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語り部である小菅次男さんから戦争のお話を聞いたメイビーブルー,大丈夫。,今西太一さんら3バンドが,それぞれの想いをこめてオリジナル曲を演奏しました。
演奏後には出演者同士の対談があり,バンドメンバーからは,音楽を通して戦争と平和について真剣に向き合えたことが自分たちの成長につながったと,小菅さんへ感謝の気持ちを伝えました。
オーストラリアで起こった“史上最大”の日本人捕虜集団脱走の知られざる歴史をひも解くドキュメンタリー映画。
実際に日本人捕虜として現地にいた方々が涙ながらに語る話から,当時の心情を知ることができました。
「わたしたちの平和」作文コンクール最優秀賞を受賞した水戸市立常磐小学校6年の菊池七愛さんと茨城大学教育学部附属中学校3年の島田和子さんが作文を朗読しました。
今生きている幸せや水戸空襲があった当時の様子を調べ感じたこと,これから自分たちに何ができるかを訴える姿に,来場者の中には頷きながら聞き入っている姿も多くみられました。
作文に朗読と合わせてオルガニスト・浅井寛子さんのパイプオルガンによる演奏も行われました。「祈り」という楽曲から始まり,平和への願いを込めた素敵な音色がエントランスホールに響き渡りました。
高校生がそれぞれ自分たちで考えた方法で戦争体験を伝えることに挑戦しました。
イベントに参加した理由等の質問が参加者からあり,高校生が自身の言葉で平和への思いを語っていました。
昭和20年8月2日の午前0時31分から2時16分までの間,水戸の街はアメリカ軍の空襲を受けました。
この空襲により,市街地のほとんどは焦土と化し,死者の数は300人を上回りました。
そんな水戸空襲の様子や戦争とはどういうものなのか,赤裸々に当時の様子を聞くことができました。
【8月2日(火) 語り部 : 小菅 次男さん,柏 俊子さん】
【8月15日(月) 語り部 : 檜山 正義さん,篠原 吉宗さん】
照明や音響が入る中,舞台上での「水戸空襲戦災誌」の朗読はとても迫力があり,戦争の悲惨さや平和の尊さが心に響く朗読会でした。