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令和6年11月10日(日曜日)9時から,水戸市内の津波浸水想定区域にお住まいの約250世帯の方を対象に「水戸市津波ハザード避難訓練」を実施しました。
当日は時折小雨が降る中にも関わらず,約50名の方に各避難先への避難行動に参加していただきました。
水戸市で想定される津波は,今回の訓練で想定した南海トラフ巨大地震の発生に伴うもののほか,日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震に伴う津波や,三陸沖から房総沖の海溝周辺で発生する地震に伴う津波があり,大きな揺れを感じた際には,津波警報・大津波警報の発令を待たずに緊急避難場所などへ避難することやあらかじめ避難先を想定しておくなど迅速な避難行動が必要となります。
今回実施した訓練が津波浸水想定区域にお住まいの皆さんの,津波に備えた防災対策の再確認・防災意識の啓発に繋がれば幸いです。
1 避難行動呼びかけ訓練
2 緊急避難場所への避難訓練
3 避難所開設・受入訓練
4 避難行動要支援者の避難支援要否確認及び災害協定先による搬送訓練
5 消防による地上からの避難呼びかけ及び避難状況確認訓練
6 警察による立入規制
7 自衛隊及び消防による上空からの避難(被害)状況確認訓練
8 津波に関する講話
緊急避難場所(鹿島臨海鉄道常澄駅)への避難行動
指定避難所(下大野市民センター)での受付訓練
消防車による津波浸水想定区域巡回・避難呼びかけ及び避難状況確認
警察による津波浸水想定区域への立入規制
ストレッチャー付タクシーによる避難行動要支援者の搬送訓練
ドローンを用いた上空からの想定津波到達地域の避難(被害)状況確認
スライド,各種資料を用いた津波に関する講話の実施