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南町2丁目には、水戸空襲の惨禍をとどめる「赤煉瓦壁」があります。これは、空襲により焼失した水戸電話局分室の電話交換設備跡です。市では、空襲の惨禍を伝える貴重な資料であることから、平成8年に銘板を設置しました。 平成23年3月11日の東日本大震災の被害により、取り壊しを行ったため、残念ながら現在は残っておりません。
宮町の泉神社には、左腕に子供を抱える親子地蔵があります。これは、東京と川崎から水戸へ疎開していた際に、水戸空襲でなくなった三家族の母子14人の供養のために建立されました。毎年7月27日と28日には、神社の例祭と併せて供養が行われています。