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地域医療を守るために私たちにできること

ページID:0085797 更新日:2024年10月25日更新 印刷ページ表示

「地域医療」は、私たちの生命や健康を守るために、必要不可欠な社会資源の一つであり、多くの医療従事者や関係者によって支えられています。
そんな「地域医療」を将来にわたって維持していくためには、医療を受ける立場である私たちが,正しく医療を受けることや医療を通じた社会貢献など、地域医療を支える取組を一つ一つ積み重ねていくことが大切です。

市民のみなさん一人ひとりの地域医療を支える取組へのご協力をお願いいたします。

【地域医療を支える取組】

  1. かかりつけ医をもって、適正な受診を心がけよう
  2. 急な病気やケガで、不安なときは相談しよう
  3. 『命をつなぐボランティア』へ参加してみよう

1.かかりつけ医をもって、適正受診を心がけよう

私たちの生命や健康を守ってくれている病院や診療所では、各施設の設備や規模などに応じた役割分担があり、それぞれが協力しながら、地域全体の医療を支えています。
例えば、大きな病院では、救急患者や高度・専門的な治療を要する患者さんの対応をしたり、かかりつけ医などの診療所(クリニック)では、日常的な病気やけがの治療をするなど、役割分担がされています。

症状や時間帯に合わせて、適正に医療機関を受診することを心がけましょう。

適正受診のポイント

  1. 症状にあった医療機関を受診しよう
    日常的な病気やけがであれば、「かかりつけ医」などの身近な診療所(クリニック)を受診することを心がけましょう。大きな病院を受診するより、待ち時間が短く済んだり、自己負担が少なくなる場合があります。
    ※「紹介状なし」で大きな病院を受診すると、選定療養費(詳しくは「厚生労働省ホームページ」<外部リンク>をご覧ください。)として特別な料金が発生する場合があります。
  2. できる限り平日や日中に受診しよう
    休日や夜間に受診すると、追加で費用がかかるほか、日中とは異なり、人員体制などが限られているため、検査などが十分にできないこともあります。
  3. かかりつけ医をもとう
    日ごろの健康状態をよく知っている「かかりつけ医」をもつことで、気になる症状を気軽に相談できたり、既往歴や服薬の状況を踏まえて診察してもらうことができ、病気の早期発見・早期治療などにつながります。また、専門的な治療や検査が必要な時は、「かかりつけ医」からの紹介状で、大きな病院での専門的な治療や検査を受けることができます。
    「かかりつけ医」について、詳しくは「上手な医療のかかり方.jp(厚生労働省)」<外部リンク>をご覧ください。

医療機関の役割分担と適正受診のためのポイント

2.急な病気やケガで、不安なときは相談しよう

適正受診を心がけたいと思っていても、急な発熱やケガをしてしまったとき、「緊急性はあるのか」や「どのような医療機関を受診するべきなのか」などを判断することは、簡単ではありません。

いざというときに、「熱はあるけど、病院に行った方がいいのかな?」、「こどもの具合が急に悪くなった。どこの病院に行けばいいの?」など、判断に迷ったり、不安になることは誰にでもあることです。
そんなときには、救急電話相談や専門のアプリやサイトなどで確認することができますので、状況などに合わせて活用してください。

また、いざというときに備えて、休日や夜間の診療体制などを事前に確認しておくとより安心です。
詳しくは、「休日や夜間の病気やケガ(水戸市ホームページ)」をご覧ください。

救急搬送件数は、近年増加傾向にあります。真に救急医療を必要とする緊急性の高い方のもとに医療を提供できるよう、救急車の適正利用について、ご協力をお願いいたします。

電話で相談したい

受診可能な医療機関のご案内、急な病気に関するご相談を24時間365日受け付けています。

#8000  #7119

  • 子ども救急電話相談(15歳未満):#8000(プッシュ回線の固定電話や携帯電話)
  • おとな救急電話相談(15歳以上):#7119(プッシュ回線の固定電話や携帯電話)

※上記でつながらない場合や、プッシュ回線の固定電話や携帯電話以外の場合は、子ども、おとなに関わらず、050-5445-2856

アプリやサイトで確認したい

医師等の監修のもと国や県が運営するアプリやサイトで、症状などをもとに緊急性や対応方法を確認することができます。
また、「普段からの備え」として活用することで、いざというときに慌てずに対応することにもつながります。

【茨城県からのお知らせ】救急搬送における選定療養費の徴収について

茨城県が策定するガイドラインにより、令和6年12月2日(月曜日)から、救急車を呼んだ時の緊急性が認められない場合は、対象となる大病院において選定療養費が徴収されます。
詳細は、茨城県のホームページ<外部リンク>をご覧いただくか,茨城県医療政策課(029-301-2689)へお問い合わせください。

また、この仕組みは、救急搬送に対する利用料の徴収ではなく、いわゆる救急車の有料化ではありません

3.『命をつなぐボランティア』へ参加してみよう

「地域医療」を支えるためには、「かかりつけ医」をもったり、電話相談などを利用したりしながら、症状や時間帯に合わせて、適正に医療機関を受診することはとても重要なことです。
そして、「献血」や「骨髄バンクへの登録」など、健康なうちにできる、地域医療を支える取組もありますので、ぜひ、ご協力をお願いいたします。

献血へのご協力をお願いします。

献血は無償で血液を提供するボランティアです。
献血によりいただいた血液から、輸血用血液製剤や血しょう分画製剤がつくられ、病気やけがをしている患者さんの治療に役立っています。血液は人工的につくることができず、また、長い期間保存することもできません。そのため、輸血に必要な血液を十分に確保しておくためには、絶えず誰かの血液が必要となります。安全な血液製剤を患者さんにお届けするため、多くの皆さまのご協力をお願いいたします。

詳しくは、「命をつなぐボランティア」 ~献血にご協力ください~をご覧ください。

骨髄バンクへの登録にご協力をお願いします。

​毎年数万人の方が、白血病などの重い血液の病気と診断され、そのうち約2000人の方が骨髄バンクドナーからの移植を望んでいます。
移植には患者さんとドナーの方の白血球の型が適合することが必要ですが、その確率は数百から数万分の1であることなどから、移植を待つ患者さんのうち、実際に移植を受けられる患者さんは、半数程度にとどまっているのが実情です。
より多くの患者さんの命をつなぐため、多くの皆さまのご協力をお願いいたします。

骨髄ドナー登録の方法など、詳しくは「公益社団法人日本骨髄バンクホームページ」<外部リンク>をご覧ください。
また、水戸市では、骨髄等を提供した方(ドナー)への補助事業を行っています。補助事業の詳細は、水戸市ホームページの「骨髄等移植ドナー補助事業」をご覧ください。