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加藤市長は庶民のために造られた郷学(校)のうち、わが国を代表する国指定特別史跡閑谷学校を訪問し、西岡市長と今後の世界遺産登録に向けた取組について意見交換を行いました。その席上、加藤市長は西岡市長に対し、「近世日本の学問・教育遺産群」の構成資産として私塾を加えることは必要であり、わが国を代表する私塾、咸宜園(かんぎえん)(大分県日田市)を新たな連携資産として加えることを提案したところ、西岡市長は、「県や文化庁など関係機関が認めるならばぜひ加えたい。」との考えを示されました。その後、西岡市長らの案内で、閑谷学校を視察しました。
加藤市長が大分県日田市を訪問し、「『近世日本の学問・教育遺産群』の構成資産として、咸宜園を加えたい。日田市の皆さんと世界遺産の登録に向けて頑張っていきたい。」と連携を要請しました。これに対し、佐藤日田市長は「市民にとって元気の出る話で、まちの元気にもつながる。」と快諾されました。
加藤市長は、大豆生田市長と水戸市役所内で、今後の世界遺産登録に向けた取組について意見交換を行いました。その席上、加藤市長は大豆生田市長に対し、備前、日田両市長との意見交換の内容を説明のうえ,咸宜園を連携資産として新たに加え、4市で取り組みたいと提案しました。
これに対し、大豆生田市長は「可能性が高まるのならば、異論はない。」との考えを示されました。
その後、加藤市長の案内で大豆生田市長は弘道館を視察されました。今後、「近世日本の学問・教育遺産群」の世界遺産登録に向け、4市連携による学術的調査・研究の進め方など、事務レベルの協議で進めていきます。
水戸市の世界遺産登録検討専門委員と、水戸市の文化遺産調査専門委員との合同会議を開催しました。2月27日に行われる世界遺産シンポジウムと、来年度の事業計画(案)について、幅広い視点から審議が行われました。