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自動火災報知設備の誤作動が増えています!

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2022年6月13日更新 印刷ページ表示

自動火災報知設備とは

 自動火災報知設備とは,火災を早急に発見し,火災の発生を建物全体に知らせることで,火災による被害を最小限にするための消防用設備です。

 火災時には,建物内の天井に設置された感知器が煙や熱を感知すると,管理人室や共用部などに設置されている受信機に火災発生場所を表示するとともに,非常ベルなどが鳴動します。また,共用部等に設置されている発信機のボタンを押すことでも,非常ベルを鳴動させます。

自動火災報知設備の誤作動について

 水戸市内において,近年,自動火災報知設備の誤作動に伴う「非火災報」が増えています。誤作動の要因には,人為的なものから機械的なものまで様々です。

  • 雨漏りなどの水滴が感知器の内部に入り,電気回路が不具合を起こす。
  • 調理,喫煙などで発生する熱や煙,水蒸気,ほこり,虫などが感知器に入る。
  • 気候や天候により感知器設置場所が高温多湿になる。
  • いたずらなどで発信機のボタンが押される。
  • 機器の老朽化

建物関係者の方へ

 消防用設備は老朽化や,適切な維持管理がなされていないと,誤作動を起こす可能性が高くなります。誤作動が頻繁に起こると,火災への意識の低下を招き,実際に火災が発生したときに,初期消火,通報,避難の行動の遅れにより被害が拡大する恐れがあります。

 また,誤作動が続くからという理由で,自動火災報知設備の感知器を外したり,受信機の電源を切ってしまうと,消防法令違反となり,罪に問われることがあります。

 以上のことから,自動火災報知設備は定期的な点検や日ごろからの注意を心掛けるなど,誤作動の要因をできるだけ排除してください。また,誤作動が発生した場合には,速やかに管理会社または消防設備士などに調査を依頼してください。