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給水状況につきましては,当年度末の給水件数は138,567件,給水人口は267,198人となり,総人口に対する給水普及率は99.38%となりました。配水量につきましては,年間配水量32,371,111立方メートル,1日平均配水量は88,688立方メートルとなり,年間有収水量は,29,053,466立方メートルで有収率は89.75%となりました。
収益的収支とは,水を作ってお届けするという水道事業の経営活動に関わる年間収支のことです。
収益的収入には,水道料金などがあり,令和2年度の収入額は5,984,997,025円(対前年度比341,480,433円)となりました。収益的支出には,施設維持管理,給水,料金収納にかかる費用や借入金の支払利息などがあり,支出額は5,103,597,234円(対前年度比△188,759,116円)となりました。よって,差引881,399,791円の純利益となりました。
資本的収支とは,水道管の布設や浄水施設等の施設整備に関わる年間収支のことです。
資本的収入には,企業債や工事負担金などがあり,収入額は1,952,873,924円(対前年度比436,774,421円)となりました。資本的支出には,施設整備にかかる費用や企業債償還金などがあり,支出額は4,154,755,406円(対前年度比536,652,116円)となりました。よって,収入額が支出額に対して2,201,881,482円不足となりましたので,損益勘定留保資金等で補てんしました。
主な投資的事業につきましては,配水管整備事業等として,老朽鋳鉄管及び石綿セメント管の布設替工事を実施するとともに,水道管路の耐震化や水量・水圧安定化のため,配水管・配水補助管の布設及び布設替工事を実施し,配水管網の整備・拡充に努めました。
また,施設改良事業として,水道水の安定供給を図るため,国交開江系導水管布設替工事及び田野川第一水管橋耐震補強工事等を実施しました。