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ブロック塀の適切な管理に努めましょう
過去に発生した大地震では,ブロック塀の倒壊等多数の被害を受けました。
避難路や通学路等多数の人が通行する道路に面するブロック塀については,倒壊による被害が拡大するので注意が必要です。
建築基準法では,維持保全の不十分さによる不都合が生じないようにするため,建築物の所有者,管理者又は占有者に対して,その建築物の敷地,構造及び建築設備を常時適法な状態に維持するよう努力義務を課しています。
ブロック塀は所有者の責任において管理することが基本です。
倒壊を未然に防止するために安全点検を行いましょう。
また,安全点検の結果,危険性が確認された場合には,付近通行者への速やかな注意表示及び補修,撤去等の必要な措置を講じてください。
ブロック塀の点検のチェックポイント(国土交通省ホームページより)
- 塀は高すぎないか
- 塀の高さは地盤から2.2メートル以下か。
- 塀の厚さは十分か
- 塀の厚さは10センチメートル以上か。(塀の高さが2メートル超2.2メートル以下の場合は15センチメートル以上)
- 控え壁はあるか(塀の高さが1.2メートル超の場合)
- 塀の長さ3.4メートル以下ごとに,塀の高さの5分の1以上突出した控え壁があるか。
- 基礎があるか
- コンクリートの基礎があるか。
- 塀は健全か
- 塀に傾き,ひび割れはないか。
<専門家に相談しましょう>
- 塀に傾き,ひび割れはないか。
- 塀に鉄筋は入っているか
- 塀の中に直径9ミリメートル以上の鉄筋が,縦横とも80センチメートル間隔以下で配筋されており,縦筋は壁頂部および基礎の横筋に,横筋は縦筋にそれぞれかぎ掛けされているか。
- 基礎の根入れ深さは30センチメートル以上か。(塀の高さが1.2メートル超の場合)
塀の構造・耐久性・転倒防止対策について
社団法人全国建築コンクリートブロック工業会 ブロック大辞典<外部リンク>
塀の安全点検について
問いかけられる自己責任「あんしんなブロック塀をめざして」<外部リンク>
関連情報
危険なブロック塀等の撤去費用を補助します(建築指導課)
生垣設置奨励補助について(公園緑地課)
ご不明な点がございましたら,下記連絡先までお問い合わせください。