした。
東日本大震災電気火災出火割合

(日本火災学会誌「2011年東日本大震災 火災等調査報告書」より)

地震が引き起こす電気火災

 地震の揺れに伴う電気機器からの出火や,停電が復旧した時に発生する火災です。

例1)
地震で本棚が倒れ,本や雑誌がストーブ周辺に散乱。
停電が復旧した際に,スイッチが入ったままのストーブが作動。
紙類に着火し火災が発生。
感震ブレーカーホームページ電気ストーブに燃えやすいものが落ちる

例2)
倒れた家具の下敷きになったり,引っ張られて電気コードが損傷。
停電から復旧し通電した際に,電気コードがショート。
散乱した室内で近くの燃えやすいものに着火し火災が発生。
感震ブレーカーホームページコードがショートし着火

地震火災を防ぐポイント

1.事前の対策

  • 住まいの耐震性を確保しましょう
  • 家具等の転倒防止対策(固定)を行いましょう
  • 感震ブレーカーを設置しましょう
  • ストーブ等の暖房機器の周辺は整理整頓し,可燃物を近くに置かないようにしましょう
  • 住宅用消火器等を設置し使用方法について確認しましょう
  • 住宅用火災警報器を設置しましょう

2.地震直後の行動

  • 停電中は電気器具のスイッチを切ると共に電源プラグをコンセントから抜きましょう。避難するときはブレーカーを落としましょう
  • 石油ストーブや石油ファンヒーターからの油漏れの有無を確認しましょう

3.地震発生からしばらくして(電気やガスの復旧,避難所からもどったら)

  • ガス機器,電気器具及び石油器具の使用を再開するときは,機器に破損がないこと,近くに燃えやすいものがないことを確認しましょう
  • 再通電後は,しばらく電気器具に異常がないか注意を払いましょう

4.日頃からの対策

  • 地域の防災訓練へ参加するなどし,発災時の対応要領の習熟を図りましょう

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地震火災を防ぐポイント [PDFファイル/1.97MB]

感震ブレーカーとは?

地震を感知すると自動的にブレーカーを落として電気を止めます。
種類については以下のものがあります。

分電盤タイプ(内臓型) 分電盤タイプ(後付型) コンセントタイプ 簡易タイプ
感震ブレーカー分電盤タイプ(内蔵型) 感震ブレーカー分電盤タイプ(後付型) コンセントタイプの画像 簡易タイプの画像
分電盤に内蔵されたセンサー
が揺れを感知し,ブレーカーを
落として電気を遮断。
分電盤に感震機能を
後付するタイプで,漏電ブレーカーが設置
されている場合に設置可能。
コンセントに内蔵されたセンサーが揺れを感知し,コンセントから電気を遮断。 ばねの作動や重りの
落下によりブレーカー
を落として,電気を遮断。
電気工事が必要。 電気工事が必要。 電気工事が必要なタイプと,コンセントに差し込む
だけのタイプがある。
電気工事が不要。

電気火災感震ブレ-カ-パンフレット[PDFファイル/461KB]

経済産業省 感震ブレーカーの普及啓発<外部リンク>(新しいウィンドウが開きます)

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