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骨粗しょう症を予防しましょう

ページID:0003067 更新日:2024年12月4日更新 印刷ページ表示

骨粗しょう症とは

 骨粗しょう症とは、骨量の減少により起こる病気で、骨がもろく折れやすくなった状態をいいます。放置するとちょっとした転倒などでも骨折を引き起こし、寝たきりの原因となります。

 ヒトの骨量は、20歳ころに最大となり40歳頃まで最大値が保たれます。その後、加齢とともに骨量は減少していきますが、若いころの骨量が少なかったり、加齢による骨量減少が速かったりすると、将来、骨粗しょう症になる可能性が高くなります。

 骨粗しょう症患者は、50歳以上の女性の28~36%と推定されており、早期発見と予防が大切です。

骨粗しょう症を予防するポイント

骨を丈夫するためには、日々の食事や運動が重要です。

【食事のポイント】
 
骨はカルシウムとタンパク質が半々でできています。また、ビタミンDやビタミンKはカルシウムを骨に取り込むために必要な栄養素です。これらが含まれている食材を毎食バランスよくとりましょう。

    ・カルシウム:牛乳・乳製品や大豆製品、小魚などに多く含まれています。

    ・タンパク質:肉や魚、卵、大豆製品に良質なたんぱく質が多く含まれています。

    ・ビタミンD:魚類、きのこ類などに多く含まれています。

    ・ビタミンK:納豆や卵、小松菜や春菊などの葉野菜に多く含まれています。

【運動のポイント】
 運動で骨に負荷がかかると、その負荷に応じて骨が強くなります。速足で歩くだけでも骨は刺激されますので、まずは今よりも少し早く歩くことから始めてみましょう。

   ・腕を振ってさっそうと歩いてみましょう。

   ・歩幅も大きくすると効果的です。

   ・背筋をのばして、かかとから着地するようにして歩くと膝への負担がやわらぎます。

   ・目安は会話ができるスピードで「楽しい」と感じる程度から「ややきつい」と感じる程度です。

【骨活のすすめ】
 骨粗しょう症は、高齢者だけがなる病気ではありません。10代の人でも栄養不足や運動不足などから骨折しやすくなることがあります。骨活がなぜ必要なのか?年代別の骨活とは…など動画で分かりやすく学べます。是非、ご視聴ください。
 骨活のすすめ(骨粗しょう症について)の動画<外部リンク>

骨粗しょう症検診を受けましょう

内容

骨密度測定

(踵の骨を超音波で検査します。踵の骨は、骨量減少が早期に現れる海綿骨が多いことから、急激な骨量減少を早期に発見できます。)

対象者

18歳以上の女性

受ける時期・間隔(目安)

  • 30歳以前に1回
  • 30歳~45歳の間に1回
  • 45歳~55歳の間は閉経後1~2年のうちに1回
  • 55歳以上は5年に1回
  • 要指導者は1~2年に1回

申し込み

日程表から希望の日程・会場を選んで、予約受付期間中に予約を行ってください。

インターネット予約(1)6月から10月までの検診予約

受付開始:6月7日(金曜日)0時00分~

インターネット予約(2)11月から2月までの検診予約

受付開始:8月1日(木曜日)0時00分~

コールセンター予約

健診日により受付期間が違いますので、ご確認ください。

会場

  • けんこうリンク(茨城県総合健診協会):笠原町489-5
  • 常澄保健センター:大場町472-1
  • 内原保健センター:内原町1395-6

持ちもの

水戸市がん検診等受診券
集団健診のお知らせ(健診日の1週間前に郵送いたします)
問診票(健診日の1週間前に郵送いたします)
個人負担金

骨粗しょう症検診 個人負担金
年齢 負担金
18歳~69歳 1,000円
70歳以上 500円

結果通知

水戸市保健所健康づくり課より郵送(約1か月後)

※結果が「要精密検査」となったら、必ず精密検査を受けてください。精密検査実施医療機関の一覧表は結果票と一緒にお渡しします。