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緊急消防援助隊とは、平成7年の阪神淡路大震災をきっかけに創設され、日本における全国的な消防応援の制度に基づく消防応援部隊のことです。被災地の消防力のみでは対応困難な大規模な災害や特殊災害の発生に際して、発災地の市町村長・都道府県知事あるいは消防庁長官の要請により全国各地に出動し、被災地で消火活動や人命救助などの災害活動を行います。
水戸市消防局も緊急消防援助隊として、複数の応援部隊を登録しています。
過去にも東日本大震災や新潟県中越地震など県外で発生した災害に出動実績があり、全国で起こりうる大規模な地震や風水害など、様々な災害に対応するため日々の訓練に励んでいます。
過去の大規模災害時等における緊急消防援助隊の活動映像と消防職員のインタビュー等を臨場感を交えて紹介しています。
どこにでも起こりうる大規模災害は時に生命、財産を無情にも奪っていきますが、その緊迫した人命救助活動の中で消防士たちは何を感じ活動しているのか、大規模災害時の映像や訓練映像を交え、消防の活動を詳しく解説しています。
人々の災害時の記憶や教訓が風化しないよう、防災意識の啓発資料としても活用できます。