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野生動物情報 | 水戸市ホームページ
野生動物とのかかわり
野生動物は人里離れた山や森の中だけでなく、私たちの生活に身近な場所にも生息しています。
これらの野生動物には、野山や市街地周辺で普通に見られるもの、生息環境の悪化等により数を減らしているもの(希少動物)、逆に数が急激に増えたことで人の生活に被害をもたらすもの(有害鳥獣)などがあります。
環境の保全という視点からは、野生動物と私たちが共存できる環境をつくり、維持していくことが重要です。
野生動物を見かけたら
野生動物も私たちと同じ環境で生きていますが、共存のためには、適度に距離を保ちつつ、互いの領域を守るということが基本です。
人が近づくと驚いて威嚇や反撃をしてくることがありますので、野生動物を見かけても、不用意に近づいたり、捕まえようとしないでください。
エサをあげないで
野生動物へのエサやりは、動物が自然の中で生きる本能を奪うことにもなります。さらに、エサやりにより特定の動物だけが増えてしまうと自然界のバランスをくずしてしまいます。
カラスやハトなどは、人からエサをもらうことで人を恐れなくなるとともに数を増やし、市街地に住み着くようになったことで、人とのトラブルも増えてしまっています。
また、河川や湖沼でのエサやりは水質悪化の一因にもなるため、野生動物へのエサやりは控えるようにお願いします。
野生動物についてのよくある質問
よくある質問Q&Aのページに移動します。
- 動物の死骸を見つけたのですが、どこに連絡したらいいでしょうか。
- ハトがベランダに巣を作りました。どうしたらよいでしょうか。
- 鳥のヒナが巣から落ちているので、救護してもらえませんか。
- けがをした野生動物がいますが、どこに連絡したらいいでしょうか。
- カラスが威嚇をしてくるのですが、どんな対策がありますか。
- ハクビシンが屋根裏に住み着いたので、市で対処してもらえませんか。
- カラスが多いので駆除をしてもらえませんか。
野生動物の捕獲について
野生動物をむやみに捕獲すること(殺傷、鳥類の卵の採取も含む)は鳥獣保護法によって禁止されています。
ただし、野生動物による農業や生活環境への被害があり、防除や追い払い等の対策を行っても被害を防ぐことができない場合には、許可を受けて捕獲を行うことができます。
捕獲のできる動物及び許可申請については、一定の条件がありますので、水戸市環境保全課までご相談ください。