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弘道館・水戸城跡周辺地区が令和5年度都市景観大賞の都市空間部門特別賞を受賞しました

ページID:0051319 更新日:2023年6月2日更新 印刷ページ表示

弘道館・水戸城跡周辺地区が令和5年度都市景観大賞の都市空間部門特別賞を受賞しました

令和5年度都市景観大賞の都市空間部門において,弘道館・水戸城跡周辺地区が特別賞(「都市景観の日」実行委員会 会長賞)を受賞しました!

令和5年度都市景観大賞受賞概要 [PDFファイル/3.45MB]

 

受賞内容

【所在地】 茨城県水戸市

【地区面積】約51ヘクタール

【応募者】 水戸市,水戸市教育委員会

【地区概要】

 当地区は,JR水戸駅北口に直結する位置にある。江戸時代は御三家水戸藩35万石の居城である水戸城が広がり,その一角には日本最大級の藩校である弘道館が存在していた。しかし,戦災等により歴史的建造物の大半が解体・焼失し,歴史的景観が失われてしまっていた。
 こうした中,市は住民・事業者・行政による協働のもと,弘道館・水戸城跡周辺地区の景観形成や歴史まちづくり関連の事業を進め,歴史的景観の再生に取り組んできた。
 水戸城ゆかりの文化財をはじめとする歴史的資源が豊富な当地区は,「弘道館・水戸城跡周辺地区の歴史まちづくり基本構想」に基づく道路整備事業及び既設電線類の地中化整備事業や,地域による自主的な募金運動により機運が高まり実現した水戸城大手門二の丸角櫓・土塀復元整備事業,さらに景観の保全と向上に資するための都市景観重点地区及び屋外広告物特別規制地区の指定を行い,歴史性を意識した景観づくりに配慮し,将来にわたって保全するとともに地区の魅力をより高めているところである。
 往時の姿で復元された水戸城大手門,二の丸角櫓及び土塀が当地区の歴史的景観の核となり,重層的な歴史景観の再生とともに,地区内の他の歴史的資源へ誘導する新たな観光ルートの創出と市民のまちへの誇りの醸成にも寄与している。
二の丸角櫓
水戸城二の丸角櫓・土塀(2021年6月復元整備完了)

大手門
水戸城大手門(2020年2月復元整備完了)

審査員からは,

○市民の協力の下、面的な全体計画を立案、「象徴となる歴史的資源」を忠実に復元するとともに着実に周辺整備を行って城址の雰囲気を地区として醸成しており、「歴史まちづくり」の優れた事例

といった点が評価され,特別賞の受賞となりました。

都市景観大賞とは

都市景観大賞(主催:都市景観の日実行委員会)は、良好な景観の形成に資する普及啓発活動の一環として、平成3年度より毎年度実施されている表彰制度です。

都市空間部門は,街路・公園・水辺・緑地等のパブリックスペースと建物等が一体となって良質で優れた都市景観が形成され、それを市民が十分に活用することによって、地域の活性化が図られている地区が対象です。

 

参考:国土交通省ホームページ<外部リンク>

参考:都市景観の日実行委員会 都市づくりパブリックデザインセンターホームページ<外部リンク>

 

弘道館・水戸城跡周辺地区内関連事業の受賞履歴

 

賞(主催者)

受賞対象(受賞者)

H26

うるおいのあるまちづくり顕彰事業

まちづくりグリーンリボン賞(茨城県)

第二中学校周辺整備事業(水戸市,(株)パル綜合設計)
二中前白壁塀二の丸展示館

H27

まちづくり月間まちづくり功労者

国土交通大臣表彰(国土交通省)

第二中学校周辺整備事業(水戸市)

H29

うるおいのあるまちづくり顕彰事業

まちづくりグッドサイン賞(茨城県)

東京電力地上機器を利用した案内看板整備(水戸市)
地上機器の古地図表示

R3

チャレンジいばらきまちづくり表彰

優秀賞<土木部長表彰>(茨城県)

水戸城大手門・二の丸角櫓・土塀復元整備事業(水戸市)

R5

都市景観大賞

 特別賞<「都市景観の日」実行委員会 会長賞>(国土交通省)

弘道館・水戸城跡周辺地区(水戸市,水戸市教育委員会)

 

 

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