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たばこによる健康への影響を考えてみませんか?

ページID:0111997 更新日:2025年10月27日更新 印刷ページ表示

喫煙者本人の健康影響

喫煙はがんをはじめ、脳卒中や虚血性心疾患などの循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や結核などの呼吸器疾患、2型糖尿病、歯周病など、多くの病気と関係しており、予防できる最大の死亡原因であることがわかっています。
また、喫煙を始める年齢が若いほど、がんや循環器疾患のリスクを高めるだけでなく、総死亡率が高くなることもわかっています。

喫煙者本人と疾患等の因果関係

喫煙者本人への影響(能動喫煙)として、喫煙との関連について「科学的証拠は、因果関係を推定するのに十分である(レベル1)」と判定された疾患等は次のとおりです。

因果関係を推定する証拠が十分(確実):レベル1
出典:「喫煙と健康 喫煙の健康影響に関する検討会報告書」

受動喫煙による健康影響

喫煙者が吸っている煙だけではなくタバコから立ち昇る煙や喫煙者が吐き出す煙にも、ニコチンやタールはもちろん多くの有害物質が含まれています。
本人は喫煙しなくても身の回りのたばこの煙を吸わされてしまうことを受動喫煙と言います。
受動喫煙との関連が「確実」と判定された肺がん、虚血性心疾患、脳卒中、乳幼児突然死症候群(SIDS)の4疾患について、わが国では年間約1万5千人が受動喫煙で死亡しており健康影響は深刻です。

多くの研究の結果、現在では受動喫煙による肺がんのリスクは1.28倍(28%の上昇)、虚血性心疾患のリスクは1.3倍(30%の上昇)、脳卒中のリスクは1.24倍(24%の上昇)とされています。
さらに受動喫煙は子供の呼吸器疾患や中耳炎、乳幼児突然死症候群を引き起こすことが指摘されています。また、妊婦やその周囲の人の喫煙によって低体重児や早産のリスクが上昇します。

受動喫煙と疾患等の因果関係

受動喫煙による健康への影響として、喫煙との関連が「科学的証拠は、因果関係を推定するのに十分である(レベル1)」、「証拠は因果関係を示唆(可能性あり)(レベル2)」と判定された疾患等は次のとおりです。

受動喫煙による健康影響
​出典:「喫煙と健康 喫煙の健康影響に関する検討会報告書」

受動喫煙はマナーからルールへ

「健康増進法の一部を改正する法律」により、望まない受動喫煙をなくすための取組が「マナー」から「ルール」へと変わりました。
たばこを吸わない人、たばこを吸う人、お互いが改正法の趣旨と内容をよく理解し、「望まない受動喫煙」をなくしましょう。

受動喫煙防止のルールを守りましょう

なくそう!望まない受動喫煙。<外部リンク>

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健康診査やがん検診等は、自分の身体や日頃の生活習慣と向き合う機会となり、定期的に受けることがとても大切です。
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関連情報

厚生労働省 健康日本21アクション支援システム ~健康づくりサポートネット~<外部リンク>