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「こどもの発熱」など感染症が大流行しています
「こどもの発熱」など感染症が大流行しています
令和5年5月頃から、子どもの夏かぜやRSウイルス感染症などが大流行しています。
お子さんの急な発熱は、保護者の方も不安や心配を抱えてしまいます。月齢や症状に合わせて、正しく対応できるように、茨城県立こども病院からのお知らせを参考にしてください。
茨城県立こども病院からのお知らせ
お子さんの夏かぜやRSウイルス感染症などの流行により、茨城県立こども病院にもたくさんのお子さんが受診しており、特に夜間は「数時間待ち」になることもあります。
長い待ち時間は、お子さんの負担になってしまう場合も考えられますので、月齢や症状にあわせて、「家庭でしばらく様子を見る(ホームケア)」、「救急外来を受診する」の使い分けをお願いします。
家庭でしばらく様子を見ても大丈夫なとき(ホームケア)
熱があっても、次のような場合は、救急外来を受診する必要はありません。
涼しい部屋で、お子さんの好みの飲み物やOS-1ゼリーなどを与えながら、家庭でみても大丈夫です。
ただし、症状が改善しないときには、翌朝、通常の診療時間にかかりつけ医を受診してください。
- 水分や食事がとれている
- おしっこの回数は減っていない
- 熱があっても遊ぼうとする
- 機嫌は悪くなく、あやせば笑う
- 発熱以外の重い症状がない
早めに救急外来を受診した方が良いとき
次のような場合は、救急外来を受診しましょう。
- 生後3か月未満の赤ちゃんに38℃以上の熱がある
- 水分を受けつけない。おしっこが半日くらい出ないなどの脱水症状がある
- 呼吸の様子がおかしい(不規則、胸がベコベコ凹む、鼻の穴がヒクヒクする)
- 嘔吐や下痢を繰り返し、ぐったりしている
- はじめてけいれんをおこした。またはけいれんを繰り返す
- 機嫌が悪く、あやしても笑わない
- 昼間に眠ってばかりいる(呼びかけてもすぐ眠ってしまう)
- 昼間に遊ぼうとしないで、ごろごろしている
- 激しく泣き、あやしても泣きやまない
- いつもの夜泣きと違う
- 夜も眠らず機嫌が悪い
判断に迷ったときは・・・
「茨城県小児救急医療啓発サイト こどもの救急手引き」
救急外来の目安として「茨城県小児救急医療啓発サイト こどもの救急手引き<外部リンク>」をご参照いただき、家庭でのホームケアもご検討ください。
茨城子ども救急電話相談(#8000)
受診可能な医療機関のご案内、急な病気に関するご相談を24時間365日受け付けています(歯科を除く。)。
- 子ども救急電話相談(15歳未満):#8000(プッシュ回線の固定電話や携帯電話。すべての電話からは,050-5445-2856)