不幸な野良猫を増やさないために

　飼い主のいない猫、いわゆる野良猫に餌を与えるだけだと、繁殖を繰り返してしまい、不幸な野良猫を増やしてしまうことになります。
　また、野良猫が増えてしまうと、近隣住民への糞尿や鳴き声等の被害を引き起こし、ご近所トラブルに発展してしまうこともあります。
　
　餌を与えてしまっている野良猫は、近隣住民等に迷惑を及ぼさないように、次のように適切に管理してください。
　　・ 不妊去勢手術を受けさせる
　　・ 餌を与える場合は、決まった時間に決まった量を与え、食べ残しはすぐに撤去する
　　・ 排泄物を適切に管理する（敷地内に柔らかい土等を利用したトイレを設置する）

水戸市では条例で，猫の餌やりをするときは、周辺の生活環境を損なわないために必要な措置を講じ、近隣住民等に迷惑を及ばさないようにすることが義務づけられています。
※水戸市では野良猫の駆除・捕獲は行っていません。また，駆除を目的として捕獲した猫の引き取りは行っていません。

その野良猫へのエサやり[PDFファイル／670KB]

ふやさないのも愛（環境省ホームページ）＜外部リンク＞

飼い主のいない猫の不妊去勢手術補助金について

　水戸市では、飼い主のいない猫の不妊去勢手術費用の一部を補助しております。
　詳細については、以下のリンク先ご参照してください。

　　水戸市飼い主のいない猫の不妊去勢手術費の助成

　猫の捕獲機の貸出(※)も行っております。電話にてご相談ください
　※1 不妊手術を行う、飼養または譲渡をする等の目的がある場合
　※2 水戸市内での使用に限る
　※3 捕獲は借用者の責任の下で行う

ＴＮＲ事業について

　水戸市では、公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、地域猫活動を行うボランティア 団体等と連携して TNR 事業を行います。
 　「さくらねこ無料不妊手術事業」とは、飼い主のいない猫に対し「さくらねこTNR （Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印 として耳先をさくらの花びらのように V 字カットする）」を実施することで、繁 殖を防止し、「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主 のいない猫に関わる苦情や、殺処分の減少に寄与する活動です。

　　公益社団法人どうぶつ基金＜外部リンク＞