本文
水戸市自殺対策計画(第2次)
計画策定の趣旨
人との関わり合いや雇用形態をはじめとしたコロナ禍における様々な社会経済情勢や自殺をめぐる諸情勢の変化、市民意向、SDGsの理念等を踏まえ、誰も自殺に追い込まれることのない社会を目指し、本計画を策定するものです。
計画期間
2024(令和6)年度から2028(令和10)年度までの5年間
目指す姿
世界保健機関(WHO)が「自殺は、その多くが防ぐことのできる社会的な問題」であると明言しているように、自殺は社会の努力で避けることのできる死であるということが、世界の共通認識となっています。
この共通認識の下、自殺対策は、生きることの包括的な支援として、市民一人一人がかけがえのない個人として尊重されるとともに、地域において共に支えあい、生きる力を基礎として生きがいや希望をもって暮らすことができるよう、「生きることの阻害要因(過労、生活困窮、育児や介護疲れ、いじめや孤立等の自殺のリスク要因)」を減らす取組に加えて、「生きることの促進要因(自己肯定感、信頼できる人間関係、危機回避能力等の自殺に対する保護要因)」を増やす取組を推進していくものとして、目指す姿を次のように定めます。
「誰もが命の大切さを実感できる支えあうまち・水戸」
基本方針
- 生きることの包括的な支援
- 地域におけるネットワークの強化
- 対応の段階等に応じた効果的な対策の推進
- 自殺対策を支える人材の育成と相談支援体制の強化
- 普及・啓発の推進
計画のデータ
水戸市自殺対策計画(第2次) [PDFファイル/1.23MB]