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「良い土で土地を埋め立ててあげます」「一時的に資材置場として土地を貸してほしい」「○○の事業を行いたいので、土地を売ってほしい」などの話を持ちかけられ、安易に同意してしまった結果、建設現場から発生した粗悪な残土によって土地を埋め立てられる事案や、廃棄物を大量に運び込まれる事案が発生しています。
悪質な埋立てや廃棄物の運び込みは、多くの場合、適正に処理するための資力がないか、処理に係る費用負担を免れるために行われます。そのため行為者が判明しても、残土や廃棄物は撤去されず、放置される場合がほとんどです。
放置された残土や廃棄物は、最終的には土地所有者が撤去費用を負担しなければならないなど、多くの不利益が生じることになります。
≪遊休地にいつの間にか残土や廃棄物が運び込まれていた事例≫
悪質な事業者は、金銭やうまい話などで言葉巧みに土地利用の同意を得ようとします。同意を得ると、法令等を無視して短期間で残土や廃棄物を大量に搬入し、周りの土地まで被害が拡大することもあります。また、他人の土地にまで被害が及んだ場合、その土地の所有者に原状回復を求められるなどトラブルに発展するおそれもあります。
人目につきにくい土地や遠方に所有している土地などが狙われやすいため、定期的な見回りや侵入防止柵・不法投棄防止看板の設置を行うなど、あなたの大切な財産を守りましょう!
水戸市 廃棄物対策課 不法投棄対策室
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