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水戸市は,令和6年4月12日(金),令和6年度水戸市災害対策本部訓練を実施しました。
本訓練は,年度の当初にあたり,地震発生直後の災害対策本部会議の開催要領を確認し,災害の発生に備える目的で実施しました。
参加者は,本部長である市長をはじめとする災害対策本部本部員21名,同連絡員16名,災害対策本部事務局10名,その他10名の計57名です。
訓練の想定は,4月12日(金)午前8時50分に茨城県沖を震源とするマグニチュード7の地震が発生し,水戸市内で震度6弱の揺れを観測するとともに,太平洋沿岸に津波警報が発表されたというものです。津波浸水想定区域に避難指示を発令し住民の避難行動を促すとともに,市内では建物の倒壊,道路,水道,電気,鉄道,通信等の各種インフラの被害,帰宅困難者の発生など各種の事象が発生している中で,災害対策本部として24時間以内に実施する活動の焦点を各本部員から本部長に報告するという訓練をシナリオ無しで実施しました。
本訓練を実施することにより,水戸市で大きな地震が発生した場合に災害対策本部として迅速かつ適切に対応する準備を確認することができました。
今後は,本訓練を通じて明らかになった事項について検討を進め,更なる対応能力の向上を図って参ります。