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令和7年1月16日(木曜日)茨城県立消防学校で,令和6年度国際消防救助隊北関東連携訓練が実施されました。
国際消防救助隊とは英語で,「International Rescue Team of Japanese Fire Service」とし,略称で「IRT」と呼ばれ,日本語の愛称を「愛ある手」としています。この愛称には,被災国に「愛のある手」を差しのべるという,日本消防の気持ちが込められています。
今回の訓練は,北関東で国際消防救助隊に登録する,水戸市消防局,茨城西南広域消防本部,宇都宮市消防局,前橋市消防局,高崎市等広域消防局の5消防本部が相互に連携し,国際消防救助隊として,必要な知識と技術などを習得し,登録消防本部間における,国際消防救助隊員同士の,更なる連携協力体制の充実を図ることを目的として実施しました。
当日は28人の隊員が参加し,ロープレスキューをテーマとした2つの想定訓練を行い,救助技術などの向上を図ることができました。
<開式>
「テルファー」
高所から低所にロープを張り,そのロープに沿って隊員が進入し要救助者を救出する手法
「ハイライン」
高所間で水平にロープを張り,そのロープに沿って隊員が進入し要救助者を救出する手法
<集合写真>
今後も,各消防本部との連携強化を図り,災害対応力の向上に努めてまいります。