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病気になった時、けがをした時、私たちは当然のように病院で診療を受けることができると思っています。これは、「救急医療」と言って、休日や夜間などに急な病気やけがをした方を診療するための体制が整備されているからなのです。
救急医療体制は症状や緊急度に応じて、初期・二次・三次の3つに分かれています。比較的軽症な救急患者を診療する初期(一次)救急として、市町村が医師会等の協力を得て、休日夜間診療所を設置しています。この診療所、実は昼間通常診療を行った医師たちにより支えられていることを知っていますか。診療所を担当する医師たちは、昼間と夜間の診療を受け持ち、場合によっては夜中までの勤務となることもあり、翌日も通常業務となる医師への負担がさらに大きくなっています。このように、休日夜間診療所は医療従事者の献身的な努力によって支えられているのです。
「かかりつけ医」なら普段の体調や病歴などを把握した上で、適切な診断や治療をしてもらえます。
休日夜間急患センターはあくまでも休日や夜間の「急病患者」を診療するためのものです。かかりつけ医などの通常の診療時間は、外来の患者さんを診るために必要な医療スタッフも十分にそろっていますので、診療時間内に受診しましょう。
平日の診療時間内に受診することができないか、もう一度よく考えてみましょう。
しかし、夜間や休日の急な発熱やケガなどで、病院に行くべきかどうか迷うことがあるかと思います。そのような時は、下記をご利用ください。
茨城おとな救急電話相談 |
受診可能な医療機関のご案内、急な病気に関するご相談を24時間365日受け付けています。 |
プッシュ回線の固定電話、 |
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茨城子ども救急電話相談 |
受診可能な医療機関のご案内、お子さんの急な病気に関するご相談を24時間365日受け付けています。 |
プッシュ回線の固定電話、 |
ウェブサイト「こどもの救急」 |
症状に合わせた対処法のほか、家庭内で起こりやすい事故を防ぐためのポイントなどを掲載しています。 |
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全国版救急受診アプリQ助 |
該当する症状を画面上で選択していくと、緊急度や対応が表示されます。さらに、119番通報、医療機関の検索や受診手段の検索など様々な機能があります。「Q助」で検索するとアプリの取得等ができます。 |