本文
みとちゃんは,お友達をおもてなしするのが大好き!!
今後の予定を調べると,2020年に東京オリンピックがあり,全国各地から多くの皆さまが水戸にも訪れることが見込まれます。
みとちゃんは,「たくさんのお友達をおもてなしできる!」とワクワクしつつも,より皆に喜んでもらえるように,おもてなしについて改めて学びたいと考えました。
みとちゃんがおもてなしを学ぶ旅,第7回目の講師は……
水戸市では,タクシー事業者と連携し,乗客へのマナーやおもてなし,観光案内に優れた乗務員を「優良タクシー乗務員」として認定する事業に取り組んでいます。
優良タクシー乗務員は,水戸の顔として,水戸市へお越しの観光客の皆さんはもちろん、市民の皆さんも,お客様をおもてなしの心で御案内しています。
そんな古橋さんに聞いてみよう!
タクシーに乗っていただいたお客様を目的地まで安全に送り届けることはもちろん,当然のことかもしれませんが,ドアサービスやトランクサービスを心がけてやっています。また,「偕楽園には約100品種3,000本の梅があるんですよ」などと,その時の状況に応じて,観光地の概要をお客様にお話しています。
お客様に笑顔で接するようにしています。初対面の人は特に,笑顔が第一印象になるという心がけでやっております。
お客様がタクシーから降りる時に,「古橋さん,また利用する時はお願いしてよろしいでしょうか。」と御指名の声をかけられることが多々あります。観光客の方だけでなく,一般のお客様からもかけられるのですが,その時は嬉しい気持ちになりますね。
お客様は十人十色ですから,その考え方や好みの違いに上手く応えたいと思っていますが,なかなか難しいと感じています。人によって話すことや会話の内容が変わってくるので,同じことを言って対応するのではなく,相手にとって一番のおもてなしは何かを考えながらやっています。
偕楽園はもちろん,七ツ洞公園もいいですね。日本では珍しい本格的な英国風景式庭園が楽しめるので,お客様によく勧めています。七ツ洞公園は,路線バスのアクセスが非常に少ないため,県外から電車で来られたお客様は特に,タクシーを利用する方がいらっしゃいますね。ちなみに,タクシーでは,水戸駅から七ツ洞公園まで30分かからないくらいで行けますよ。
「自分の一番が相手の一番じゃない」ということを心がけて,声をかけるようにしています。自分がいいと思っても,相手にとってはちょっと…という場合もあります。だから,相手の気持ちを考えて,相手にとって一番の言葉をかけるようにしています。そのように心がけても通じるとは限りませんが,それが一番のおもてなしだと私は考えています。
相手にとっての一番を考えながら,おもてなしをしている古橋さん。
私も,相手のことを考えながら,水戸の大好きなところを伝えていきたいな。
優良タクシー乗務員についても,皆にもっと知ってもらえるように頑張ろう!
そして今年は,優良タクシー乗務員の目印となる,マグネットシートが新しくなったんだって!
ハンドルをイメージした形で、その中に水戸市の木である梅の花をあしらっているよ。
優良タクシー乗務員の方に,梅の花言葉である「気品」を持ったお客様へのおもてなし対応と、安心・安全な運転をしていただくことをコンセプトとしてデザインされたんだって。
マグネットシートは,優良タクシー乗務員が運転するタクシーの車外ドア脇に貼っているから,タクシーを見かけた時にはぜひ探してみてね。
古橋さん,お話を聞かせてくれて,ありがとうございました
今後も,みとちゃんが学んだおもてなしについて紹介していきます。