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笠原水源は、1663年に水戸藩第2代藩主徳川光圀が下市(水戸市本町)周辺の飲用水確保のために敷設した日本で18番目の水道である笠原水道の水源であったもので、湧き出る水は現在も市民に親しまれています。
笠原水源地にある竜の頭をあしらった水栓「竜頭栓(りゅうとうせん)」から出ている水は、この湧水に塩素を注入した水道水であり、安心して飲用することができます
竜頭栓は笠原水源のほかに、低区配水塔、ハミングロード(本町)に設置されています。
笠原水道は、平面に切り出した岩で四方を囲んだ「岩樋(いわひ)」により整備されました。
笠原水源からのわき水は、この岩樋の中をとおり、下市地区まで運ばれました。
この度、笠原水源に当時の岩樋をイメージした模型を設置しましたので、お近くにお越しの際はぜひご覧ください。
【注意】 模型から流れる水は飲用できません。
笠原水道の歴史に関わる資料(図書や写真)が、水戸市立図書館のデジタルアーカイブでご覧いただけるようになりました。
笠原水道の創設などについて書かれた『笠原水道の歴史』や岩樋、「笠原水道絵図」などが掲載されています。
ぜひご活用ください。
岩樋
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