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対象年齢 | 検診内容 | 検診会場 | |
---|---|---|---|
40~50歳のうちに1回 | リスク(血液)検査(注1) | 水戸市健診実施医療機関一覧の胃に印のある医療機関 | |
51歳以上(昭和50年4月1日以前に生まれた方)のうち年度内奇数年齢 |
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いずれか |
水戸市健診実施医療機関一覧の胃に印のある医療機関 |
胃部エックス線(バリウム)検査 |
各集団検診会場 |
(注1)リスク検査について:胃がんの発生には、ピロリ菌の感染や萎縮性胃炎が大きく関わっていることが分かってきました。リスク検査は、血液検査でペプシノゲン量とピロリ菌感染の有無を調べることにより将来胃がんができやすい粘膜かどうかの危険度を調べる方法です。
※胃がん検診(胃カメラ・バリウム検査)は、2年に1回の受診となります。
※自覚症状のある方、食道・胃・十二指腸で経過観察中および治療中の方は、検診は受診できません。
51歳の方は、胃がん検診のときに、「水戸市がん検診等受診券」を持参することで、無料で受診できます。
申し込み前に注意事項等がありますので内容をご確認ください。
集団健診の各種検診日程表から胃がん検診(バリウム検査)の実施のある日程・会場を選んで、お申し込みください。
・6月~10月の検診・・・・6月6日(金)より予約開始
・11月~2月の検診・・・・8月1日(金)より予約開始
予約受付期間は、24時間いつでも予約ができます。
家族の分も代理予約ができます。(本人+家族2名まで)
検診日により受付期間が異なりますので、確認のうえ電話をしてください。
水戸市がん検診等受診券
予約票(検診前に郵送)
健診票・胃がん検診用質問票(検診前に郵送)
個人負担金
年齢 | 負担金 |
---|---|
51歳 | 無料 |
52~69歳 | 1,700円 |
70歳以上 |
900円 |
※生活保護受給中の方は、「被保護証明書」の提示により無料となります。
※市県民税非課税世帯(世帯全員が非課税)の方は、20歳以上の世帯全員分の令和7年度「課税証明書」の提示により無料となります。
水戸市保健所健康づくり課より郵送(約1か月後)で届きます。
※結果が「要精密検査」となった場合は、必ず精密検査を受けましょう。
令和7年6月15日~令和8年2月28日
(1月、2月は予約が取りにくくなりますので早めに受診しましょう)
水戸市健診実施医療機関一覧の、胃に印のある医療機関へ、ご自身で予約をして受診してください。
水戸市がん検診等受診券
個人負担金
年齢 | 内容 | 負担金 |
---|---|---|
40歳~50歳 |
リスク(血液)検査 | 900円 |
51歳 |
|
無料 |
52~69歳 | 4,000円 | |
70歳以上 | 2,000円 |
※生活保護受給中の方は、「被保護証明書」の提示により無料となります。
※市県民税非課税世帯(世帯全員が非課税)の方は、20歳以上の世帯全員分の令和7年度「課税証明書」の提示により無料となります。
※検診結果が、「要精密検査」となった場合は、必ず精密検査を受けましょう。
胃はみぞおちのあたりにある袋状の臓器です。食べものを一時的に貯め、消化し、少しづつ腸へ送り出す役割を持っています。胃の最大内容量は、1,200~1,600ミリリットルと言われています。
胃がんは、胃の粘膜にできるがんのことです。早い段階では自覚症状がほとんどなく、かなり進行しても症状がない場合があります。
しかし、早期に発見できれば、治癒できる病気になってきています。
定期的に検診を受けて、早期発見・早期治療に努めましょう。
(国立がん研究センター全国がん罹患データ2020年より)
胃がんの罹患率は、60歳代から徐々に増加していき、65歳~84歳に多くなっています。男女別だと、女性より男性の方が胃がんになる確率が高くなっています。
(国立がん研究センター全国がん罹患データ2020年より)
食道がんは、特に70歳代の男性に多く見られており、全年齢の約7割を占めています。
食道がんができる主な原因は、飲酒と喫煙と言われています。
細菌の一種であるヘリコバクター・ピロリに感染すると、胃に炎症が起きたり、潰瘍ができたりすることがあり、胃がんになる可能性が高くなると言われています。
本市では、血液検査でペプシノゲン値とピロリ菌抗体値を測定し、胃の粘膜の健康度を調べることができるリスク検査を実施しております。
胃部エックス線(バリウム)検査とは、造影剤(バリウム)を内服し、発泡剤で胃を膨らませた状態でレントゲンを連続的に照射しながら撮影する検査となります。
撮影前に造影剤をすべて内服していただき、健診スタッフの指示通りに身体を動かして撮影を行っていきます。撮影時間はおよそ5分程度となります。
胃内視鏡(胃カメラ)検査とは、口または鼻から内視鏡を挿入する検査となります。内視鏡を用いて、医師が直接観察することでバリウム検査と比べて詳細な検査が可能となっております。
検査実施医療機関によって、内視鏡を挿入する部位、麻酔や鎮痛剤の使用などが異なりますので確認のうえ受診ください。
胃エックス線検査受診者に対する要精密者の割合
→6.234%(およそ16人に1人)
要精密者のうち胃がんが発覚した割合
→1.695%(60人に1人)
胃エックス線検査受診者のうち胃がんが発覚した割合
→0.106%(およそ1000人に1人)
要精密検査受診者のうち胃がんが発覚した割合
→10.769%(9人に1人)
総受診者のうち胃がんが発覚した割合
→0.661%(およそ143人に1人)
胃内視鏡(胃カメラ)検査を受けた方のうち、14名が胃がん及び食道がんが見つかっています。
バリウム検査と比較すると、約150人に1人が内視鏡(胃カメラ)検査で胃がんが見つかっていることから、内視鏡(胃カメラ)検査の方がバリウム検査より精度が高くなっています。