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「高齢者の医療の確保に関する法律」(平成20年度施行)に基づき、40歳以上75歳未満の方を対象に、加入している医療保険者(国民健康保険、協会けんぽ、健康保険組合、共済組合など)の責任で、生活習慣病予防を目的とした特定健康診査を実施しています。
社会保険加入者及びその扶養者の方は、加入している医療保険者が実施する特定健康診査を受けていただくことになります。詳しくは、加入中の医療保険者にお問合せください。
特定健康診査の結果により、生活習慣の改善が必要な方には、専門家による個別指導や生活習慣病の予防に関する情報提供などの特定保健指導を行います。対象となった方に、特定保健指導のご案内のお電話や訪問、通知を郵送しています。ぜひご利用ください。
近年、死亡原因の約6割が「生活習慣病」である糖尿病、高血圧症、脂質異常症等によって引き起こされる心疾患、脳血管疾患等であり、国民医療費でも全体の約3分の1をしめるまでに増加しています。
この発症前の段階であるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の該当者及び予備群は、男女とも40歳以上で多く、男性では2人に1人、女性では5人に1人の割合に達しています。
生活習慣病は、生活習慣の改善により予防が可能で、重症化や合併症の発症を抑え、その結果、中長期的には医療費の増加を抑えることができます。
こうしたことから、国・県・医療保険者(国民健康保険など)がそれぞれの役割に応じ、必要な取組みを進めています。
特定健康診査の内容は、問診・身体計測(身長・体重・BMI・腹囲)・血圧測定・血液検査・尿検査・心電図・眼底検査です。
(補足)結核・肺がん検診等の各がん検診も同時に受診できます。水戸市がん検診等受診券(特定健康診査受診券と1枚つづりのもの)もお持ちください。
次の項目すべてに当てはまる方が対象となります。
●水戸市国民健康保険被保険者
●40歳以上の方
(補足1)今年度、水戸市の補助を受けて人間ドック(または脳ドック)を受診する方または受診した方は特定健康診査を受診することはできません。
養護老人ホーム、特別養護老人ホーム、老人保健施設、軽費老人ホーム(ケアハウス)、有料老人ホーム等に入所中の方は、当該施設が行う健康診断を受診することになっていますので、特定健康診査を受診することはできません。妊娠中の方は特定健康診査を受診することはできません。
(補足2)社会保険の被扶養者の方で、特定健康診査受診券の契約とりまとめ機関に集合Bの記載がある場合は、水戸市の集団健診を受診することができます。
※後期高齢者医療制度被保険者の方は「高齢者健康診査について」をご覧ください。
日程は、「集団健診の日程表」をご確認ください。
次の2つの申し込み方法により実施します。いずれかの方法を選んで受診してください。
完全予約制となります。
インターネット予約もしくはコールセンター予約をご利用のうえ、お申し込みください。
予約者には、健診の1週間前に「集団健診のお知らせ」を郵送いたします。
自分の都合のよい日に医療機関で受診できます。事前に医療機関へお問い合わせのうえ、受診してください。
【実施期間】
令和6年6月15日~令和7年2月28日
受診の際には、次のものすべてを必ずお持ちください。お持ちいただかないと受診できません。
(補足) 特定健康診査受診券と水戸市がん検診等受診券は、つながって1枚となっています。切り取らずお持ちください。
集団健診・医療機関健診ともに500円
(注意)市県民税非課税世帯(世帯全員が非課税)の方は、20歳以上の世帯全員分の令和6年度「課税証明書」を提示すれば個人負担金は無料になります。
40歳の方は、特定健康診査が「無料」になります。対象の方には、6月上旬に個別通知(はがき)を郵送します。
東日本大震災で被災され、水戸市が発行する「国民健康保険一部負担金等免除証明書」をお持ちの方は、特定健康診査の自己負担金が免除となります。受診の際に健診会場に上記証明書(コピー可)をお持ちください。医療機関健診では証明書を提出いただきますので、ご自身でコピーし受診する医療機関へお持ちください。
(注意1)上記証明書をお持ちでない方は必ず事前にお問合せください。
(注意2)高齢者健診、各種がん検診は個人負担金免除の対象となりませんのでご注意ください。
対象者には、受診券を6月上旬に郵送します。
(補足)転入等の理由により、新たに水戸市国民健康保険に加入された40歳以上の方には随時受診券を発送します。(加入の翌月)
届かない方や、早めに必要な方は、健康づくり課へご連絡ください。受診券をお送りします。
特定健康診査受診券をなくしてしまった方は水戸市保健所健康づくり課へご連絡ください。再発行が可能です。ぜひ、健診を受診しましょう。