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みとちゃんはお友達をおもてなしするのが大好き!!
今後の予定を調べると,2019年の茨城国体,2020年の東京オリンピックと,近くで大きな催しが予定されています。
みとちゃんは,「たくさんのお友達をおもてなしできる!」とワクワクしつつも,よりみんなに喜んでもらえるように,おもてなしについて改めて学びたいと考えました。
今後,みとちゃんが学んだおもてなしについて紹介していきます。
みとちゃんがおもてなしを学ぶ旅、第4回目の講師は……
平成20年度に立ち上げられた市民観光ボランティア団体。
「イベント部門」と「外国語観光案内部門」で構成されています。イベント部門は,水戸黄門まつりや水戸の梅まつりをはじめとした様々なイベントの運営補助を行っています。外国語観光案内部門は,外国から旅行に来られたお客様の要望を受け,偕楽園等の観光案内を外国語にて行っています。
もともとは英語を扱う仕事をされていたそうです。また,規律を重んじ,笑顔でいることよりも常に気を張っている職場であったとのことです。
その仕事が定年になったあとは少し英語から離れていたそうですが,やはり「英語を活かしたい。地域社会に貢献したい」という気持ちが強く,活躍できる場を探したところ,黄門倶楽部を見つけ,入会したそうです。
そんな尾崎さんに聞いてみよう!
「もう一度,尾崎さんに会ってみたい。案内してもらいたい」
そう言ってもらえるような「人間的な魅力」を兼ねることができればと心がけています。
通常の観光案内と通訳だけでは,どうしても印象に残らないので,インパクトのある案内を行って,お客様に快く感じていただき,何かしら覚えてもらう工夫をしています。
また,「笑顔と笑顔でコミュニケーションをとる」ことも心がけています。
緊張して気を張った硬い表情をしていては,お客様も心から楽しむことはできません。
笑顔で接することで,相手も笑顔になる。すると和やかな雰囲気が生まれ,案内の時間がかけがえのないものになると思っています。
自分とお客様との「ズレ」ですかね。
とくに「言語のズレ,気持ちのズレ」は難しいなと感じます。
まず言語のズレですが,英語といってもイントネーションの違いなどで伝わらないことや聞き取れないことがあります。そして気持ちのズレですが,お客様が見たいと思っているものと自分が案内したいものが違っているときがあります。
そのどちらのときも,自分のやり方を強要しないことを念頭に案内しています。
求めていることを察して,相手に寄り添う気持ち。それが大事だと思っています。
それはやはり「お客様からお礼を言われること」です。
案内のお礼とともに握手を求められることもあります。それを楽しみにやっているという部分はあります。
また,観光案内をしてその場で終わりではなく,その先も手紙のやりとりなどをするケースがあり,このような活動を通じて「繋がりが続く」ということも良かったと思えることです。
「人間性」と「心身の健康」です。
相手を思いやった案内などを行うことができる人間性はもちろん。おもてなしをする自分が「常にコンディションをベスト」にしていなければ,いいおもてなしはできないと思っています。
例えば,観光案内を求めるお客様がいらっしゃったときに,自分の体調が万全な状態でなかったとしたならば,お客様に十分に魅力を伝えられないと思います。
そのためにも,規則正しい生活を心がけ,自分を失わないように生活する。
それがおもてなしの「真髄」であると思っています。
外国のお客様にも水戸の良さをPRしてくれる水戸黄門倶楽部の外国語案内部門の尾崎さん。
私も,もっとワールドワイドに水戸の大好きなところを伝えていこう!
そして,2月16日から「水戸の梅まつり」が開催されます。
偕楽園の梅が咲き始めていますので,ぜひ遊びにきてくださいね。
それでは,尾崎さん,いろんなお話を聞かせてくれて,ありがとうございました