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水戸市消防局では,多種多様な災害現場において人命救助に特化した専門部隊として,北消防署に「高度救助隊」,南消防署に「特別救助隊」を配置し,人命救助の最前線に立つため専門的かつ高度な知識・技術・体力を持つ隊員32名が他の部隊と連携して,管轄内の各種災害(火災救助,交通事故,転落事故,水難救助など)に対応しています。
令和6年3月18日,19日の2日間にかけて実施された「訓練効果確認」は,日ごろの訓練成果を確認し評価することを目的とした訓練で,対象となる4つの部隊が「高低所からの救助」や「地震による建物倒壊」などの災害を想定して,訓練を企画しました。
本訓練では,一切の訓練内容を訓練開始まで明かさないブラインド型としたことで,より実災害に近い形で,効果的かつ実効性のある訓練を展開することができました。
水戸市消防局の救助隊員 マンホール内へ進入する隊員
ロープを使用した要救助者の引揚げ 三連はしごを活用した救助手法
重量物に潰された事故車両からの救助活動 不安定な重量物の安定化
要救助者の全身固定 訓練後の振り返り
我々,救助隊は常に「人命救助最優先」という方針を活動の主軸におき,今後も消防隊や救急隊と共に日々の訓練を積み重ね,市民の皆さまの尊い命をお守りできるよう精進してまいります。