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水戸少年少女発明クラブは、次代をリードする子ども達を対象に、科学技術に関する興味や関心を追求する場を提供し、科学的で独創的な発想に基づく創作活動を行います。
発明くふうの楽しさと創作する喜びを体得することにより、創造性豊かな人間形成を図ることとを目的として、昭和57年から始まりました。
基礎工作は,配られた設計図等をもとに「紙工作・電気工作・木工作」の3つの工作活動を行います。活動の中で,はさみや定規の使い方やノコギリ等工具の使い方,電気工作における基礎知識を学びます。
アイデア工作は,各クラブ員が自分で考えた発明品を作る,発明クラブの主となる活動です。自分の制作したい作品のアイデアをアイデアノートに書き込み,年間の活動を通して作品制作を行います(毎年12回程度)。制作された作品は提出し,指導員の審査の上活動最終日に表彰式を行います。
親子工作は,年に2回,親子で工作等を行う活動です。親子で協力して作品を制作することで,ふれあいを深めながら工作の楽しさを学びます。
特別活動は,年に1回,工場やミュージアムなどものづくりに関連する施設へ見学に行ったり,科学に関する体験活動や講座を行う活動です。
8月20日(火曜日)に,施設見学を行いました。今年度は,筑西市にあるユメノバに行きました。こどもたちは,施設内にある航空博物館や消防自動車博物館,宇宙館などといった様々な展示スペースを終始楽しそうに班で見学しました。
5月26日(日曜日)に基礎工作(木工作)を行いました。ラワン合板や桧材,釘,輪ゴムなどを用いて「木工コリントゲーム」と呼ばれるパチンコのようにビー玉を転がして点数を競うものを作りました。この工作でのこぎりの使い方や釘打ちのやり方を学びました。
開始式後に,『親子工作(コイルモーター作り)』を行いました。エナメル線や磁石,単3乾電池などを用いて,コイルモーター作りに挑戦しました。最初は,なかなかコイルが回らず悪戦苦闘をしていましたが,エナメル線を丁寧に削りなおしたり,軸と中心を正確にとれるよう工夫したりするとコイルが回り,参加者からは「回ったー!」といった嬉しそうな声が上がりました。
5月18日(土曜日)に,水戸市少年自然の家で開始式を開催しました。水戸市内小中学生44名が水戸少年少女発明クラブのクラブ員となりました。
3月9日(土曜日)に,令和5年度水戸少年少女発明クラブ修了式・作品表彰式を行いました。開始式から全21回の活動の中で,様々な体験・創作活動を行うことができました。
今年度のアイデア工作作品は,27作品が提出されました。作品表彰式では,参加したクラブ員1人1人から自分の制作した作品の説明があり,ユニークな作品や便利な作品が多く発表されました。
令和6年度も,楽しくわくわくするような活動を行っていきたいと思います。
※一覧で使用している漢字のうち、旧字体や異体字などについては、一部を除いて汎用的な文字に置き換えていますので、あらかじめご了承ください。
賞 | 制作者 | 作品名 |
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会長賞 |
横倉 大知 | キャンプテーブル |
アイデア賞 |
青島 睦実 | よく見えるじょうぎ |
アイデア賞 |
小沼 沙綺 | 目が悪くならなくなるそうち |
指導員賞 |
新井 梅乃 | わたしだけのぼうしかけ |
指導員賞 |
冨岡 遙奈 |
スーパーヌリヌリ |
指導員賞 |
増子 みゆ | お家を守る君 |
指導員賞 |
森田 愛 | かたづけやさん |
賞 | 制作者 | 作品名 | 賞 | 制作者 | 作品名 |
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努力賞 | 大内 隼佑 | 四かく型おそうじロボット | 努力賞 | 川嶋 千智 | チェックもようのいどうフック |
努力賞 | 関根 葵 | 葵の剣 | 努力賞 | 幡谷 佑真 | かぎかけのお家 |
努力賞 | 綿引 義倖 | 木のスライド式本だな | 努力賞 | 岩松 恒 | 本かけ |
努力賞 | 會澤 琴心 | お家型の小物入れ | 努力賞 | 黒沢 蒼真 | けいしゃ台 |
努力賞 | 小林 凛々 |
くり返し使えるねこちゃんちょ金箱 |
努力賞 | 原田 葵 | はし |
努力賞 | 藤本 怜生 | 刀 | 努力賞 | 宮田 しほ | つくえ |
努力賞 | 新井 麦穂 | 予定表をれいぞうこへ | 努力賞 | 久米 樹 | ピンポンとばし |
努力賞 | 佐藤 陽一郎 | スーパーリュック | 努力賞 | 橋本 武虎 | にもつかけ2 |
努力賞 | 廣岡 瑞樹 | 森のビーダマコースター | 努力賞 | 小泉 拓真 | うしろがぬれにくいかさ |
努力賞 | 鈴木 愛 | リバーシブル撮影台 | 努力賞 | 冨岡 悠太郎 | 万能センサー |
2月18日(日曜日)に,科学体験教室(ウォーターロケット制作)を行いました。少年自然の家の中川義通さんを講師として招きました。ペットボトル(炭酸飲料500ミリリットルを3本)を用いて,ロケットを制作し,少年自然の家のグラウンドで打ち上げを行いました。打ち上げが成功すると,拍手や歓声が上がりました。
11月25日(土曜日)に,施設見学を行いました。今年度は,日立市にある日立シビックセンターに行きました。こどもたちは,館内にある様々な科学体験ブースを周ったり,プラネタリウムを鑑賞したりと終始楽しそうに活動していました。
10月7日(土曜日),28日(土曜日)に,未来の科学の夢絵画展に提出する絵画作品の制作を行いました。講師の先生の指導の下,思い思いの未来の科学の夢を描いていました。
10月21日(土曜日)に親子工作(木工作)を実施しました。今年度は,杉材や合板を用いて,「三角本立て兼スマホ音声拡大箱」の制作を親子で行いました。この工作の中で,のこぎりや金づちの使い方を学びました。
7月~9月のアイデア工作の様子です。各自アイデアノートに設計図を書き,その設計図をもとに作品の制作を進めていきました。今年度も木工作に挑戦する参加者が多く,指導員にのこぎりなどの使い方を教わりながら,制作に取り組んでいました。
7月1日(土曜日)からアイデア工作が始まりました。アイデアノートに,自分の制作したい作品のアイデアを書き込み,細かい設計図を作成していきました。また,作品制作に必要な材料等の確認を行いました。
6月24日(土曜日)に基礎工作(紙工作)を行いました。内容は、画用紙や段ボール,紙コップ等を用いて,自分の思い描く様々な形を表現する活動を行いました。参加者各自が「こういうものを作ろう」と思い描きながら,はさみやカッターを用いて画用紙や段ボールを切ったり,紙コップや紙皿などをつなげたりという工夫をして工作を行っていました。
6月3日(土曜日)に基礎工作(電子工作)を行いました。内容は、パソコンとロボットを用いて、プログラミングの学習を行うものでした。パソコン内のソフトにプログラムを入れ、ロボットにいろいろな動作(LEDを光らせる、直進するなど)をさせました。自分がプログラムさせた通りにロボットが動くと、嬉しそうにしていました。
開始式後に,『親子工作(基礎工作:木工作【竹】)』を行いました。内容は、竹と布やすりを用いて、親子で竹とんぼを作るといったものでした。竹とんぼの厚さをミリ単位で調整することが難しかったようで、苦戦していましたが、試行錯誤しながら頑張って取り組んでいました。また,親子で作ることでふれあいを深めながら工作の楽しさを学びました。
5月14日(日曜日)に,水戸市少年自然の家で開始式を開催しました。水戸市内小中学生40名が水戸少年少女発明クラブのクラブ員となりました。
(敬称略)
法人・団体・個人名 |
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茨城県信用組合 |
株式会社日東 |
税理士法人Aoi |
株式会社菊正塗装店 |
水戸青年会議所 |
株式会社吉田石油 |
株式会社ユードム |
茨城トヨペット株式会社 |
ウルノ商事株式会社 |
令和6年2月時点
本クラブは,次代をリードする子どもたちに,発明工夫に関する興味や関心を追及する場を提供し,創作活動をとおして創造性豊かな人間を育てることを目的として,昭和57年5月から活動しております。
その活動は,基本的な材料や道具の使い方等を学ぶ「基礎工作」,各自が思い描いたアイデアを形にする「アイデア工作」など多岐にわたっており,その制作のためには,道具の確保,材料調達が不可欠となります。
つきましては,子どもたちの豊かな発想と創造性を伸ばすため,本クラブの趣旨に御賛同いただき,御支援を賜りますようお願い申し上げます。
・協賛金(1口) 5,000円
水戸少年少女発明クラブ事務局(教育委員会事務局教育部生涯学習課青少年育成係)
住所:〒310-8610 水戸市中央1-4-1 水戸市役所本庁舎3階
電話番号:029-306-8692
Fax:029-306-8693
メール:seisyounen@city.mito.lg.jp