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地球温暖化や海洋プラスチックごみによる生態系への影響など、地球規模での環境問題が顕在化しています。このような問題に対応するため、脱炭素社会の実現を見据えた循環型社会の形成が求められています。
本市では、2014年(平成26)年度から2023(令和5)年度までを計画年度とした水戸市ごみ処理基本計画(第3次)を策定し、2020(令和4)年4月の清掃工場「えこみっと」の稼働開始にあわせ、プラスチック製容器包装をはじめとした新たな分別品目の収集を開始するなど、ごみの減量化・再資源化に積極的に取り組んできました。
今後、循環型社会の形成に向け、更なるごみの発生抑制・再使用及び再資源化を図るため、国・県の計画等やSDGsの理念を踏まえるとともに、水戸市第7次総合計画-みと魁・Nextプラン-や関連個別計画との整合を図りながら、新たに水戸市ごみ処理基本計画(第4次)を策定するものです。
本市は、ごみの減量化へ向けた施策を最優先事項として推進するとともに、資源の有効活用を図るため、再資源化に取り組むことにより、資源循環型都市・水戸を目指します。
◎ 計画期間:2024(令和6)年度~2033(令和15)年度
食品ロスの削減をはじめとするごみの発生抑制(リデュース)やライフスタイルの転換による再使用(リユース)の促進など、ごみの減量化へ向けた施策を最優先事項として推進します。
分別の徹底に向けた意識啓発、ペットボトルの水平リサイクルなど、再資源化に資する各種施策を総合的に推進します。
ごみの排出から処分に至る各段階において、ごみ排出ルールの指導徹底や収集運搬体制の効率化、ごみ収集サービスの向上等の施策を進めるとともに、安全・安心な暮らしを支える社会基盤であるごみ処理施設等が持続的に安定して機能するよう適正な管理・運営を推進します。また、災害時等の緊急時においても適正かつ円滑・迅速な対応ができるよう、日頃から廃棄物処理体制の維持・確保を図ります。
本計画では、脱炭素社会の実現を見据えた循環型社会の形成に向け、市民、事業者、行政が連携・協力し、ごみの発生抑制・再使用及び再資源化を推進するため、目標項目・数値を設定します。
2033(令和15)年度までに820グラム以下にすることを目指します。
2033(令和15)年度までに440グラム以下にすることを目指します。
2033(令和15)年度までに28,525トン以下にすることを目指します。
2033(令和15)年度までに30パーセント以上にすることを目指します。
計画書は、以下からダウンロードできます。