グリーストラップ(阻集器)の設置が必要です
飲食店などの厨房施設からは、油脂類を多量に含んだ水が排出されるため、グリーストラップ(阻集器)の設置が義務付けられています(水戸市下水道条例第5条の2、建築基準法関係規定(昭和50年建設省告示第1597号))。
下水道に油脂分を流すと、油が冷えて固まり、下水道管等の詰まりの原因になります。
下水道管等の詰まりにより、道路や敷地に汚水があふれ出るおそれがあります。
環境を守り、みなさまが快適に暮らせるよう、グリーストラップ(阻集器)の設置と適正な維持管理をお願いします。

グリーストラップ(阻集器)とは
排水中の油分を分離・貯留して排水管や下水道管に流さないようにする装置です。
グリーストラップ(阻集器)に流れ込んだ排水中の油分は、比重が軽いため浮上し、油分の少ない排水だけが排水管へ流れていきます。
グリーストラップ(阻集器)設置上の注意点
- 「日本阻集器工業会」の認定品を選びましょう。
日本阻集器工業会のホームページ<外部リンク>で認定品の一覧が確認できます。
グリーストラップ(阻集器)を設置する際は、食種、店舗面積などを考慮して、
適正なグリーストラップ(阻集器を)選定してください。
- 設置工事の依頼は、「水戸市下水道工事指定店」へ。
設置工事を行えるのは、水戸市下水道工事指定店のみです。
こちらから指定店の一覧が確認できます。
グリーストラップ(阻集器)の維持管理
グリーストラップ(阻集器)を有効に機能させるためには、定期的な清掃等、日常の管理が大切です。
集まった「油」・「ごみ」は金網、ひしゃくなどで必ず除去してください。
清掃を怠ると阻集能力が低下するだけでなく、悪臭や害虫の発生原因となります。
- バスケットの掃除は、毎日1回
- グリース(油)の掃除は、1週間に1回
- ごみ・残渣の掃除は、1か月に1回
- トラップ内部の掃除は、2~3か月に1回
※掃除口キャップは忘れず元の位置へ
グリース・ごみ・残渣は、産業廃棄物として処理してください。
グリーストラップ(阻集器)の設置が必要です [PDFファイル/201KB]
<外部リンク>
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