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三の丸小学校で実施された親子ふれあい活動及び防災体験宿泊学習に参加しました

ページID:0050978 更新日:2024年10月24日更新 印刷ページ表示

令和6年10月18日(金曜日)~19日(土曜日)にかけて,指定避難所である三の丸小学校体育館で実施された,親子ふれあい活動及び防災体験宿泊学習に,講師として参加しました。

親子ふれあい活動は三の丸小学校PTAの企画により5年生の親子を対象に実施されました。親子で説明を聞いた後,保護者が見守る中で,児童全員が防災体験を行いました。

防災体験宿泊学習は三の丸小学校PTA及び三の丸自治コミュニティ連合会が主催し,参加を希望した児童とその家族を対象に実施されました。当日は,三の丸小学校の先生方による各種体験のサポートや,隣接する水戸警察署による夜間の見回りの実施など,地域全体の御協力をいただきました。

親子ふれあい活動

簡易担架の作成・搬送,携帯トイレや水消火器の使い方などの防災体験を実施しました。

防災体験画像
簡易担架の体験① 簡易担架の体験②
携帯トイレの体験① 携帯トイレの体験②
水消化器の体験① 水消化器の体験②

防災体験宿泊学習

災害時における避難所生活を想定し,以下の内容で実施しました。

  1. 避難所受付訓練(参加者は避難所生活で必要となるであろう防災グッズを自ら考えて持参し,基本は徒歩で参集した上で受付名簿様式へ記入)
  2. 炊き出し訓練(炊飯袋を活用してお米を炊き,三の丸小学校PTAが作成したカレーと合わせて夕食としました)
  3. 三の丸小学校の防災倉庫に市が備蓄している資機材の確認・使用方法等の紹介
  4. 市の備蓄資機材であるロールマットや簡易間仕切りを活用した避難所展開訓練(児童と保護者で展開し,個別スペースを確保)
  5. 災害に関する話し合い(動画や画像を用いて東日本大震災における市の被害状況を説明後,保護者から児童に向け東日本大震災当時の話をしていただくなど,親子で東日本大震災に関する話し合いをする場としました)
  6. 災害に備えた準備に関する話し合い(動画を用いて避難所と避難場所の違いや,公衆電話の使い方・非常用持出袋の重要性について説明し,家族で事前の備えを確認する場としました)
  7. ラジオ体操・みとちゃんダンスの実施(避難所におけるエコノミークラス症候群防止の為,適度な運動が重要であることから,三の丸学校PTA主導で実施)
  8. 紙食器づくり(紙を折りたたんでビニール袋と併用することで簡易的な使い捨て食器を作成する体験を,三の丸小学校PTAにより実施)
  9. 朝食づくり(非常食であるアルファ化米を炊飯し,紙食器を用いて配膳)
  10. 振り返り(防災宿泊体験を通じて学んだこと・感じたことを車座になって発表)

三の丸小学校からは校長先生をはじめ,3名の先生方が参加者とともに実際に学校に宿泊されるなど,積極的に体験に参加・協力をいただいたほか,主催者である三の丸小学校PTAにおかれましては,参加する児童とその家族に楽しく防災を学んでもらいたいと,何度も事前打合せで市役所へ足を運んでいただき,その結果,充実した2日間となりました。

今回の親子ふれあい活動と防災体験宿泊学習が,参加された方の防災意識の啓発,災害に備えた事前準備の充実に繋がれば幸いです。

防災体験宿泊学習画像
受付名簿への記入 備蓄している資機材
炊飯袋(ハイゼックス)で夕食を作成している様子① 炊飯袋(ハイゼックス)で夕食を作成している様子②
簡易間仕切りを展開している様子① 簡易間仕切りを展開している様子①
資機材の紹介など① 家族で東日本大震災を振り返る話し合いをしている様子
紙食器づくりを実施している様子 朝食の様子
作成した紙食器に配膳した朝食のわかめご飯 参加者が車座になり2日間の体験学習を振り返る様子