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市長記者会見要旨(令和5年8月28日)

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2023年9月1日更新 印刷ページ表示

市長定例記者会見要旨(令和5年8月28日)

 

記者会見での発言内容を要約したものです。(みとの魅力発信課作成)
日時:令和5年8月28日(月曜日)、午後1時30分~午後2時10分

市長あいさつ

 お忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。
 報道機関の皆さんにおかれましては、日頃より水戸市の情報発信に多大なる御協力をいただき、心より御礼を申し上げます。
 このところ、ゲリラ豪雨、台風の接近による大雨が発生しており、市としても警戒しております。6月、7月にはこれらの影響により、駅南をはじめとする市内多くの地点で冠水が発生しました。これから、台風の時期になることから、しっかりと危機管理体制を整えておかねばなりません。
 今後、温暖化の影響もあり、ゲリラ豪雨などは、増える一方であると考えられることから、行政にも対応に係る大きな負担が生じることになると考えられます。我々は、このようなことを認識したうえで、効率よく対応していく必要があると考えております。
 また、世の中が動いてきて、各地域でお祭りが開催され、こどもたちが地域の方と触れ合う姿はすばらしいことだと実感しました。一方、感染症はまだなくなっていないので、皆さんには基本的な感染症対策をとっていただきながら、バランスよく社会活動を進めていく必要があると感じています。

提出案件概要説明

 さて、初日に提出する案件につきましては、議案10件、報告31件、決算の認定2件の合計43件でございます。
 このうち主なものでありますが、まず、条例につきましては、見川幼稚園を令和5年度末に廃止するための改正など、3件を提出してまいります。
 また、都市計画道路3・3・2号中大野中河内線の橋梁製作工事や石川小学校長寿命化改良工事など、工事請負契約の締結5件を提出してまいります。
 補正予算につきましては、国補助の増額に伴い、道路新設改良事業費や公園建設事業費等の増額を行うほか、特定市営大山台住宅を子育て世帯向け住宅にリノベーションするための設計費用について、補正措置を講じてまいります。
 また、道路や公園等の屋外照明灯のLED化を実施し、脱炭素化の推進及び維持管理コストの軽減を図るため、7億円を限度額とする債務負担行為を設定してまいります。
 そして、最終日には、任期満了に伴う人事案件3件の提出を予定しております。
 それでは、これらの概要につきまして、担当が御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。

(財務部長、財務課長による説明)

主な質疑応答

記者:マイナンバーの情報ひも付け誤りに関し、政府は総点検を進めているが、水戸市において誤り事案はあったか。また、点検作業を担う自治体として負担感についても伺いたい。​
市長:マイナンバーの紐付けに誤りのある事案が複数発生していることを踏まえ、国においては、デジタル庁を中心として設置された「マイナンバー情報総点検本部」が8月8日に開催され、相次ぐトラブルを受けた総点検の中間報告と再発防止策が示されました。
 総点検は、2段階で行うこととされ、市町村に対しては、7月以降、順次、総務省、文部科学省、厚生労働省、こども家庭庁から、「マイナンバー情報連携関係実態調査」が送付され、まず、各自治体における紐付け作業の実態について調査が行われました。本市においても、47業務において実態調査に回答いたしました。
 国は、実態調査の結果に応じて、すべてのデータを点検する「個別データ点検」の対象自治体を絞り込むこととしています。  
 本市においては、システム連携によるマイナンバーとの紐付けを行っているため、「身体障害者手帳情報」以外は、個別データ点検の対象外となる見込みであります。
 障害者手帳に係る事務については、実態調査の結果に関わらず、すべての自治体において個別データ点検を実施することとなっています。
 個別データ点検は、11月末までの完了を求められておりますが、国から、詳細な情報がないため、業務量等の負担感などは想定が難しい状況です。
 国から、点検について内容が示され次第、庁内関係課における横断的な管理体制により、しっかりと点検作業を進めてまいります。
 なお、8月28日現在、本市における紐付け誤りの事例はありません。国においては、しっかりと期限までに総点検を実施し、市民がマイナンバー制度に不安を感じることのないよう対応していただきたいと考えております。​

 

記者:新型コロナウイルスの感染者数増加が続いており、夏休み明けにさらに感染拡大するおそれもある。来月始まるオミクロン株派生型「Xbb」対応のワクチン接種の準備状況や市内の医療提供体制について伺いたい。​
市長:​新型コロナウイルス感染症が5月8日から5類感染症となり、定点把握が始まって以降、全国の感染者数は増加傾向が続いており、直近の報告である8月25日の報告においては、5類感染症移行後最多の報告数となりました。
 本市においても全国と同様に増加傾向にあり、8月23日の報告数は、5類感染症移行直後と比べると約12.8倍となっています。
 今後は、お盆期間における帰省や旅行等による人流増加の影響や、学校の授業再開などにより、さらに感染者数が増加するおそれもあることから、引き続き感染者数の動向に注視していく必要があると考えております。
 5類感染症となっても、高齢者や基礎疾患がある方が感染した場合に重症化リスクが高まることに変わりはないことから、市民の皆さんには、換気や手指消毒のほか、通院や高齢者施設への訪問の際のマスクの着用、体調不良時には外出を控えるなどの感染対策への御協力を引き続きお願いしたいと考えております。
 5類移行後の診療体制として、発熱等の症状が出た方が受診することができる医療機関である「外来対応医療機関」を茨城県が指定しています。
 市内では、ほぼすべての病院・診療所となる223の医療機関が外来対応医療機関として指定されており、これも水戸市医師会の御尽力によるものと感謝しているところです。
 また、入院に関しては、茨城県が策定した移行計画に基づき病床が確保されており、軽症・中等症1の患者についてはすべての医療機関が、重症・中等症2の患者については茨城県が指定する入院受入医療機関が対応することとなっています。
 現時点では、医療提供体制のひっ迫は生じておりませんが、今後も感染が拡大していくおそれがあることから、茨城県や水戸市医師会など関係機関との連携を密にし、これまでと同様に、市民が安心することができる医療提供体制の確保に努めてまいります。
 新型コロナワクチンの接種については、国が、追加接種を受けることができるすべての方を対象に、9月20日から、令和5年秋開始接種を開始すると決定しました。
 本市においては約22万人が接種対象者となる見込みであり、国の方針を踏まえ、9月20日から接種を開始すべく、接種券の発送準備や、接種協力医療機関との調整を進めているところです。
 予約開始日などの調整が付き次第、詳細については改めて皆さんにお知らせさせていただきます。
 これまでの3年間は年末年始に新型コロナウイルス感染症が流行しており、また、季節性インフルエンザとの同時流行も心配されることから、重症化リスクが高い高齢者等については、積極的に接種を検討していただきたいと考えております。
 また、令和5年秋開始接種に使用するワクチンは、オミクロン株の変異株であるXbb.1月5日に対応した新たな1価ワクチンに決定しました。
 新たなワクチンの供給については、12歳以上に使用するワクチンの10月上旬までの供給量が国と茨城県から示されましたが、約48,000回分であり、接種対象者数に比べかなり少ない供給量(接種対象者数の約22%)となっています。
 ワクチンの供給量に応じ各医療機関の予約枠数を設定していくため、特に予約開始当初は、希望する日時や希望する医療機関での予約が取りづらいなど、市民の皆さんに御迷惑をおかけすることもあるかと思います。
 接種を希望する方の分のワクチンは、必要に応じ国から追加供給される予定となっており、接種は期間内に確実に受けることができます。最新の情報について、丁寧に、しっかりと発信していくので、慌てずにお待ちいただくなどの対応をお願いしたいと考えております。
 引き続き、水戸市医師会の御協力のもと、接種を希望する方が安心して接種を受けることができる体制整備に努めてまいります。

 

記者:パルスオキシメーターの未返却について、現時点での未返却数と対応について伺いたい。​
保健予防課長:返却していただけない方に対して、通知を送付したり連絡を行ったりして、少しずつ返却していただいています。未返却数は現在数字を持ち合わせておりません。

 

記者:福島第一原発における処理水の海洋放出が始まり、中国からの嫌がらせや抗議などの電話が、市役所や市内の民間企業にどの程度来ているのか。​
総務部長:市内の民間企業にかかってきた電話の件数は把握しておりません。水戸市役所の代表電話に、中国語と思われる言語でかかってきた件数は、24日以降、10件程度ありました。内容については不明で、現在のところ、業務に大きな支障は出ておりません。