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水戸市DV対策基本計画(第3次) ・水戸市困難な問題を抱える女性支援基本計画
水戸市DV対策基本計画(第3次) ・水戸市困難な問題を抱える女性支援基本計画
計画策定の趣旨
配偶者や交際相手からの暴力(以下「DV」という。)は、犯罪となる行為をも含む重大な人権侵害です。DV被害者は女性に多い傾向にありますが、性別を問わずに起こりえます。
また、日常生活または社会生活を営むに当たり、女性は、DVを含む様々な困難な問題に直面することが多く、その問題は近年、複雑・多様化、かつ複合化しています。国においては、困難な問題を抱える女性の福祉の増進を図るため、「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」を制定し、市町村は、困難な問題を抱える女性への支援のための施策の実施に関する基本的な計画を策定することになりました(努力義務)。
本市では、DVの防止や被害者支援、困難な問題を抱える女性の福祉の増進や自立等、政策的に関連の深いこれらの施策を一体的に推進するため、「水戸市DV対策基本計画(第3次)・水戸市困難な問題を抱える女性支援基本計画」を策定するものとします。
計画期間
2026(令和8)年度から2028(令和10)年度までの3年間
計画の対象
・DV防止法における配偶者及び生活の本拠を共にしない交際相手(以下「配偶者等」という。)から暴力を受けている者 ※対象者の性別は問いません
・性的な被害、家庭の状況、地域社会との関係性その他の様々な事情により、日常生活または社会生活を円滑に営む上で困難な問題を抱える女性(そのおそれのある女性を含む。)
なお、DV被害者や困難な問題を抱える女性のこどもについても、心的外傷へのケアや相談支援等が必要となる場合があることから計画の対象とします。

目指す姿
市民が安全に安心して暮らすためには、重大な人権侵害であるDVの根絶が求められます。また、女性であることによって起こる困難な問題を解消していくことで、女性が自立し、安心して暮らせる社会の実現につながります。
これらのことから、「『DV被害者』や『困難な問題を抱える女性』のいない すべての人が安心して暮らせるまち・水戸」を本計画の目指す姿とします。
基本方針
基本方針1 多様な相談に対応できる体制づくり
様々な立場に置かれているDV被害者や困難な問題を抱える女性からの相談に適切に対応できるよう、オンライン相談窓口の開設や対応に当たる相談員の資質の向上を通して、市配偶者暴力相談支援センターの相談機能の強化を図るとともに、県女性相談センター、児童相談所等と連携することで、相談体制の充実を図ります。
また、DV被害者や困難な問題を抱える女性への全庁的な対応能力の向上を図るため、職員研修を実施します。
基本方針2 関係機関と連携した早期発見・安全確保
DV被害者及び困難な問題を抱える女性が一人で悩むことなく早期に相談することができるよう、相談窓口の更なる周知を図ります。
また、地域での見守りのほか、医療機関等との緊密な協力体制により、潜在化しやすいDV被害者や困難な問題を抱える女性を早期に発見し、適切な支援を行います。
さらに、危険が急迫している際には警察や県女性相談センター等と連携し、緊急時における安全な避難場所を確保します。
基本方針3 一人一人に寄り添う自立に向けた切れ目のない支援
DV被害者や困難な問題を抱える女性が安全、安心な生活環境を確保し、心身ともに健康な生活が送れるよう、医療機関、民間団体等と連携しながら、各種制度の活用による自立や心身の健康回復を継続的に支援します。
また、DV等により様々な影響を受けたこどもに対し、心理的ケアを実施するなど、DV被害者や困難な問題を抱える女性のこどもが健やかに成長できるよう、支援の充実を図ります。
基本方針4 個人の尊厳を尊重しあう意識の啓発
DVは、犯罪行為をも含む重大な人権侵害であるという認識が世代や性別を問わず共有されるよう、DV防止と人権尊重に関する意識啓発を推進します。特に、DVの防止には、若年層に対し、配偶者や交際相手からの暴力の問題について考える機会を積極的に提供することが有用であることから、教育機関等と連携した人権教育に取り組みます。
あわせて、困難な問題を抱える女性に対しては、自己がかけがえのない個人であり、問題に直面した場合にはその解決に向けた支援を受けることができるという意識の醸成を図ります。

重点推進施策
重点推進施策1 相談体制の充実と機能強化
身近な相談窓口である市配偶者暴力相談支援センターにおいて、支援に関する情報提供や緊急時における安全の確保に取り組むなど、運営強化を図るとともに、DV被害者や困難な問題を抱える女性がより一層相談しやすくなるよう、オンライン相談を導入します。
また、DV被害者や困難な問題を抱える女性の立場に寄り添った支援を行うことができるよう、女性相談支援員等の資質の向上を図ります。
重点推進施策2 支援が必要なこどもに対する連携体制の強化
DV被害者や困難な問題を抱える女性の世帯が、心身ともに健康で自立した生活を早期に送ることができるよう、公的機関やNPO法人等の支援に関わる関係団体、水戸市要保護児童及びDV対策地域協議会や新たに設置する支援調整会議の構成機関などとの連携を強化し、DV被害者や困難な問題を抱える女性と、そのこどもに対する一体的な支援の充実を図ります。
目標指標
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項目 |
基準値 2024(令和6)年度 |
目標値 2028(令和10)年度 |
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1 |
市のDV・女性相談窓口を知っている割合 |
DV相談窓口 47.6% 女性相談窓口 -% |
DV相談窓口 70% 女性相談窓口 70% |
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2 |
DV・女性相談対応件数 |
DV相談 299件(延件数) 女性相談 1,379件(延件数) |
DV相談 600件(延件数) 女性相談 2,700件(延件数) |
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3 |
DVの防止や困難な問題を抱える女性への理解促進に関する講座、広報・啓発活動の実施回数 |
20回/年 |
25回/年 |








