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着衣着火の対処法(ストップ,ドロップ&ロール)

ページID:0102806 更新日:2025年6月16日更新 印刷ページ表示

「着衣着火」とは?

調理中のコンロの火や仏壇のろうそくの火などが,着ている服に燃え移ることです。衣服の素材によっては,一瞬のうちに燃え上がってしまうこともあります。

着衣着火1
※画像の出展:nite(独立行政法人製品評価技術基盤機構)

着衣着火2 着衣着火3

もし衣服に火がついたら?

  1. 近くに水(水道・浴槽・花瓶など)があれば,すぐに水をかけて消火しましょう
  2. 衣服を脱げる場合には素早く脱ぎましょう
  3. 近くに水がない場合は,決して走り回らず,地面を転がって燃えている箇所を押しつけるように消火しましょう(ストップ,ドロップ&ロール)
  4. 衣服の火が消えたら119番へ通報しましょう。やけどをしてしまった時は水道の流水で冷やしましょう。

着衣着火着衣着火着衣着火
​※画像の出展:日本消防検定協会

ストップ,ドロップ&ロール

「ストップ,ドロップ&ロール(止まる,倒れる,転がる)」はアメリカで考案された着衣着火の際の身を守る方法です。

  1. ストップ(止まる)
    服に火がついたまま走ると,かえって火の勢いを大きくするので,絶対に走ってはいけません。その場で一旦止まります。
    1ストップ
  2. ドロップ(倒れる)
    地面へ倒れ込み,燃えているところを地面に押しつけます。
    2ドロップ
  3. ロール(転がる)
    ゴロゴロ転がることで,服についた火が地面とあたって広い範囲を窒息消火します。
    3ロール

着衣着火を防ぐポイント

  • 調理中や火を使うときは,マフラー・ストールなどは外し,袖や裾が広がっている衣服の着用は避けましょう。
  • こんろの奥に調味料などの物を置かないようにしましょう。
  • 鍋の底から炎がはみ出さないよう,適切な火力に調整しましょう。
  • 燃えにくい素材の防炎製品(エプロン・アームカバー等)を使用しましょう。特に高齢者や子供には,防炎製品の衣服(パジャマなど)の着用を考えましょう。

 防炎製品について<外部リンク>(公益財団法人日本防炎協会HP)