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子どもの発熱等で受診に悩んだときは

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2023年4月1日更新 印刷ページ表示

発熱等でお子様が体調を崩した時に受診するタイミングで悩まれる方のために、茨城県・茨城県地域医療対策協議会小児救急医療部会ワーキングチームが作成した「子ども救急ってどんなとき?(上手なお医者さんのかかり方)」を参考に小児科や休日夜間緊急診療所等の医療機関への受診のタイミングをまとめていますので、参考にしてください。

「子ども救急ってどんなとき?(上手なお医者さんのかかり方)」<外部リンク>

熱を出したとき                                 

子どもは、お昼寝からさめたときや、夕方に外から帰ってきたときなどに熱を出すことが多いですが、ほとんどの熱は様子を見ていて大丈夫です。熱が出たからといってあわてずに、お子様のからだ全体の様子をよく見てください。

38℃以上の場合は注意が必要です。

入浴・哺乳・食事の直後や泣いたり、運動したりした後は体温が高めですので、静かにしているときに、朝、昼、夕、寝る前など1日3~4回測りましょう。

しばらく様子をみても大丈夫なとき〔通常の診療時間内に受診しましょう〕

  • 水分や食事がとれている
  • 熱があっても夜は眠れる
  • あやせば笑う
  • 遊ぼうとする
  • それほど機嫌は悪くない
  • 発熱以外の重い症状がない
  • 顔色はあまり悪くない

早めに救急外来を受診したほうが良いとき

  • 生後3か月未満の赤ちゃんに38℃以上の熱がある
  • 水分を受けつけない、おしっこが半日くらい出ないなどの脱水症状がある
  • 嘔吐や下痢を繰り返し、ぐったりしている
  • はじめてけいれんを起こした
  • 顔色が悪く、あやしても笑わない
  • 眠ってばかりいる(呼びかけてもすぐに眠ってしまう)
  • 遊ぼうとしないで、ごろごろしている
  • 激しく泣き、あやしても泣きやまないでぐずっている
  • 夜も眠らず機嫌が悪い
  • 呼吸の様子がおかしい(不規則、胸がペコペコ凹む、鼻の穴がヒクヒクする)

咳・息が苦しいとき                               

せきは、気管や気管支にウイルス、細菌、異物などが侵入したりするのを排除しようとする防御反応です。苦しさのないせきは心配ありません。

しばらく様子を見ても大丈夫なとき〔通常の診療時間内に受診しましょう〕

  • 自宅での対処で症状が良くなってきた
  • のどが“ゼーゼー”“ヒューヒュー”鳴っているが、呼吸が苦しい感じがなく、横になって眠っていられる
  • 眠りかけや朝起きたとき、走ったときにせきが出るが全身状態は良い
  • 睡眠、食事、運動が妨げられないで、熱もない

早めに救急外来を受診したほうが良いとき

  • せき込みが激しくて、呼吸困難の徴候が認められる
  • 顔色や唇の色が青い(チアノーゼ=酸素があまり吸えなくなっていることを示しています。)
    →至急、受診が必要
  • 呼吸困難のため、横になれないとか、苦しくて動けない
  • 1日中せきが止まらない
  • 犬の遠吠えやオットセイの泣き声のようなせき込みをしている

判断に困ったときは電話相談をご利用ください

すぐに医療機関を受診した方が良いのか判断に困ったときは、電話で相談してください。

茨城県救急電話相談
  専用電話番号 開設日時
茨城こども救急電話相談
(14歳以下)
#8000または050-5445-2856 年中無休
茨城おとな救急電話相談
(15歳以上)
#7119または050-5445-2856 年中無休

次のような症状がある場合は、迷わずに救急車を呼んでください

  • 刺激してもぐったりして反応が鈍い,眠ってばかりいる
  • けいれんが5分以上続く
  • 意味不明の言動があり,異様に興奮している
  • 呼吸が止まりそう・無呼吸(15秒以上)がある
  • 呼吸していない・呼吸ができない
  • 全身真っ青になっている

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