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令和6年2月27日(火曜日),国田地区において,国田義務教育学校・国田地区自治実践会・JAグループ茨城教育センター・水戸市内観光バス協力会・株式会社OLS・陸上自衛隊施設教導隊の協力のもと,水戸市避難者搬送訓練を実施しました。
本訓練は,那珂川の洪水浸水想定区域内の地区に避難指示を発令し、避難者が洪水時一時避難所から緊急避難所であるJAグループ茨城教育センターへ,市が用意したバスで搬送し,避難する想定で実施しました。
国田地区自治実践会の皆様には国田市民センターから,国田義務教育学校第5・6学年の児童の皆さんには学校から,それぞれ緊急避難所であるJAグループ茨城教育センターへ搬送後,敷地内の防災倉庫に備蓄している資機材の紹介を実施しました。
続いて,陸上自衛隊施設教導隊による救助用装備品の見学をし,参加者の皆様は,それぞれの車両でどのような活動が行われているか熱心に耳を傾けていました。
次に,株式会社OLSが展開したトレーラーハウスの見学をし,内部に災害時に避難所で使用する間仕切りを展開し,実際に中に入ることで,その広さなどを体験していただくことができました。
いずれも普段触れることのない車両や機材を展開しての訓練となり,国田地区自治実践会と児童の皆さんには興味深く学んでいただける場となりました。
また,本訓練を通じて,協定締結先であるJAグループ茨城教育センター,水戸市内観光バス協力会及び株式会社OLSとの連携を強化することができました。
搬送訓練への参加,各種資機材の体験が,参加された皆様の記憶に残り,平常時からの備えとなれば幸いです。