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ダニ媒介感染症とは、病原体を保有するダニに咬まれることによって起こる感染症です。
春から秋にかけては、マダニの活動が盛んになります。山や草むらで活動するときは、マダニに咬まれないように注意しましょう。
野外作業や農作業、レジャーなどで、ダニの生息場所に立ち入ると、露出した肌をダニに咬まれることがあります。ダニがウイルスや細菌などを保有している場合、咬まれた人が病気を発症することがあります。
調べたい感染症をクリックすると、詳細を厚生労働省ホームページで確認できます。
潜伏期間6~14日。
発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)が主症状で、頭痛、筋肉痛、神経症状、出血症状を起こすこともあります。
潜伏期間5~14日。
全身倦怠感、食欲不振とともに頭痛、悪寒、39度以上の高熱などを伴って発症します。皮膚には、特徴的なダニの刺し口、体幹部を中心に発疹みられるようになります。
潜伏期間2~8日。
頭痛、発熱、倦怠感を伴って発症し、ツツガムシ病と同じく、発熱、発疹、ダニの刺し口を主症状とします。
これらの疾患の他に、クリミア・コンゴ出血熱<外部リンク>、回帰熱<外部リンク>、ダニ媒介脳炎<外部リンク>などがあります。
茨城県衛生研究所では、マダニに関する動画を公開しています。
以下のURLからも視聴可能です。
URL:https://www.youtube.com/watch?v=Oh-evXU9J0k<外部リンク>
リーフレット:「ダニ」にご注意ください [PDFファイル/821KB]
感染症法上の1類感染症(全数報告対象)とされ、診断した医師は直ちに最寄りの保健所に届け出なければならないと定められています。
学校保健安全法では、治癒するまでを出席停止期間としています。
感染症法上の4類感染症(全数報告対象)とされ、診断した医師は直ちに最寄りの保健所に届け出なければならないと定められています。